訃報(2018年3月3日):英国の一代貴族(保守党)/スチュワートビー男爵イアン・スチュワート閣下が卒去(1935~2018)

 2018年3月3日、英国の一代貴族(保守党)のスチュワートビー男爵イアン・スチュワート閣下(Ian Stewart, Baron Stewartby : The Right Honourable The Lord Stewartby PC, FSA, FRSE, FBA : スチュワートビー卿)が卒去したようです。
 1935年8月10日生まれの82歳。

 保守党の庶民院議員としてサッチャー政権で複数の閣外大臣を経験。

 

 (英語)STEWARTBY, Lord – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

訃報(2018年2月25日):“サー”・ジョナサン・ノース準男爵(第2代)、卒去(1931~2018)第8代ギルフォード伯爵の孫

 2018年2月25日、“サー”・ジョナサン・ノース準男爵(Sir Jonathan North, 2nd Baronet)が卒去した模様です。
 1931年2月6日生まれの87歳。
 卒去に伴い、子息の“サー”・ジェレミー・ノースSir Jeremy North, 3rd Baronet)が第3代準男爵となっているものと思われます。

 初代準男爵“サー”・ウィリアム・ヒッキングSir William Hicking, 1st Baronet)は1917年に連合王国準男爵に叙されていますが、息子がいなかったため、こちらの準男爵位はその死をもって消滅。
 1920年にも準男爵に叙されていますが、こちらが娘の子供に継承を許す特殊なリメインダーとなっており、その結果、娘のジョージアナ・ノース閣下(ジョージアナ・ヒッキングGeorgiana Hicking)とその夫のジョン・ノース閣下(The Honourable John North)の息子である“サー”・ジョナサン・ノースが準男爵位を継承したようです。
 また、ジョン・ノース閣下は、第8代ギルフォード伯爵フレデリック・ノース閣下の次男です。

 

 (英語)NORTH – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

誕生(2018年2月22日?):ハノーファー王女エリザベト殿下(?)、正式発表はまだながらも写真が出ています

 正式発表はまだながらも、ハノーファー王世子エルンスト・アウグスト殿下(Prince Ernst August of Hanover : His Royal Highness The Hereditary Prince of Hanover : エルンスト・アウグスト・エルププリンツ・フォン・ハノーファーErnst August Erbprinz von Hannover)とハノーファー王世子妃エカテリナ殿下(Ekaterina : Her Royal Highness The Hereditary Princess of Hanover : エカテリナ・プリンツェッシン・フォン・ハノーファーEkaterina Prinzessin von Hannover)の間の第一子・長女となる王女が誕生し、写真が報道されています。
 名前は片隅に書かれているだけですがエリザベトElisabeth)となっています。
 正しい情報であれば、すなわち、ハノーファー王女/ブラウンシュヴァイク=リューネブルク公女/グレートブリテン及びアイルランド王女エリザベト殿下(Her Royal Highness Princess Elisabeth of Hanover, Duchess of Brunswick-Lüneburg, Princess of Great Britain and Ireland : エリザベト・プリンツェッシン・フォン・ハノーファーElisabeth Prinzessin von Hannover)となるでしょう。

 

 (ドイツ語:写真1枚)Baby von Ekaterina und Erbprinz Ernst August von Hannover ist da – HAZ – Hannoversche Allgemeine

誕生速報(2018年2月25日):ユーゴスラビア王子【セルビア王子】、公式発表あり。キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下の祝福で聖サヴァ聖堂の鐘は49回|(2018年2月22日)ハノーファー王女、公式発表なし

 というわけで速報気味ですが、記事にしておきます。

 

追記:
 誕生(2018年2月22日?):ハノーファー王女エリザベト殿下(?)、正式発表はまだながらも写真が出ています
 誕生(2018年2月25日):ユーゴスラビア王子【セルビア王子】ステファン殿下 – 世界の王室ニュース

 

 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室の、
 ユーゴスラヴィア皇太子アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)、
 ユーゴスラヴィア皇太子妃カタリナ殿下(英語ではキャサリン皇太子妃 : Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)、
 より、アレクサンダル2世殿下の孫にあたるあらたなユーゴスラビア王子【セルビア王子】の誕生が発表されました。

 名前はまだわかりません。

 (英語:セルビア王室公式サイト)THEIR ROYAL HIGHNESSES PRINCE PHILIP AND PRINCESS DANICA WELCOME THEIR FIRST CHILD, A SON | The Royal Family of Serbia

 ユーゴスラビア王子フィリップ殿下(His Royal Highness Prince Philip of Yugoslavia / Serbia : フィリプ・カラジョルジェヴィッチFilip Karađorđević)とユーゴスラビア王子妃ダニカ殿下(Her Royal Highness Princess Danica of Yugoslavia / Serbia : ダニカ・マリンコヴィッチDanica Marinković)の第一子・長男の王子が誕生とのことです。

 キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)の祝福により、聖サヴァ大聖堂【聖サワ大聖堂】では49回もの鐘が鳴ったようです。これは王室の新たな王子の誕生を祝うための特別な措置であることはいうまでもありません。

 セルビア領域内での王子誕生は、故ユーゴスラヴィア王子トミスラヴ殿下(His Royal Highness Prince Tomislav of Yugoslavia)が1928年に誕生してから90年ぶりとのことです。


 もうひとつは懐妊の話が出ていたハノーファー王室で、2018年2月22日にハノーファー王世子エルンスト・アウグスト殿下(Prince Ernst August of Hanover : His Royal Highness The Hereditary Prince of Hanover : エルンスト・アウグスト・エルププリンツ・フォン・ハノーファーErnst August Erbprinz von Hannover)とハノーファー王世子妃エカテリナ殿下(Ekaterina : Her Royal Highness The Hereditary Princess of Hanover : エカテリナ・プリンツェッシン・フォン・ハノーファーEkaterina Prinzessin von Hannover)の間の第一子・長女となる王女が誕生したとの速報です。

※公式発表はまだです。

 (ドイツ語)Ekatarina + Erbprinz Ernst August von Hannover: Hurra, das Baby ist da! | GALA.de

 

続報:
 誕生(2018年2月22日?):ハノーファー王女エリザベト殿下(?)、正式発表はまだながらも写真が出ています

訃報(2018年2月18日):ローズマリー・スティール令夫人、卒去。第7代クラレンドン伯爵の妹

 2018年2月18日、ローズマリー・スティール令夫人(Lady Rosemary Steel)が卒去した模様です。
 1935年6月29日生まれの82歳。

 父のハイド男爵ジョージ・ヴィラズGeorge Villiers, Lord Hyde【Baron Hyde】)は若くして卒去し、祖父の第6代クラレンドン伯爵ジョージ・ヴィラズ閣下(George Villiers, 6th Earl of Clarendon)の後は兄が第7代クラレンドン伯爵となっています。
 したがってローズマリー・スティール令夫人は伯爵の娘ではありませんが、1956年に伯爵の娘の格【レディー~】を与えられているようです。

 

 (英語)STEEL – Deaths Announcements – Telegraph Announcements