ギリシャ王子ミハイル殿下の小説「ル・ラジャ・ブルボン」を(本人を含めて)真に受ける人が多く、日本の時事通信社までもあてられている状況(2007年)

 ギリシャ・デンマーク王子ミハイル殿下(His Royal Highness Prince Michael of Greece and Denmark)が出した小説「ル・ラジャ・ブルボン(Le Rajah Bourbon )」を真に受ける人が多く、正直アホらしいのですが、状況を説明しておきます。

 簡単に言えば、カペー王朝【ブルボン王朝】の年長系の男系男子がインドにいる(ブルボン=ボパール家)、という話なのですが。
 ミハイル殿下本人もこの話を信じている一方で、学術的なレベルの証拠はなにひとつ存在してしないということが挙げられます。
 ミハイル殿下自身もブルボンの血を引いているから注目されている話ですが、他の人間がいっていれば戯言のレベルです。

 日本の時事通信社も「仏王家の筆頭継承者はインド人?」「フランス・ブルボン家の筆頭継承者がインド人である可能性が浮上」などと報じましたが、彼らには「南●天●の正統子孫がアフリカにいる」というようなレベルのことを述べていることを自覚してほしいものです。

誕生(2007年4月18日):レソト王室にレロトリ・セーイソ王子殿下が誕生。レソト王レツィエ3世陛下の第三子・長男

 2007年4月18日、レソト王レツィエ3世陛下(His Majesty King Letsie III)とレソト王妃マセナテ陛下(Her Majesty Queen ‘Masenate)の第三子・長男となるレロトリ・セーイソ王子殿下(His Royal Highness Prince Lerotholi Seeiso)が誕生した模様。

 全名はレロトリ・モハト・ベレン・セーイソLerotholi Mohato Bereng Seeiso)のようです。

誕生(2007年4月10日):オランダ王女アリアーネ殿下

 2007年4月10日、オランダ王女アリアーネ殿下(オランニェ=ナッサウ公女 : Her Royal Highness Princess Ariane of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau)が誕生した模様です。
 オランニェ公ウィレム=アレクサンダー殿下とマクシマ妃殿下の第三子・三女。

 現時点で、父と姉二人に次いで、オランダ王位継承順位第4位となります。

訃報(2007年4月9日):プロイセン王子ヴィルヘルム=カール殿下が薨去(1922~2007)

 2007年4月9日、プロイセン王子ヴィルヘルム=カール殿下(His Royal Highness Prince Wilhelm-Karl of Prussia : Wilhelm-Karl Prinz von Preußenヴィルヘルム=カール・プリンツ・フォン・プロイセン)が薨去された模様です。
 1922年1月30日生まれの85歳。

 ルター派の聖ヨハネ騎士団ブランデンブルク大管区管長などを務めました。

婚約(2007年4月):バイエルン王女マリア・アナ殿下とクラウス・ルノウ博士

 バイエルン王女マリア・アナ殿下(バイエルン公女 : Her Royal Highness Duchess Maria Anna in Bavaria, Princess of Bavaria)とクラウス・ルノウ博士(Dr Klaus Runow)が婚約したようです。

 マリア・アナ殿下は、バイエルン王子マックス殿下(バイエルン公(in))の五女です。