ウガンダ伝統的君主:トロ王ルキディ4世陛下が、病院のための酸素プラント建設や ICU 設置のための募金活動(2021年8月)同国の新型コロナウイルス感染症【COVID-19】第三波への準備のため

 ウガンダ共和国の伝統的君主の一人/トロ王“ルキラバサイジャ”・“オヨ・ニンバ”・カバンバ・イグル・ルキデイ4世陛下(Rukirabasaija Oyo Nyimba Kabamba Iguru Rukidi IV, The Omukama of Tooro : オムカマ)は、地元のカバロレ病院のための酸素プラント建設や ICU(集中治療室) を設置するための募金活動を開始しました。

 着工式の一環として、王による、酸素プラント建設予定地の地面を耕すというか機具を使って地面を掘る行為がおこなわれた模様。

 この病院は、キリスト教のウガンダ聖公会による非営利の病院のようです。

 

 (英語)King Oyo Launches Fundraising Campaign to Install Oxygen Plant, ICU at Kabarole Hospital. | ChimpReports

 

His Majesty King Oyo of Tooro KingdomさんはTwitterを使っています 「Pleased to launch the @kabarolehosptal Oxygen Plant and ICU Beds Fundraising Campaign to help better preparedness for the third Covid-19 wave. I thank Bishop Reuben Kisembo for the initiative. I urge all Batooro and friends of Tooro in Uganda and Diaspora to donate generously. https://t.co/ftuiLXhMhH」 / Twitter

 

Kabarole Hospital C.O.UさんはTwitterを使っています 「Omukama @KingOyoOfficial breaks ground for the oxygen plant of @kabarolehosptal. #Savealife #Healthebodyandfeedthesoul #holisticministry @KabaroleDLG @JumiaUG @stanbicug @Archbp_COU @MinofHealthUG @media_56 https://t.co/NmQJgY74iz」 / Twitter

ナイジェリア伝統的君主:ベニン王エウアレ2世陛下が、2021年8月21日にワリ王に戴冠予定のショラ王子のために祈る(2021年8月)初代ワリ王はベニンの王子だったという史実か伝承がある模様

 ナイジェリア連邦共和国/エド州の伝統的君主、ベニン王エウアレ2世陛下(His Royal Majesty Oba Ewuare II, The Oba of Benin)は、2021年8月21日にデルタ州の伝統的君主/ワリ王への戴冠を予定しているショラ・エミコ王子(Omoba Prince Tsola Emiko)の使節と会見しました。
 使節にはトジュ・エミコ王子(Prince Toju Emiko)が含まれており(弟だと思いますが……)、ベニン王に対して、新たなワリ王に対する祈りを請願したようです。

 初代ワリ王はベニンの王子、それも後継ぎだったという史実か伝承がある模様です。ただ、それぞれの王国の現在の民族構成はまったく関係がなさそうですが。
 戴冠式前にベニン王への表敬をおこなうのが、大昔からの代々のしきたりなのかどうかはわかりませんが、ワリ王は90年に近い空位期があるため、昔になにか儀礼があっても廃れていそうではあります。
 ショラ王子から見て、先代王が叔父で、先々代王が父にあたり、後継争いが生じているという報道もあったため(そもそもショラ王子への後継に反対がないなら父の後をすぐ継ぎますので)、ベニン王から認められているというのは大事なことのように思えます。
 使節はガブリエル・アワラ(High Chief Gabriel Awala, Uwuangue of Warri)という高位首長に率いられていたそうで、おそらくこの高位首長は有力なショラ王子支持派なのでしょう。

 

祈りというか、スピーチ/
Oba Palace Benin(ベニン王宮 公式チャンネル):
HIS ROYAL MAJESTY, OBA OF BENIN PRAYS FOR PRINCE TSOLA EMIKO THE DESIGNATED OLU OF WARRI KINGDOM – YouTube

 

 

関連:
 戴冠式(2021年8月21日):ナイジェリア伝統的君主/ワリ王国のショラ王子が、ワリ王アトゥワツェ3世として戴冠

リヒテンシュタイン公妃マリー殿下が脳卒中で入院(2021年8月)

 2021年8月18日、リヒテンシュタイン公妃マリー殿下(Marie : Her Serene Highness The Princess of Liechtenstein : キンスキー・フォン・ヴヒニッツ・ウント・テッタウ伯爵女マリー : Countess Marie Kinsky of Wchinitz and Tettau)が脳卒中で入院、翌日にリヒテンシュタイン公室より手当てを受けていると発表があったようです。

 マリー妃殿下は81歳です。

続報:
 訃報(2021年8月21日):リヒテンシュタイン公妃マリー殿下が薨去(1940~2021)

 

 (ドイツ語)Fürstin Marie nach Schlaganfall im Spital – Liechtenstein – Liechtensteiner Volksblatt, die Tageszeitung für Liechtenstein

Volksblatt.liさんはTwitterを使っています 「Traurige Nachrichten aus dem Fürstenhaus: Fürstin Marie liegt mit einem Schlaganfall im Spital. https://t.co/vwKpc0MiWx」 / Twitter

訃報(2021年8月18日):アルテンブルク公子フランツ・ヨーゼフ、薨去(1941~2021)トスカナ大公室系ハプスブルク家の貴賤結婚の子供

 2021年8月18日、陶芸家・彫刻家のアルテンブルク公子フランツ・ヨーゼフ(Prince Franz Josef of Altenburg : フランツ・ヨーゼフ・プリンツ・フォン・アルテンブルクFranz Josef Prinz von Altenburgフランツ・ヨーゼフ・アルテンブルクFranz Josef Altenburg)が薨去したと報道されています。
 1941年3月15日生まれの80歳。

 トスカナ大公室系ハプスブルク=ロートリンゲン家の貴賤結婚の子供です。
 少し前にオーストリア共和国功績勲章のどれかを授賞していたようです。

 なお、ハプスブルク家は、2000年代の前半に過去に貴賤結婚とした多くの系統を承認しなおすということをしています。当主のカール大公殿下はそれらの方々に対し、他の一族と同じように書簡では大公(エルツヘルツォーク)などと呼び掛けているとの情報もあります。
 今回薨去したアルテンブルク公子フランツ・ヨーゼフは、称号も法律上の名前(姓)も、ハプスブルクやオーストリアから離れてはいますが、それは別にオーストリア帝室にとってはどうでもいいことなので、(薨去したご本人の認識がどうかはともかくとして)オーストリア大公として承認しなおされていた可能性があります。

 

 (ドイツ語)Keramikkünstler Franz Josef Altenburg gestorben | kurier.at
 (ドイツ語)Keramiker Franz Josef Altenburg gestorben
 (ドイツ語)Bildhauer Franz Josef Altenburg gestorben – ooe.ORF.at

伊達政宗の顔の復元模型が瑞鳳殿に届けられ、瑞鳳殿資料館名誉館長の仙台藩主伊達家第18代当主 伊達泰宗 氏が受け取る(2021年8月)

 伊達政宗の顔の復元模型が瑞鳳殿に届けられ、瑞鳳殿資料館名誉館長の伊達宗家第34代当主/仙台藩主伊達家第18代当主 伊達泰宗だて やすむね)氏が受け取ったようです。

 

 伊達政宗の顔を最新技術で復元 40代の顔だち よみがえる 仙台 | NHKニュース

作業はまず、瑞鳳殿に所蔵されている実際の政宗のものとされる頭の骨から作った模型をもとに、国立科学博物館の坂上和弘さんが形や特徴を詳しく分析しました。
そして、骨の形から顔を復元する職人や美容考古学の専門家などが最新の研究成果をもとに髪型などを再現し、合わせて4か月ほどをかけて40代のころの姿をよみがえらせました。

瑞鳳殿資料館の名誉館長で伊達家十八代当主の伊達泰宗さんは「仙台のこれからのまちづくりをこの復顔像が見守ってくれると思うとことばが出ないほどうれしい」と話していました。

瑞鳳殿では今後、この模型の展示に向けた準備を進めるということです。

 ということで、展示準備が進められているということなので、展示開始時期が決まれば、瑞鳳殿の公式サイトや地元のニュースなどに取り上げられるでしょう。