天皇(徳仁)陛下が新嘗祭に臨む(2020年11月)秋篠宮皇嗣(文仁親王)殿下も「神嘉殿」の殿舎に上がり拝礼との報道

 2020年11月23日、天皇陛下(徳仁なるひと : Emperor Naruhito : His Majesty【His Imperial Majesty】 The Emperor)は、新嘗祭に臨みました。

 

 天皇陛下 「新嘗祭」に臨まれる | 皇室 | NHKニュース

「新嘗祭」には、秋篠宮さまも臨み、今月8日の「立皇嗣の礼」が終わったことを受けて、初めて「神嘉殿」の殿舎にあがり拝礼されたということです。

 上記の NHK 報道によれば、秋篠宮皇嗣殿下(文仁親王 : ふみひと : Prince Fumihito : His Imperial Highness Crown Prince Akishino)が、「神嘉殿の儀」に皇太子として臨んだということになるでしょう。

 「立皇嗣の礼」が11月8日に延期(設定)された理由は、「適当に伸ばしただけ」くらいのイメージを持たれていたように思います。
 しかし、新嘗祭の前に同礼の「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」をおこなって秋篠宮皇嗣殿下の格上げをおこない、新嘗祭に皇太子として臨んでいただくためには、11月上旬より遅くするのは難しいと誰かが判断したのではないかと思われてきます。

 「立皇嗣の礼」がどういう意味を持つか(つまり伝統的な観点からみれば秋篠宮殿下の立太子にほかならないと)事前にはっきりとした説明がなかったことを含め、なんともフワフワと事態が続いていきますが……。

 

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 立皇嗣の礼(2020年11月8日):「立皇嗣宣明の儀」「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」「朝見の儀」がおこなわれる。秋篠宮皇嗣(文仁親王)・同妃(紀子)両殿下は今後は宮中祭祀で宮中三殿の殿舎にあがって拝礼する模様

 

立皇嗣の礼(2020年11月8日):「立皇嗣宣明の儀」「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」「朝見の儀」がおこなわれる。秋篠宮皇嗣(文仁親王)・同妃(紀子)両殿下は今後は宮中祭祀で宮中三殿の殿舎にあがって拝礼する模様

 2020年11月8日、「立皇嗣の礼(りっこうしのれい)」として、「立皇嗣宣明の儀」「朝見の儀」、その間に「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」がおこなわれました。

 この「立皇嗣の礼」ですが、伝統的に見て一番重要なのは、「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」というほかなく、今後は秋篠宮皇嗣殿下(文仁親王 : ふみひと : Prince Fumihito : His Imperial Highness Crown Prince Akishino)と秋篠宮皇嗣妃殿下(紀子きこKiko : Her Imperial Highness Crown Princess Akishino)は、宮中祭祀において、宮中三殿の殿舎に上がって拝礼するということです。これは「立皇嗣の礼」は結局のところ「立太子の礼」だったということでしょう。

 「皇嗣」という見慣れない単語の採用から、なんだか煙に巻かれたようなまま時が過ぎ、気づけば秋篠宮皇嗣殿下は「現行の継承法上継承順位が一位というタダの宮家の親王」から「宮中祭祀において他の皇族とはまったく違う扱いの親王」になってしまいました。
 正直、これを「皇位継承順位1位の『皇嗣』となられたことを広く内外に伝える『立皇嗣の礼』」などと報道してきたのは適当すぎる気もしますが……。
 しかし天皇(徳仁)陛下を中心に考えれば「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」は自身の直接携わるわけではない儀式であるわけで、天皇陛下を中心に説明してきただけともいえます。

 

 立皇嗣宣明の儀の天皇陛下のおことば(令和2年11月8日) – 宮内庁
 立皇嗣宣明の儀の秋篠宮皇嗣殿下のおことば(令和2年11月8日) – 宮内庁
 朝見の儀の天皇皇后両陛下のおことば(令和2年11月8日) – 宮内庁
 朝見の儀の秋篠宮皇嗣殿下のおことば(天皇陛下への謝恩の辞)(令和2年11月8日) – 宮内庁
 朝見の儀の秋篠宮皇嗣殿下のおことば(皇后陛下への謝恩の辞)(令和2年11月8日) – 宮内庁

 立皇嗣の礼当日祭 | 祭典・行事 | 出雲大社

 天皇陛下が立皇嗣宣明 皇嗣秋篠宮殿下を内外に広く / 神社界唯一の新聞社 神社新報社

 

KyodoNews(共同通信):
秋篠宮さま、立皇嗣の礼 継承順1位「務め果たす」 – YouTube

 

時事通信映像センター:
「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」で賢所に向かわれる秋篠宮さま – YouTube

 

時事通信映像センター:
秋篠宮さま「立皇嗣の礼」 「責務に思い、務め果たす」 代替わり儀式終わる – YouTube

 

時事通信映像センター:
謝恩の辞を述べられる秋篠宮さま – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
皇居で「立皇嗣の礼」 秋篠宮さま「務めを果たす」(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
立皇嗣の礼 秋篠宮ご夫妻が宮中三殿に報告(2020年11月8日) – YouTube

ご夫妻が殿舎に上がるのはご成婚の時以来で、秋篠宮さまは皇嗣として初めて殿舎で拝礼されました。これまで儀式などでは、殿舎の前で拝礼していましたが、今後は殿舎に上がって拝礼されます。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
「立皇嗣の礼」秋篠宮さまが宮中三殿で拝礼(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
立皇嗣の礼 「朝見の儀」で両陛下にお礼(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
立皇嗣の礼 全儀式終わり上皇ご夫妻にあいさつへ(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
立皇嗣の礼 一日の儀式終え秋篠宮さまが感想(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
「立皇嗣の礼」両陛下が皇居に到着(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
皇太子相伝の宝剣 立皇嗣の礼でその貴重な姿が(2020年11月9日) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=L89glLbaumA

 

Nippon TV News 24 Japan:
Crown Prince Fumihito proclaimed as first in line to throne – YouTube

 

 秋篠宮さま きょう「立皇嗣の礼」 皇居・宮殿で | 皇室 | NHKニュース
 秋篠宮さま このあと「立皇嗣の礼」の儀式 皇居・宮殿で | 皇室 | NHKニュース
 立皇嗣の礼 「立皇嗣宣明の儀」行われる | 皇室 | NHKニュース

 秋篠宮さま 皇居 宮中三殿での「立皇嗣の礼」関連儀式に | 即位 | NHKニュース

秋篠宮さまは、紀子さまとともに宮中三殿で皇嗣となったことなどを伝える儀式に臨み、皇嗣として初めて3つの殿舎にあがって拝礼されました。

秋篠宮ご夫妻は、これまで宮中祭祀では、殿舎の前で拝礼してきましたが、今後は、殿舎にあがって拝礼されるということです。

 立皇嗣の礼にあわせ伊勢神宮などで「奉告祭」 | 皇室 | NHKニュース

三重県の伊勢神宮の内宮では、天皇陛下からつかわされた使者のほか、天皇陛下の妹で、伊勢神宮の主な祭りをつかさどる「祭主」を務める黒田清子さんや、神職などが列を組んで境内を進みました。

熱田神宮の圓藤能久 宮掌は、「皇室のますますの繁栄と国民の皆様の平安を熱田の神様に祈念しました」と話していました。

 立皇嗣の礼「朝見の儀」終わる 皇位継承に伴う国の行事終了 | 皇室 | NHKニュース

 

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秋篠宮家の眞子内親王殿下と佳子内親王殿下が、創建100周年の明治神宮へ(2020年11月)

 2020年11月6日、秋篠宮家の眞子内親王殿下(まこ : Her Imperial Highness Princess Mako of Akishino)と佳子内親王殿下(かこ : Her Imperial Highness Princess Kako of Akishino)は、創建100年を迎えた明治神宮を参拝しました。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
眞子さまと佳子さまが創建100年の明治神宮を参拝(2020年11月6日) – YouTube

 

Nippon TV News 24 Japan:
Princess Mako and Princess Kako visit Meiji Shrine – YouTube

 

天皇(徳仁)陛下が、文化勲章の親授式へ(2020年11月)

 2020年11月3日、天皇陛下(徳仁なるひと : Emperor Naruhito : His Majesty【His Imperial Majesty】 The Emperor)は、文化勲章の親授式に臨みました。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
皇居で文化勲章の親授式 彫刻家の澄川さんら出席(2020年11月3日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
天皇陛下が勲章授与、お祝いの言葉 文化勲章親授式(2020年11月3日) – YouTube

 

 文化勲章の親授式 彫刻家の澄川喜一氏ら5人が受章 | NHKニュース

 

三笠宮家の彬子女王殿下が京都産業大学と、子供向けオンライン講座「言の葉ミュージシャンになろう~作って詠もう和歌の世界~」を共催(2020年9月・10月)

 三笠宮家の彬子女王殿下(あきこ : Her Imperial Highness Princess Akiko of Mikasa)は、自身が総裁を務める心游舎と京都産業大学の共催で、子供向けオンライン講座「言の葉ミュージシャンになろう~作って詠もう和歌の世界~」を開催したようです。
※歌集を上賀茂神社に奉納していることと、上賀茂神社も共催者と取れる表記もあります。

 なお、彬子女王殿下は、公務もそうですが、心游舎がおこなっている行事(稲刈りとか)についても外出自粛のために臨席できなくなることが多くなっており、オンラインでの活動に目を向けているようでもあります。

 

開催後プレスリリース:
 京都産業大学日本文化研究所特別教授の彬子女王殿下が、子どもたちを対象に日本文化の一つである「和歌」に関するオンライン講座を開催 – 大学プレスセンター

彬子女王殿下は、文化学部京都文化学科の開講科目『京都文化特殊演習』において、履修学生とご自身が総裁を務められている心游舎と共催で、子どもたちを対象に「言の葉ミュージシャンになろう~作って詠もう和歌の世界~」をオンラインで開催した。

 

開催前告知:
 心游舎×京都産業大学共催 子供向けオンライン講座「言の葉ミュージシャンになろう~作って詠もう和歌の世界~」開催(特別出演:彬子女王殿下/講師:永田和宏京都産業大学名誉教授) | 京都産業大学

 

心游舎 2020年9月20日開催分記事:
 言の葉ミュージシャンになろう~作って詠もう和歌の世界~ | 日本の伝統文化を未来へ|一般社団法人心游舎

心游舎 2020年10月4日開催分記事:
 言の葉ミュージシャンになろう~作って詠もう和歌の世界~2 | 日本の伝統文化を未来へ|一般社団法人心游舎

 

心游舎 – 9月20日、上賀茂神社・京都産業大学京都文化特殊演習・心游舎の共催となりますオンラインワークショップ「言の… | Facebook

 

心游舎 – 10/4、5月から準備を重ねてきた上賀茂神社と京都産業大学特殊演習の学生の共同プロジェクト、「言の葉ミュー… | Facebook

 

心游舎 – 京都産業大学と心游舎が共催するプログラムとして4年目となる今年は、和歌をテーマにして「言の葉ミュージシャン… | Facebook