訃報(2018年10月1日):カゲネック伯爵女クリスティーネ【クリスティーネ・グレフィン・フォン・カゲネック】、薨去(1949~2018)

 2018年10月1日、カゲネック伯爵女クリスティーネ(Countess Christine of Kageneck : クリスティーネ・グレフィン・フォン・カゲネックChristine Gräfin von Kageneck)が薨去したようです。
 生年不明ですが、69歳とのこと。
追記:
 1949年4月7日生まれの69歳での薨去のようです。

 

 (ドイツ語)Christine Gräfin von Kageneck verstorben | GaloppOnline
 (ドイツ語)Trauer um Christine Gräfin von Kageneck – GERMAN RACING

 

 アマチュアの騎手で、馬主やブリーダーもしていたようです。

 君主格の家の相手と結婚した人物が近親にいたせいか、意外と(?)色々な場所で見かけられていたようです。

 

訃報(2018年9月22日):“サー”・エリック・ヤロウ準男爵(第3代)、卒去(1920~2018)ヤロウ・シップビルダーズ【ヤーロウ・シップビルダーズ】、クライズデール銀行などの経営に携わる

 2018年9月22日、英国の連合王国準男爵の一人、“サー”・エリック・ヤロウ準男爵(Sir Eric Yarrow, 3rd Baronet MBE DL CEng FRSE MRINA)が卒去した模様です。
 1920年4月23日生まれの98歳。
 ヤロウ準男爵の第3代。

 ヤロウ・シップビルダーズ【ヤーロウ・シップビルダーズ】、クライズデール銀行などの経営に携わっていたそうです。

 卒去に伴い、長男のリチャード・ヤロウ氏(Richard Yarrow)がすでに1987年に死去しているため、孫のロス・ヤロウ氏(Ross Yarrow)が準男爵位を継承しているものと思われます。

 

 (英語)Obituary – Sir Eric Yarrow, shipbuilder, businessman and banker | HeraldScotland
 (英語)YARROW – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

 

訃報(2018年9月22日):前ガンビア大首長・前コンボ北地区首長デンバ・サンヤング、崩御(?~2018)

 2018年9月22日、ガンビア共和国のトップの首長であるガンビア大首長およびコンボ北地区首長の地位にあったデンバ・サンヤングDemba Sanyang, Paramount Chief of The Gambia, Chief of Kombo North District of the West Coast Region : “ババ”・デンバBaba Demba)が崩御した模様です。
 生年不明、享年不明です。
 2005年5月からコンボ北地区首長、2007年10月よりガンビア大首長。
 下記記事によれば、今年【2018年】1月2日まで、大首長およびコンボ北地区首長だったようですが、体調不良のために辞任したようです。

※今回、初めて存在を知ったので、詳しいことはわかりません。記事からは、下位の行政地区ごとに首長(Chief)が選ばれていて、その中から国全体の大首長(Paramount Chief)が選ばれるようにとれます。
 コンボ北地区の民族構成も単一ではないようなので、首長といっても、中央が任命する地理的な地区の長のようなものかもしれません。ただ、そうだとすると大首長はなんなのだということになりますが。
 ガンビアの名を冠する大首長(先代)ということで「崩御」としておきます。

 

 (英語)Former Paramount Chief Demba Sanyang Laid To Rest | The Fatu Network
 (英語)Former Paramount Chief Demba Sanyang Dies | Foroyaa Newspaper
 (英語)Former Paramount Chief Demba Sanyang Dies | Gambia News 24

 

The Fatu Networkさんがリンクをシェアしました。 – The Fatu Network | Facebook

 

GambiaNews24.comさんのツイート: "Ex-paramount chief Demba Sanyang dies – https://t.co/mbzqg4VuZQ – #Gambia #News… "

 

訃報(2018年9月8日):英国の一代貴族(クロスベンチ)/ヴィンセント・オブ・コウゼル男爵リチャード・ヴィンセント陸軍元帥閣下、卒去(1931~2018)

 2018年9月8日、英国の一代貴族(クロスベンチ)のヴィンセント・オブ・コウゼル男爵リチャード・ヴィンセント陸軍元帥閣下(Field Marshal Richard Vincent, Baron Vincent of Coleshill : The Right Honourable The Lord Vincent of Coleshill GBE KCB DSO : ヴィンセント・オブ・コウゼル卿)が卒去した模様。
 1931年8月23日生まれの87歳。

 

 1996年に一代貴族に叙され、2016年に貴族院【上院】を退任しています。

 

 (英国議会公式サイト:告知)Death of a Former Member: Lord Vincent of Coleshill – Hansard
 (英国議会公式サイト:議員情報)Lord Vincent of Coleshill – UK Parliament

 

ウガンダ伝統的君主:衝突事件にかかわったとして殺人罪に問われ軟禁中のルウェンズルル王を廃位して、その母親を即位させようという動きがあった模様(2018年9月)

 (英語)The youngest and little-known Ugandan kingdom whose king is under house arrest – Face2Face Africa

 

 記事の内容は、ウガンダ共和国のルウェンズルル王チャールズ・ウェズリー・ムンベレ陛下【イレマ=ンゴマ1世】(His Royal Majesty Charles Wesley Mumbere, Irema-Ngoma I, King【Omusinga】 of Rwenzururu)が、衝突事件にかかわったとして殺人罪に問われ軟禁中である経緯などを述べたものですが、その中に母親で、先代の故イサイア・ムキラニア陛下【キバンザンガ1世】(Isaiah Mukirania【Isaya Mukirania】【Isaya Mukirane】Kibanzanga I)の妻であるクリスティーン・ムキラニア陛下(Christine Mukirania)を王【女王】として立てようとする動きがあったとあります(どうも現実的ではなかったようです)。

 なお、記事中、この方に対して「Queen mother(クイーン・マザー)」という用語を前置していますが、この言葉はアフリカでは必ずしも君主の母親などを意味せず、場合によっては特に血縁家系も近くないひらたくいえば“ババ様”のような特殊な女性権威の称号(の英語表記)であることがあります。
 また、そのような場合でも、王の母親など近親が就くことがままあります(ややこしい)。

 今回の記事からは、そのような権威臭がまったく漂ってこないので、おそらく「王の母」以上の意味はないと思われます。