徳川宗家第18代当主 徳川恒孝 氏が当主を退き、継嗣の 徳川家広 氏が2023年より第19代当主となる模様(2022年10月)

 徳川宗家第18代当主徳川恒孝氏(とくがわ つねなり)が今年いっぱいで当主を退き、長男で継嗣として広く認識されていた徳川家広氏(とくがわ いえひろ)が2023年1月1日に家督を正式に継承する模様です。

 

TOKUGAWASHOGUN TV 【徳川宗家公式】:
【德川家広より特別報告】 – YouTube

 

 徳川家康の子孫 宗家が当主交代 19代家広氏が家督継承へ | NHK
 徳川宗家の当主交代へ 徳川家広さんが19代当主に|NHK 静岡県のニュース

家広さんは11月から久能山東照宮や栃木県の日光東照宮など徳川家ゆかりの6か所を訪れ、先祖に当主の交代を報告する法要を行ったあと、来年1月1日に正式に家督を継ぎ、徳川宗家19代当主となります。

 徳川宗家が当主交代へ 19代家広氏に 来年1月60年ぶりの交代― スポニチ Sponichi Annex 社会
 徳川宗家の当主60年ぶり交代へ 今年いっぱいで現当主恒孝氏から長男家広氏へ19代目家督継承 – 社会 : 日刊スポーツ

1月29日に東京・増上寺で交代に伴う「継宗(けいそう)の儀」を催す。

 徳川宗家代替わり 長男・家広氏19代当主に 23年1月1日|あなたの静岡新聞

 

追記:
 徳川宗家(徳川将軍家)の継承は同族からの養子を含んでいます。
 徳川家康から徳川家広氏の、父親→息子の血筋上のつながりは以下の通りになります。

 徳川家康 (江戸幕府 初代征夷大将軍)
  ↓
 徳川頼房 (水戸藩初代藩主 / 水戸徳川家)
  ↓
 松平頼重 (高松藩初代藩主 / 高松松平家)
  ↓
 松平頼章(松平頼侯 / 松平頼候)
  ↓
 松平頼豊 (高松藩第3代藩主 / 高松松平家)
  ↓
 徳川宗尭 (水戸藩第4代藩主 / 水戸徳川家)
  ↓
 徳川宗翰 (水戸藩第5代藩主 / 水戸徳川家)
  ↓
 徳川治保 (水戸藩第6代藩主 / 水戸徳川家)
  ↓
 松平義和 (高須藩第9代藩主 / 高須松平家)
  ↓
 松平義建 (高須藩第10代藩主 / 高須松平家)
  ↓
 松平容保 (会津藩第9代藩主 / 会津松平家)
  ↓
 松平恆雄
  ↓
 松平一郎
  ↓
 徳川恒孝 (徳川宗家第18代当主)
  ↓
 徳川家広

 

続報:
 2023年より徳川宗家第19代当主となる 徳川家広 氏が、日光東照宮を参拝(2022年11月)
 2023年より徳川宗家第19代当主となる 徳川家広 氏が、久能山東照宮を参拝(2022年11月)

同志社大学が宮廷文化研究センターを開設(2021年)二条家・山科家・冷泉家が関わるとのこと

 同志社大学が、宮廷文化研究センターの開設を発表しています。

 

 (準備中)同志社大学 宮廷文化研究センター

 同志社大学宮廷文化研究センターの開設について|2021年度のニュース一覧|同志社大学

また構内に屋敷があった二条家・山科家や隣接する冷泉家と連携して活動を行います。

 二条家・山科家・冷泉家と連携するとしており、また(少なくとも)二条家と山科家の当主は直接会合に出ることがあるようです。

久能山東照宮で徳川家康命日の御例祭。徳川宗家継嗣 徳川家広 氏が当主名代として臨席(2021年4月)

 2021年4月17日、静岡県静岡市駿河区の久能山東照宮にて、徳川家康とくがわ いえやす)命日の御例祭がおこなわれたようです。

 徳川宗家第18代当主徳川恒孝氏(とくがわ つねなり)の名代として、継嗣の徳川家広氏(とくがわ いえひろ)が臨席したようです。

 

国宝 久能山東照宮 公式「真恒」展示中さんはTwitterを使っています 「御祭神徳川家康公が薨去された日にあたる本日、当宮で最も重要な祭事である御例祭が雨天の下齋行されました。 本年は当宮司祭徳川御宗家第18代御当主徳川恒孝様御嫡男 徳川家広様を御名代に齋行され、特別な「三品立神饌」の供進や江戸時代の故事に基づく「神供進献の儀」等が厳粛に執り行われました。 https://t.co/CRyX5YVaPo」 / Twitter

 

青森県黒石市教育委員会が黒石陣屋の跡地を示す「黒石陣屋跡」の御城印を作成(2021年4月)黒石津軽家第15代当主 津軽承公 宮司がコメント

 青森県黒石市教育委員会が黒石陣屋の跡地を示す「黒石陣屋跡」の御城印を作成したとのことです。
 記事中写真説明文内にて、黒石神社の津軽承公宮司(黒石津軽家第15代当主)が短文ですがコメントしています。

 1枚300円で授与ということです。
 市教委が関わっているので、郷土の歴史教育の一環かなにかとも思われますが、詳細は不明。
「※詳しくは本紙紙面をご覧ください」ともあるので地元の方は紙面にてもう少し情報が手に入るかもしれません。

 

 「黒石陣屋跡」の御城印作成/黒石市教委 by 陸奥新報

黒石神社(津軽承公宮司)で1枚300円で授与され、関係者は「黒石陣屋の歴史を知ってほしい」と話している。

立皇嗣の礼(2020年11月8日):「立皇嗣宣明の儀」「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」「朝見の儀」がおこなわれる。秋篠宮皇嗣(文仁親王)・同妃(紀子)両殿下は今後は宮中祭祀で宮中三殿の殿舎にあがって拝礼する模様

 2020年11月8日、「立皇嗣の礼(りっこうしのれい)」として、「立皇嗣宣明の儀」「朝見の儀」、その間に「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」がおこなわれました。

 この「立皇嗣の礼」ですが、伝統的に見て一番重要なのは、「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」というほかなく、今後は秋篠宮皇嗣殿下(文仁親王 : ふみひと : Prince Fumihito : His Imperial Highness Crown Prince Akishino)と秋篠宮皇嗣妃殿下(紀子きこKiko : Her Imperial Highness Crown Princess Akishino)は、宮中祭祀において、宮中三殿の殿舎に上がって拝礼するということです。これは「立皇嗣の礼」は結局のところ「立太子の礼」だったということでしょう。

 「皇嗣」という見慣れない単語の採用から、なんだか煙に巻かれたようなまま時が過ぎ、気づけば秋篠宮皇嗣殿下は「現行の継承法上継承順位が一位というタダの宮家の親王」から「宮中祭祀において他の皇族とはまったく違う扱いの親王」になってしまいました。
 正直、これを「皇位継承順位1位の『皇嗣』となられたことを広く内外に伝える『立皇嗣の礼』」などと報道してきたのは適当すぎる気もしますが……。
 しかし天皇(徳仁)陛下を中心に考えれば「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」は自身の直接携わるわけではない儀式であるわけで、天皇陛下を中心に説明してきただけともいえます。

 

 立皇嗣宣明の儀の天皇陛下のおことば(令和2年11月8日) – 宮内庁
 立皇嗣宣明の儀の秋篠宮皇嗣殿下のおことば(令和2年11月8日) – 宮内庁
 朝見の儀の天皇皇后両陛下のおことば(令和2年11月8日) – 宮内庁
 朝見の儀の秋篠宮皇嗣殿下のおことば(天皇陛下への謝恩の辞)(令和2年11月8日) – 宮内庁
 朝見の儀の秋篠宮皇嗣殿下のおことば(皇后陛下への謝恩の辞)(令和2年11月8日) – 宮内庁

 立皇嗣の礼当日祭 | 祭典・行事 | 出雲大社

 天皇陛下が立皇嗣宣明 皇嗣秋篠宮殿下を内外に広く / 神社界唯一の新聞社 神社新報社

 

KyodoNews(共同通信):
秋篠宮さま、立皇嗣の礼 継承順1位「務め果たす」 – YouTube

 

時事通信映像センター:
「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」で賢所に向かわれる秋篠宮さま – YouTube

 

時事通信映像センター:
秋篠宮さま「立皇嗣の礼」 「責務に思い、務め果たす」 代替わり儀式終わる – YouTube

 

時事通信映像センター:
謝恩の辞を述べられる秋篠宮さま – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
皇居で「立皇嗣の礼」 秋篠宮さま「務めを果たす」(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
立皇嗣の礼 秋篠宮ご夫妻が宮中三殿に報告(2020年11月8日) – YouTube

ご夫妻が殿舎に上がるのはご成婚の時以来で、秋篠宮さまは皇嗣として初めて殿舎で拝礼されました。これまで儀式などでは、殿舎の前で拝礼していましたが、今後は殿舎に上がって拝礼されます。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
「立皇嗣の礼」秋篠宮さまが宮中三殿で拝礼(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
立皇嗣の礼 「朝見の儀」で両陛下にお礼(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
立皇嗣の礼 全儀式終わり上皇ご夫妻にあいさつへ(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
立皇嗣の礼 一日の儀式終え秋篠宮さまが感想(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
「立皇嗣の礼」両陛下が皇居に到着(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
皇太子相伝の宝剣 立皇嗣の礼でその貴重な姿が(2020年11月9日) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=L89glLbaumA

 

Nippon TV News 24 Japan:
Crown Prince Fumihito proclaimed as first in line to throne – YouTube

 

 秋篠宮さま きょう「立皇嗣の礼」 皇居・宮殿で | 皇室 | NHKニュース
 秋篠宮さま このあと「立皇嗣の礼」の儀式 皇居・宮殿で | 皇室 | NHKニュース
 立皇嗣の礼 「立皇嗣宣明の儀」行われる | 皇室 | NHKニュース

 秋篠宮さま 皇居 宮中三殿での「立皇嗣の礼」関連儀式に | 即位 | NHKニュース

秋篠宮さまは、紀子さまとともに宮中三殿で皇嗣となったことなどを伝える儀式に臨み、皇嗣として初めて3つの殿舎にあがって拝礼されました。

秋篠宮ご夫妻は、これまで宮中祭祀では、殿舎の前で拝礼してきましたが、今後は、殿舎にあがって拝礼されるということです。

 立皇嗣の礼にあわせ伊勢神宮などで「奉告祭」 | 皇室 | NHKニュース

三重県の伊勢神宮の内宮では、天皇陛下からつかわされた使者のほか、天皇陛下の妹で、伊勢神宮の主な祭りをつかさどる「祭主」を務める黒田清子さんや、神職などが列を組んで境内を進みました。

熱田神宮の圓藤能久 宮掌は、「皇室のますますの繁栄と国民の皆様の平安を熱田の神様に祈念しました」と話していました。

 立皇嗣の礼「朝見の儀」終わる 皇位継承に伴う国の行事終了 | 皇室 | NHKニュース

 

関連:
 天皇(徳仁)陛下が新嘗祭に臨む(2020年11月)秋篠宮皇嗣(文仁親王)殿下も「神嘉殿」の殿舎に上がり拝礼との報道