オランダ王の従弟、バルディ伯爵/ブルボン=パルマ公子ハイメ【ジャコモ】殿下が、UNHCR【国際連合難民高等弁務官事務所】へ派遣されるとオランダ外務省が発表したとの報道(2018年8月)

 オランダ王国外務省は、オランダ王の従弟で、パルマ公の弟、バルディ伯爵/ブルボン=パルマ公子ハイメジャコモ】殿下(His Royal Highness Prince JaimeGiacomo】 of Bourbon-Parma, Count of Bardi)をUNHCR【国際連合難民高等弁務官事務所】へ派遣すると発表したと報道されています。

 

 (オランダ語)Prins Jaime gaat van Vaticaan naar UNHCR – Dagblad070

 (スペイン語:カルリスタ団体の一つのサイト)ACNUR será el nuevo destino de Don Jaime «Espacio Legitimista Carlista Espacio Legitimista Carlista

 

 ハイメ公子殿下は、今年【2018年】3月に、ローマ教皇聖座駐箚オランダ王国特命全権大使の任を終えたと報道されていました。

 

オランダ王室近親のパルマ公カルロス殿下(カルリスタのスペイン王カルロス・ハビエル1世)が、スペインのカルリスタ団体代表らと会合(2018年4月)

 カルリスタのスペイン王位継承者の一人であるパルマ公カルロス殿下(Prince Carlos : His Royal Highness The Duke of Parma and Piacenza)と、弟のバルディ伯爵/ブルボン=パルマ公子ハイメジャコモ】殿下(His Royal Highness Prince JaimeGiacomo】 of Bourbon-Parma, Count of Bardi)は、スペイン王国のカルリスタ団体、 ROLP および Asociación 16 de Abril の代表と会合した模様です。

 ROLP、すなわち Real Orden de la Legitimidad Proscrita は、「追放された正統なる王立の騎士団(?)」とでも訳せばいいのでしょうか。ちょっとわかりません。あと、この団体は、最初の「Real」がついてなかったと思いますが、分裂があったので名前を変更したのかもしれません。
 Asociación 16 de Abril は「四月十六日協会」という感じだと思いますが、4月16日になにがあったのかはわかりません(すいません……)。

 会合の内容は、記事によりますと、経済・社会・政治、失業率(特に若年失業率)・年金・人口問題・移民、カタルーニャ独立問題、あらたな金融システムの研究、など、当たり前かもしれませんがどうやってスペイン王になるかは一つも書いてないです

 

 (スペイン語)Carlos Javier de Borbón-Parma se reúne en La Haya con representantes de organizaciones carlistas para hablar de España

オランダ王の従弟、バルディ伯爵/ブルボン=パルマ公子ハイメ【ジャコモ】殿下が、ローマ教皇聖座駐箚オランダ大使の任を終えることになるとの報道(2018年3月)

 2018年3月29日、オランダ王国外務省は、オランダ王の従弟で現在ローマ教皇聖座駐箚オランダ王国特命全権大使の任にあるバルディ伯爵/ブルボン=パルマ公子ハイメジャコモ】殿下(His Royal Highness Prince JaimeGiacomo】 of Bourbon-Parma, Count of Bardi)の任期終了と新たな大使の決定をおこなったと報道されています。

 

 (オランダ語)Prins Jaime na de zomer weg uit het Vaticaan | Binnenland | Telegraaf.nl

 (記事の掲載が終了しています)(英語)Prince Jaime of Bourbon-Parma to leave post as Dutch Ambassador to the Holy See – Royal Central
掲載時URL:http://royalcentral.co.uk/europe/netherlands/prince-jaime-of-bourbon-parma-to-leave-post-as-dutch-ambassador-to-the-holy-see-99379

オランダ王国国策会議が、フゴ・クラインストラ氏(パルマ公カルロス殿下の婚姻外の長子)の訴えを認め「デ・ブルボン・デ・パルマ」の姓を用いることを認める(=オランダ貴族のブルボン=パルマ公子フゴ殿下となる)。ただしこれは(旧)パルマ公室の一員や跡継ぎになったことを意味しません(2018年2月)

 2018年2月28日、オランダ王国国策会議は、パルマ公カルロス殿下(Prince Carlos : His Royal Highness The Duke of Parma and Piacenza)とブリギッタ・クラインストラBrigitte Klynstra)との婚姻外の長子であるフゴ・クラインストラ氏(Hugo Klynstra)氏から申請の出ていた姓の「デ・ブルボン・デ・パルマ(de Bourbon de Parme)」への変更を許可した模様です。
 これによりクラインストラ氏は、フゴ・デ・ブルボン・デ・パルマとなり、オランダ法により同時にオランダ貴族のブルボン=パルマ公子フゴ殿下(His Royal Highness Prince Hugo of Bourbon-Parma)となります。
 しかし当然のことながら、これはフゴ殿下が、旧パルマ公室の一員や継嗣になったことを意味しません(パルマ公室法は婚姻外の子供に権利を認めていないため)。

 もともと父のパルマ公カルロス殿下は(旧)パルマ公室の当主ですが、オランダ王女イレーネ殿下の息子であることによりその姉のオランダ女王ベアトリクス陛下(当時)の処置としてきょうだいともどもオランダ貴族のブルボン=パルマ公子/公女となっていました。
 しかしオランダの民法上の規定が重なり、男系子孫にも継承される条件が、婚姻外の子供を含むことになってしまっています。
 これにより、場合によってはオランダ王室本家よりも数が多く格の高い敬称(Royal Highness はオランダ王室でも中心のメンバーのみ)を持つプリンスやプリンセスの一族がオランダで栄える可能性もがありますが、今はまだそこまでの話ではありません。

 

 (オランダ語)Buitenechtelijke zoon van Carlos mag zich voortaan prins en hoogheid noemen | Show | AD.nl
 (オランダ語)Hugo Klynstra krijgt achternaam De Bourbon de Parme en de titel 'prins' | Raad van State

 

Victor Schildkampさんのツイート: "Nederland heeft er een prins bij… "

 

誕生(2012年5月9日):ブルボン=パルマ公女ルイサ殿下

 2012年5月9日、パルマ公カルロス殿下(Prince Carlos : His Royal Highness The Duke of Parma and Piacenza)とパルマ公妃アンネマリー殿下(Annemarie : Her Royal Highness The Duchess of Parma and Piacenza)の間の第一子・長女となるブルボン=パルマ公女ルイサ殿下(Her Royal Highness Princess Luisa of Bourbon-Parma)が誕生しました。

 

 (英語)Baby daughter for Duke of Parma – News Summary R O Y A L B L O G. N L
 (英語)Baby Girl for the Dukes of Parma | The Royal Forums

 (オランダ語)Dochter voor Carlos en Annemarie | NOS