英国の第18代ノーフォーク公爵エドワード・フィッツアラン=ハワード閣下が、携帯電話で通話しながら赤信号を通過しようとするなどの行為により6ヶ月の運転禁止(2022年9月)「運転禁止は国王戴冠式の準備に支障がある」などの訴えも却下

 第18代ノーフォーク公爵エドワード・フィッツアラン=ハワード閣下(Edward Fitzalan-Howard, 18th Duke of Norfolk : His Grace The Duke of Norfolk GCVO DL)が、携帯電話で通話しながら赤信号を通過しようとするなどの行為により6ヶ月の運転禁止となりました。
 すでにスピード違反などでそれなりの点数が出ている状態だったようです。

 

 (英語)Duke of Norfolk banned from driving – BBC News

The peer who organised the Queen’s funeral has been banned from driving for six months, despite claiming he needed his licence to arrange the King’s upcoming coronation.

He had hoped to avoid a ban by claiming “exceptional hardship”.

 ノーフォーク公爵は筆頭の公爵で最も格の高い貴族なので、エリザベス2世陛下の国葬にも携わったり、チャールズ3世陛下の戴冠式の準備にも関わったりしているわけですが、そのような特別に厳しい(?)状況があるので処分を見逃してくれるように(堂々と)要請しましたが、却下されました。運転禁止の他、罰金などを科されています。

 

追記:
 なお、いいわけというか理由として「妻と会話していた」と供述していたようですが、その時期には離婚していて独身(なお正式に離婚したのは8月で、事件は4月だったようなので、独身ではなかったようです)。
 さらに新たに別の女性との婚約発表もしました(別記事にするかどうか未定)。
 妻とは誰のことだったのかという、危険運転に比べればどうでもいいような疑問も生まれています(追記:4月の事件ということを考えると8月に離婚した前妻が妥当でしょうか)。

訃報(2022年9月11日):英国の第17代バハン伯爵【バカン伯爵】マルコム・アースキン閣下が薨去(1930~2022)

 2022年9月11日、英国のスコットランド貴族/第17代バハン伯爵マルコム・ハリー・アースキン閣下(Malcolm Harry Erskine, 17th Earl of Buchan)が薨去したようです。
 1930年7月4日生まれの92歳。

 薨去に伴い、子息のヘンリーHenry)が第18代伯爵となっていると思われます。Telegraphの訃報内家族標記では名前をハリー(Harry)と表記しています。愛称かもしれませんが、薨去した伯爵の名前の一部がハリーなので、判断に困るケース。
 また、第18代伯爵の継嗣アレクサンダーがカードロス卿(Lord Cardross)の儀礼称号を用いることになるでしょう。

 

 (英語)BUCHAN – Deaths Announcements – Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: The 17th Earl of Buchan 1930-2022

スウェーデンの王立熾天使騎士団の騎士であった英国女王エリザベス2世陛下の国葬にあわせ、リッダルスホルメン聖堂にて鐘が鳴らされる(2022年9月)

 2022年9月19日、スウェーデン王国のリッダルスホルメン聖堂にて、王立熾天使騎士団(Royal Order of the Seraphim)の722人目の騎士、英国女王エリザベス2世陛下の訃報を受けて、国葬の日にあわせて鐘が鳴らされました。

 

Kungahuset(スウェーデン王室 公式チャンネル):
Serafimerringning för drottning Elizabeth II – YouTube

 

Kungahuset – Serafimerringning för Drottning Elizabeth II | Facebook

 

 (スウェーデン語:スウェーデン王室 公式サイト)Serafimerringning för Drottning Elizabeth II | Kungahuset

国葬(2022年9月19日):英国女王エリザベス2世陛下の国葬

 2022年9月19日、9月8日に崩御した英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)の国葬がおこなわれています。

 

ライブ配信終了後は視聴できなくなる可能性があります/
The Royal Family(英国王室 公式チャンネル):
State Funeral for Her Majesty The Queen – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=TN2vT_jpW1o

埋葬式/
Committal Service for Her Majesty The Queen – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=G1mi7J-VtHk

 

参列者(地域別に別記事を追記予定):
 英国王室(イギリス王室)関連
 欧州の各王室・旧王室
 中東を含むアジアの各王室・旧王室
 アフリカの各王室・旧王室
 オセアニアの各王室・旧王室
 (アメリカの各王室・旧王室)
 (その他)

 

 【解説】 エリザベス英女王、葬儀はどこでどのように – BBCニュース
 葬儀前からの各種概説の他、ページの下の方になりますが、ウェストミンスター寺院の、座席の位置を含む簡単な図があります。参列者の位置などをある程度把握できるかと思います。

 エリザベス2世の国葬、葬列から埋葬式まで – BBCニュース
 エリザベス英女王の埋葬式、棺から王権の象徴が下ろされ – BBCニュース

 

 エリザベス女王国葬【最新情報】日本時間 午後7時~ | NHK | エリザベス女王
 NHKは記事を随時更新しています。

 (英語)Funeral of Queen Elizabeth II: Queen's funeral procession begins as coffin carried to Westminster Abbey – BBC News
 BBCによるライブレポートです。

 

続きを読む 国葬(2022年9月19日):英国女王エリザベス2世陛下の国葬

一般弔問者に続き、黒杖官サラ・クラーク女史らがウェストミンスターホールでの弔問を終える(2022年9月)英国女王エリザベス2世陛下弔問

 ウェストミンスターホールでおこなわれていた、英国女王エリザベス2世陛下の弔問は、一般弔問者の後に、貴族院(上院)職員らが続き、最後は黒杖官サラ・クラーク女史(Sarah Clarke OBE, the Lady Usher of the Black Rod)が弔問をおこないました。

 

The Royal Family Channel:
Last person in the queue sees Queen lying in state – YouTube

 

関連:
 エリザベス2世陛下が、女性初の黒杖官に任命されたサラ・クラーク女史と会見(2018年2月)
 訃報(2022年9月8日):英国女王エリザベス2世陛下が崩御(1926~2022)チャールズ3世が即位