アルバニア王室当主/アルバニア皇太子レカ2世・ゾグー殿下が、アルバニア共和国の政局混乱を理由に「政党の禁止」を提案(2019年8月)

 アルバニア王室当主/アルバニア皇太子レカ2世・ゾグー殿下(His Royal Highness Crown Prince Leka II Zogu of the Albanians)が、本人のツイッターアカウントで次のようにコメントしています。

 

Princ LekaさんはTwitterを使っています: 「My grandfather,founded both the first Republic & Monarchy,parliamentary delegates were voted-in by a democratic and free process.But he banned political parties,(1930-s so to hinder the creation of the Fascist party).This idea is starting to look good.What a mess we have at home!」 / Twitter

 

 祖父のアルバニア王ゾグ1世陛下の時代は、国会議員は民主的で自由な選挙により選出された。しかしファシズムの時代だったので陛下はファシスト政党を防ぐために政党を禁止した。現在のアルバニア共和国の政局的混乱を見ると、このアイディアを適用してはどうか、というような話で、どこまで本気なのかわかりませんが……。

 

 アルバニアの歴史など良く知りませんが、いつ暗殺されてもおかしくなかったといわれるゾグ1世の時代に、政党が禁止されていたのに民主的で自由な選挙がおこなわれたなどというのはムチャな話もいいところなのでは。
 また、アルバニアの最大の懸案がイタリア王国だったことを考えると、ファシスト政党を防ぐためという表現が、単純にアルバニア国内のファシスト勢力の結集を防ぐということなのか、イタリアの影響を防ぐということなのか、その辺りもよくわからないところです(ツイッターの表示情報によると、今回の殿下のツイートがイタリアにいるときになされているというのもなんともいえない気持ちにさせられます)。

 

葬儀:元ヨルダン王妃のディーナ・アブドゥル・ハミード妃殿下の葬儀(2019年8月)ヨルダン王アブドッラー2世陛下及びフセイン皇太子殿下、元皇太子のハッサン王子殿下らが参列

 2019年8月21日に薨去した元ヨルダン王妃のディーナ・アブドゥル・ハミード妃殿下(Her Highness Princess Dina Abdul Hamid)の葬儀がおこなわれたようです。

 ヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・ビン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)、
 ヨルダン皇太子アル・フセイン・ビン・アブドッラー2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Al Hussein bin Abdullah II)、
 国王の叔父で元ヨルダン皇太子のエル・ハッサン・ビン・タラール王子殿下(His Royal Highness Prince El Hassan bin Talal)、
 ら多数の王族が参列したようです。

 

 (英語)King participates in Princess Dina Abdul Hamid’s funeral | King Abdullah II Official Website
 (英語)King participates in Princess Dina Abdul Hamid’s funeral

 

RHCさんはTwitterを使っています: 「His Majesty King Abdullah II and His Royal Highness Crown Prince Al Hussein bin Abdullah II participate in the funeral of Her Highness Princess Dina Abdul Hamid at the Royal Cemetery #Jordan https://t.co/OOf67ShwUY」 / Twitter

 

 掲載された写真から、ハッサン元皇太子殿下がアブドッラー2世陛下と同じく“最前列”(あるいは単独の最前列)にいることがわかります。

 

ノルウェー王女イングリッド・アレクサンドラ殿下のキリスト教の堅信式【堅信礼】に、デンマーク皇太子夫妻やスウェーデン皇太子が参列予定の模様(2019年8月)

 2019年8月31日に、ノルウェー王女イングリッド・アレクサンドラ殿下(Her Royal Highness The Princess : Her Royal Highness Princess Ingrid Alexandra of Norway)のキリスト教の堅信式【堅信礼】が予定されています。

 

 (ノルウェー語:ノルウェー王室公式サイト)Offisielt program – kongehuset.no
※予定終了後には予定項目は表示されません。

31.08.2019 Konfirmasjon
Kongefamilien er til stede når H.K.H. Prinsesse Ingrid Alexandra konfirmeres i Slottskapellet (12.00).

「2019年8月31日 堅信式
 王室成員はイングリッド・アレクサンドラ王女殿下の堅信式に臨席」

 

 ノルウェー王室より、
 ノルウェー王ハーラル5世陛下(Harald V of Norway : His Majesty The King)、
 ノルウェー王妃ソニア陛下(Queen Sonja of Norway: Her Majesty The Queen)、
 ノルウェー皇太子ホーコン殿下(Crown Prince Haakon of Norway : His Royal Highness The Crown Prince)、
 ノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下(Crown Princess Mette-Marit of Norway : Her Royal Highness The Crown Princess of Norway)、
 ノルウェー王女マッタ・ルイーセ殿下(Her Highness Princess Märtha Louise of Norway)、
 アストリッド王女殿下、フェルネル夫人(Her Highness Princess Astrid, Mrs Ferner) 、
 の参列が予定されています。

 

 (デンマーク語:デンマーク王室公式サイト)D.K.H. Kronprinsen, Kronprinsessen og Prins Christian deltager i H.K.H. Prinsesse Ingrid Alexandras konfirmation | Kongehuset

 

 デンマーク王室からはデンマーク皇太子フレデリク殿下(モンペザ伯爵 : Frederik : His Royal Highness The Crown Prince of Denmark, Count of Monpezat)とデンマーク皇太子妃メアリー殿下(モンペザ伯爵夫人 : Mary : Her Royal Highness The Crown Princess of Denmark, Countess of Monpezat)、そして二人の第一子・長男のデンマーク王子クリスチャン殿下(モンペザ伯爵子 : His Royal Highness Prince Christian of Denmark, Count of Monpezat)が参列とのことです。

 

 (スウェーデン語:スウェーデン王室公式サイト)Kalender – Sveriges Kungahus
※予定終了後には予定項目は表示されません。

Lördag 31 Augusti
Närvaro vid H.K.H. Prinsessan Ingrid Alexandras konfirmationsgudstjänst
Kronprinsessan
Plats: Slottskapellet, Det kongelige slott, Oslo

「8月31日土曜日 イングリッド・アレクサンドラ王女殿下の堅信式に参列 皇太子
 場所:オスロ、王宮礼拝堂」

 スウェーデン王室からはスウェーデン皇太子ヴィクトリア殿下(ヴェステルイェートランド女公爵 : Victoria : Her Royal Highness The Crown Princess of Sweden, Duchess of Västergötland)が参列の予定。

 

続報:
 ノルウェー王女イングリッド・アレクサンドラ殿下のキリスト教の堅信式【堅信礼】(2019年8月31日)ノルウェー王室、スペイン王、デンマーク皇太子夫妻、スウェーデン皇太子らが参列

 

訃報(2019年8月21日):故ヨルダン王フセイン1世の一番目の妻で、元王妃のディーナ・アブドゥル・ハミード妃殿下が薨去(1929~2019)

 2019年8月21日、ヨルダン王室より、故ヨルダン王フセイン1世の一番目の妻で、元王妃のディーナ・アブドゥル・ハミード妃殿下(Her Highness Princess Dina Abdul Hamid)が薨去したことが発表されました。
 1929年12月15日生まれという情報があります。

 ハーシム家の一員として生まれ、1955年にフセイン1世と結婚、1957年に離婚(上記称号は離婚後のもの)。
 フセイン1世との間に、アーリア・ビント・アル・フセイン王女殿下(Her Royal Highness Princess Alia bint Al Hussein)が生まれています。

 

 (英語)Royal Hashemite Court mourns passing of Princess Dina Abdul Hamid, mother of Princess Alia bint Al Hussein | Royal Hashemite Court
 (英語)Royal Court mourns passing away of Princess Dina Abdel Hamid, mother of Princess Alia

 

関連:
 葬儀:元ヨルダン王妃のディーナ・アブドゥル・ハミード妃殿下の葬儀(2019年8月)ヨルダン王アブドッラー2世陛下及びフセイン皇太子殿下、元皇太子のハッサン王子殿下らが参列

 

訃報(2019年7月20日):ジョージア貴族【グルジア貴族】・ロシア貴族のズーラブ・トチュコトゥア公子閣下が薨去(1937~2019)前スペイン王ファン・カルロス1世陛下の友人とのこと

 2019年7月20日、ジョージア貴族【グルジア貴族】で、近代にロシア貴族に編入された家柄のズーラブ・トチュコトゥア公子閣下(His Illustrious Highness Prince Zourab Tchkotoua)が薨去したようです。
 1937年5月18日生まれの82歳

 

 (スペイン語)Zourab Tchkotoua, un príncipe sin reino
 (スペイン語)Rey Juan Carlos: Muere uno de sus mejores amigos

 

 前スペイン王ファン・カルロス1世陛下(His Majesty King Juan Carlos I of Spain)の年少時代の友人とのことです。