ガーナ共和国のアシャンティ王オトゥムフオ・オセイ・トゥトゥ2世陛下のアメリカ合衆国訪問始まる。国連の招待(2019年8月)

 2019年8月31日、ガーナ共和国のアシャンティ王オトゥムフオ・オセイ・トゥトゥ2世陛下(アシャンティ皇帝 : His Royal Majesty Otumfuo Osei Tutu II, King【Emperor】 of the Ashanti Kingdom【Empire of Ashanti】【Asantehene of Asante】, Kumasehene of Kumasi)のアメリカ合衆国訪問が始まりました。ワシントン・ダレス国際空港では、アメリカ合衆国駐箚のガーナ共和国特命全権大使バフォ・アジェバゥワ閣下(Baffour Adjei Bawuah)が出迎えた模様。また、アメリカ駐在の関係者及び首長らと会見したようです。

 今回の陛下の訪問ですが、下記記事によりますと、国連の招待で、9月13日に「General Assembly on the Culture of Peace」で演説がおこなわれるようです。日程からみると国連総会一般討論ではないようですが、これがなんなのかはよくわかりません。

 

 (英語)Asantehene Arrives in Washington DC
 (英語)Otumfuo Lands In US For UN Meeting | General News | Peacefmonline.com
 (英語・写真)Asantehene Arrives In Washington DC – PHOTOS | Social | Peacefmonline.com

 

Modern GhanaさんはTwitterを使っています: 「PHOTOS: Asantehene Arrives in the United States https://t.co/nzkmHr5Vr7」 / Twitter

 

Otumfuo Osei Tutu II, Asantehene,… – Modern Ghana Web | Facebook

 

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続報:
 ガーナ伝統的君主:アシャンティ王オトゥムフオ・オセイ・トゥトゥ2世陛下が国連総会の「High-Level Forum on the Culture of Peace – 20th Anniversary」で基調講演(2019年9月)退任する第73回国連総会議長マリア・フェルナンダ・エスピノサ・ガルセス閣下およびグテーレス国連事務総長と会見

 

訃報(2019年7月12日):ヴィンディシュ=グレーツ公女シュテファニー殿下が薨去(1939~2019)オーストリア皇太子ルドルフの子孫。ベルギー王レオポルド2世から絶対長幼制ならベルギー女王になっていたとの記事も

 2019年7月12日、ヴィンディシュ=グレーツ公女シュテファニー殿下(Her Serene Highness Princess Stephanie of Windisch-Graetz : シュテファニー・プリンツェッシン・ツー・ヴィンディシュ=グレーツStephanie Prinzessin zu Windisch-Graetz)が薨去した模様です。
 1939年7月17日生まれの79歳(1月17日生まれとの情報は誤りのようです)。

 名族ヴィンディシュ=グレーツ家の一員で、先祖にはオーストリア皇太子ルドルフ殿下やベルギー王レオポルド2世陛下がいるようです。

 

 (フランス語)Cousine d’Albert II, la princesse Stéphanie de Windisch-Graetz est décédée – La Libre

 葬儀には、ベルギー王子ロラン殿下(His Royal Highness Prince Laurent of Belgium)が参列したとのことです。
 アルベール2世の私生児であることを主張しているデルフィーヌ・ボエルDelphine Boël)も姿を見せたようです。

 

 また下記の記事では、シュテファニー殿下はベルギー王レオポルド2世陛下から継承法が絶対長幼制になっていたならベルギー女王になっていたと言及されています。

 (オランダ語)Stéphanie de Windisch-Graetz, de prinses die koningin der Be… – Het Nieuwsblad

 こういう話は言い出したらキリがありませんが……。

追記:
 継承順を書いておきますと、
 ベルギー王レオポルド2世陛下
 → 第一子・長女のベルギー王女ルイーズ殿下(1858年生まれ)
  → 第二子のザクセン=コーブルク=ゴータ公女ドロテア殿下
 → 第三子・次女のベルギー王女シュテファニー殿下がすでに薨去し(オーストリア皇太子ルドルフ殿下との子供の)オーストリア大公女エリザベート殿下(1883年生まれ)もすでに薨去しているためその第一子のヴィンディシュ=グレーツ公子フランツ殿下(1904年生まれ) → そしてその第一子が今回薨去したシュテファニー殿下となります。

 

訃報(2019年7月24日?7月25日?):ホーエンベルク公ゲオルク・フリードリヒ閣下、薨去(1929~2019)ハプスブルク家フランツ・フェルディナント大公の貴賤結婚の孫

 2019年7月24日か7月25日なのか情報がはっきりしませんが、ホーエンベルク公ゲオルク・フリードリヒ閣下(Georg Friedrich : His Highness The Duke of Hohenberg : ゲオルク・フリードリヒ・ヘルツォーク・フォン・ホーエンベルクGeorg Friedrich Herzog von Hohenbergゲオルク・フリードリヒ・ホーエンベルクGeorg Friedrich Hohenberg)が薨去したという情報が出ています。
 1929年4月25日生まれの90歳。

 

 (フランス語)Mort du Duc de Hohenberg – RoyautéNews

 

Almanach de GothaさんはTwitterを使っています: 「His Highness Georg Friedrich, 3rd Duke of #Hohenberg, born #Artstetten 25-4-1929, died #Vienna 24-7-2019 #requiescatinpace」 / Twitter

 

 経歴としてチュニジア共和国駐箚、ローマ教皇聖座駐箚(マルタ騎士団、サンマリノ共和国兼轄)オーストリア共和国特命全権大使。
 オーストリア系の金羊毛騎士団の騎士。

 

 薨去に伴い、長男のニコラウス閣下(Nikolaus)がホーエンベルク公となります。

 

婚約(2019年7月?):(旧)エチオピア帝室のエドナ・マコンネン皇女殿下が婚約とのこと。故・エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下の曾孫

 ご本人たちのインスタグラムのアカウントだけが情報源なのですが、(旧)エチオピア帝室のエドナ・マコンネン皇女殿下(Her Imperial Highness Princess Edna Makonnen)が、(名前が正確にはわかりませんが)ジャマル・A・ロビンソン氏(Jamal A Robinson)と婚約したようです。

 エドナ・マコンネン皇女殿下は、故・エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下の曾孫にあたります(次男の故・ハラール公爵マコンネン皇子殿下の孫)。

 

Eさん(@ednamakonnen) • Instagram写真と動画

 

EさんはInstagramを利用しています:「You are my today and all of my tomorrows. Here’s to forever. I love you ❤️ @jamalarobinson 👰🏽 🤵🏾 #isaidyes #engagementring #herecomesthebride…」
https://www.instagram.com/p/Bz6AawrngRV/

 

Dream. Believe. Do. Repeatさん(@jamalarobinson) • Instagram写真と動画
https://www.instagram.com/p/Bz6B2uigWlb/

 

ハプスブルク家のエドゥアルト大公殿下(ローマ教皇聖座駐箚ハンガリー大使)が、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下のルーマニア訪問への喜びを語る(2019年5月)ハンガリー系コミュニティなどの訪問予定が組まれている模様

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 ローマ教皇聖座駐箚ハンガリー特命全権大使の、オーストリア大公エドゥアルト殿下(オーストリア皇子 : ハンガリー王子 : ベーメン王子 : His Imperial and Royal Highness Archduke Eduard of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia : エドゥアルト・フォン・ハプスブルクEduard von Habsburgエドゥアルト・ハプスブルク=ロートリンゲンEduard Habsburg-Lothringen)が、2019年5月末~6月頭に予定されているキリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)のルーマニア訪問への喜びを語っています。
 ハンガリー系コミュニティなどへの訪問予定があるようです。

 エドゥアルト殿下は、いわゆるハンガリー副王系の人物です。

 

 (英語)Hungarian Ambassador to Vatican on pope's trip to Romania: “for us it has a special meaning” | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Hungarian Ambassador to Vatican on pope's trip to Romania: “for us it has a special meaning” – YouTube