ノルウェー皇太子ホーコン殿下がテロ現場のモスク訪問時に女性三人が握手をしなかった件(ムスリム女性は男性とは握手をしない【する人もいますが】)、握手拒否は皇太子に対して態度が無礼として批判多数。モスク側が謝罪(2019年8月)

 2019年8月10日に、ノルウェー王国のバールムで、アル・ヌール・イスラミック・センター・モスク(Al-Noor Islamic Centre mosque)というところが銃撃されました。
 詳細はさして興味がないので知らないのですが、犯人の近親が事件前に殺されたことと、白人至上主義によるものだとみられているそうです。

 一方、ノルウェー皇太子ホーコン殿下(Crown Prince Haakon of Norway : His Royal Highness The Crown Prince)は先週、連帯の表明のために同モスクを訪問したのですが、女性三人が殿下との握手を拒否し、代わりとなるものである(自分の)胸に手を当てるという行為をしました。これは、イスラム教徒(ムスリム)の中で伝統的な行動だとして認識されていますが、これに多数の批判が出た、ということです。

 

Oskar Aanmoen 🇳🇴さんはTwitterを使っています: 「This picture has generated a lot of debate in Norway the recent days. I mean it's disrespectful when a Crown Prince offers you his hand and a woman refuses to greet him just because he's a man. What do you think? https://t.co/6s9hPBu5Cl」 / Twitter

 

 これによってモスクは謝罪をおこなったようですが……。

 釈然としないものを覚えます

 たぶん、訪問しなかったほうが良かったですね。

 なんで白人至上主義者にテロ攻撃を受けたイスラム教徒が、国の次期国家元首(キリスト教徒・白人)に謝罪しなきゃいかんのですか?