訃報(2020年9月1日):トラウトマンスドルフ=ヴァインスベルク伯子フリードリヒ殿下、薨去(1926~2020)

 2020年9月1日、トラウトマンスドルフ=ヴァインスベルク伯子フリードリヒ殿下(His Illustrious Highness Count Friedrich of Trauttmansdorff-Weinsberg : フリードリヒ・グラーフ・フォン・ウント・ツー・トラウトマンスドルフ=ヴァインスベルクFriedrich Graf von und zu Trauttmansdorff-Weinsberg)が薨去した模様です。
 1926年6月21日生まれの94歳。

 現当主のトラウトマンスドルフ=ヴァインスベルク公カール=ヴォルフガング殿下の叔父にあたります。

 

 (英語)Friedrich TRAUTTMANSDORFF-WEINSBERG – Obituary

 

結婚(2020年8月15日):ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエンエムス伯子ベネディクト殿下とレヒベルク=ローテンレーヴェン=ホーエンレヒベルク伯女エリザベート殿下

 2020年8月15日、ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエンエムス伯子ベネディクト殿下(His Illustrious Highness Count Benedikt of Waldburg-Zeil-Hohenems : ベネディクト・グラーフ・フォン・ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエンエムスBenedikt Graf von Waldburg-Zeil-Hohenems)とレヒベルク=ローテンレーヴェン=ホーエンレヒベルク伯女エリザベート殿下(Her Illustrious Highness Countess Elisabeth of Rechberg-Rothenlöwen-Hohenrechberg : エリザベート・グレフィン・フォン・レヒベルク・ウント・ローテンレーヴェン・ツー・ホーエンレヒベルクElisabeth Gräfin Rechberg und Rothenlöwen zu Hohenrechberg)が結婚しました。

 年内に子供の誕生予定だそうです。

 

 (フランス語)Le mariage d'Elisabeth von Rechberg et Benedikt von Waldburg – Point de Vue

 (英語)Royal Musings: The wedding of Count Benedikt von Waldburg-Zeil and Countess Elisabeth von Rechberg.
 (英語)Waldburg & Rechberg – Marriage in times of Corona

 

第74回国連総会一般討論演説(英語):リヒテンシュタイン公国国家元首代行/リヒテンシュタイン公世子アロイス殿下(2019年9月)

 第74回国際連合総会一般討論演説での、リヒテンシュタイン公国国家元首代行/リヒテンシュタイン公世子アロイス殿下(アロイス皇太子アロイス摂政Alois : His Serene Highness The Hereditary Prince of Liechtenstein : His Serene Highness The Prince Regent of Liechtenstein)の映像です。

関連:
 (2019年9月)第74回国際連合総会【国連総会】一般討論演説

 

 (国連ウェブTV)UN Live United Nations Web TV – Search Results for "" – Liechtenstein – Head of State Addresses General Debate, 74th Session

 

United Nations(国際連合公式チャンネル):
🇱🇮 Liechtenstein – Head of State Addresses General Debate, 74th Session – YouTube

 

結婚予定(2019年12月31日):オルシーニ=ローゼンベルク伯子コンラート殿下とゾフィー・フライイン・フォン・マルトツァーン

 2019年12月31日に、オルシーニ=ローゼンベルク伯子コンラート殿下(His Illustrious Highness Count Konrad of Orsini-Rosenberg : コンラート・グラーフ・フォン・オルシーニ・ウント・ローゼンベルクKonrad Graf von Orsini und Rosenberg)とゾフィー・フライイン・フォン・マルトツァーンSophie Freiin von Maltzahn)が、ウルリッヒシューゼン城(Schloss Ulrichshusen)で結婚の予定だということです。

 

 (ドイツ語)Sophie von Maltzahn spricht über den heimlichen Heiratsmarkt des Adels – B.Z. Berlin
※主にゾフィー嬢が出した本、ルルド巡礼とその内容、結婚に関する記事

 

 オルシーニ=ローゼンベルク家はメディアタイズド・ハウス(シュタンデスヘル)の名門。
 マルトツァーン家も長い歴史を持ち、様々な縁組でより上級の家門と結びついています。

 コンラート殿下は1982年生まれ。
 ゾフィー嬢は1984年2月14日生まれの模様。マルトツァーン家のヴァルテンベルク=ミリチ系統だと思いますが、違うかもしれません。

 

訃報(2019年6月4日?):ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエンエムス伯子妃プリシラ殿下、薨去(1934~2019)

 ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエンエムス伯子妃プリシラ殿下(シェーンボルン=ヴィーゼントハイト伯女 : Her Illustrious Highness Countess Priscilla of Waldburg-Zeil-Hohenems, Countess of Schönborn-Wiesentheid : プリシラ・グレフィン・ツー・ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエネムスPriscilla Gräfin zu Waldburg-Zeil-Hohenemsプリシラ・グレフィン・フォン・シェーンボルン=ヴィーゼントハイトPriscilla Gräfin von Schönborn-Wiesentheid)が薨去した模様です。
 1934年2月5日生まれの85歳。

※下記の一番下の記事ではヴァルトブルク=ツァイル=ルステナウ=ホーエネムスWaldburg-Zeil-Lustenau-Hohenems)と「ルステナウ」が加わっていますが、理由はわかりません。

 

 (ドイツ語)Priscilla Waldburg-Zeil in Hohenems gestorben – vorarlberg.ORF.at
 (ドイツ語)Chronik: Priscilla Waldburg-Zeil beigesetzt – vorarlberg.ORF.at
 (ドイツ語)Priscilla Waldburg-Zeil-Lustenau-Hohenems – Danksagung – VN Todesanzeigen

 

 神聖ローマ帝国領邦国家君主や数々の聖職者を輩出しているシェーンボルン家のシェーンボルン=ヴィーゼントハイト系統の出身で、同じくメディアタイズド・ハウス(シュダンデスヘル)の格であるヴァルトブルク=ツァイル=ホーエネムス家の人物と結婚しました。

 キリスト教/ローマ・カトリック教会のウィーン大司教クリストフ・シェーンボルン枢機卿座下(His Eminence Christoph Cardinal Schönborn, O.P., Archbishop of Vienna)は同族で(結構遠縁ですが)、同枢機卿は記事によれば癌の手術後ということもあって葬儀には参列しなかったようです。
 葬儀の参列者として、
 リヒテンシュタイン公ハンス=アダム2世殿下(Hans-Adam II : His Serene Highness The Prince of Liechtenstein)、
 リヒテンシュタイン公妃マリー殿下(Marie : Her Serene Highness The Princess of Liechtenstein : キンスキー・フォン・ヴヒニッツ・ウント・テッタウ伯爵女マリー : Countess Marie Kinsky of Wchinitz and Tettau)、
 バーデン辺境伯マクシミリアン殿下(マックス : His Royal Highness MaximilianMax】, Margrave of Baden)の名前が挙げられています(ホーエネムス市の市長も参列)。