即位(2023年7月29日):アンゴラ伝統的君主の一人、ムバタ王マキトゥ3世陛下が即位したとの情報

 2023年7月29日、アンゴラ共和国の伝統的君主の一人、ムバタ王マキトゥ3世陛下(His Royal Majesty King Makitu III, King of the Kingdom of Mbata)が即位したとの情報が出ています。

 ムバタ王国は、かつてコンゴ王国を形成しました。

ジョアンヴィル・ポマレがタヒチ王“ポマレ11世”として即位式をおこなう(2023年4月)ニュージーランドのマオリ王ツヘイティア・パキ陛下(ツヘイティア・ポタタウ・テ・フェロフェロ7世)が臨席

 現在のフランス領ポリネシアにあるタヒチ島には、かつてタヒチ王国が存在し、その最後の王はポマレ5世Pōmare V)です。
 その弟のテリイトゥア・トゥアヴィラ・ポマレ王子(ジョアンヴィル公 : Prince Teriitua Tuavira Pōmare, Prince Joinville)をポマレ6世(Pōmare VI)とし(5世より先に薨去)、6世の長男ヒノイ・ポマレ王子(Hinoi Pōmare)をポマレ7世(Pōmare VII)、7世の長男と次男をそれぞれ8世と9世、9世の長男がポマレ10世、この10世が1981年に薨去した後に、弟のレオポルド・ポマレ王子(Léopold Pōmare)がポマレ11世Pōmare XI)として王位継承者となっていたようです。

 しかし、2009年、10世の養子らしき人物(詳細不明)ジョアンヴィル・ポマレ氏(Joinville Pōmare)が自らがポマレ11世であると宣言します。一族からは拒否。血を引いているわけでもないので、当たり前ではあります。

 時を経て、2023年4月17日、同地のヒルトンホテルで、この後者のポマレ11世の即位式のようなものがおこなわれたようです。
 これだけならば、また変な主張をする人物が変なことをおこなっただけなのですが、なぜかニュージーランドのマオリ王ツヘイティア・パキ陛下(Tūheitia Paki : ツヘイティア・ポタタウ・テ・フェロフェロ7世 : Kiingi Tūheitia Potatau Te Wherowhero VII KStJ GCCT KCLJ)がこれに参列。
 マオリ王はニュージーランドでは公的な存在のため(もちろんだからといってフランス領ポリネシアのタヒチに何らかの権限を持つわけではありませんが)、君主が他の人物を君主として承認するということは意味を持つものです。よって、この後者のポマレ11世について以前より正統性のようなものが生じています。

 

 (フランス語)Un roi, Pomare XI, et bientôt une Principauté – La Dépêche de Tahiti %

訃報(2023年1月10日):旧ギリシャ王コンスタンティノス2世が崩御(1940~2023)

 2023年1月10日、(旧)ギリシャ王コンスタンティノス2世陛下(Constantine II of Greece : His Majesty The King of the Hellenes : デンマーク王子 : Prince of Denmark)が、ギリシャ共和国アテネで崩御しました。
 1940年6月2日生まれの82歳。

 1964年から1973年の王政廃止までギリシャ王として統治。
 妻はデンマーク王室出身の(旧)ギリシャ王妃アンナ=マリア陛下(Anne-Marie : Her Majesty The Queen of the Hellenes, Princess of Denmark)で、コンスタンティノス2世自身もデンマーク王家の男系男子。

 崩御に伴い、長男の(旧)ギリシャ皇太子パウロス殿下(デンマーク王子 : His Royal Highness Crown Prince Pavlos of Greece, Prince of Denmark)が、ギリシャ王位の継承者およびギリシャ王室当主となります。

 

 デンマークのアマリエンボー宮殿の国旗は半旗に。
 国際オリンピック委員会(IOC)とギリシャ・オリンピック委員会は、パナシナイコ・スタジアムに旗を掲揚。

 2023年1月16日、アテネの生神女福音大聖堂(Metropolitan Cathedral of the Annunciation : ミトロポリス大聖堂 : Metropolis【Mitropoli】 : 府主教大聖堂 : Metropolitan Cathedral of Athens)にて葬儀がおこなわれ、タトイ宮殿の王室墓地に埋葬されました。
 キリスト教/東方正教会/ギリシャ正教会首座/アテネ・全ギリシャ大主教イエロニモス2世座下(His Beatitude Hieronymos II, Archbishop of Athens and All Greece and Primate of the Autocephalous Orthodox Church of Greece)が司式。

※ここから追記をします。
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クリスマスメッセージ(2022年):オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下による降誕祭(クリスマス)のスピーチ映像(2022年12月)

 オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下(Willem-Alexander : His Majesty The King of the Netherlands)による降誕祭(クリスマス)のスピーチ映像が投稿されています。

 

Koninklijk Huis(オランダ王室 公式ウェブサイト):
Kersttoespraak 2022 – YouTube

 (オランダ語:オランダ王室 公式ウェブサイト)Kersttoespraak van de Koning, 25 december 2022 | Toespraak | Het Koninklijk Huis

クリスマスメッセージ映像(2022年):英国王チャールズ3世陛下による降誕祭(クリスマス)のスピーチ映像(2022年12月)

 英国王チャールズ3世陛下(King Charles III : His Majesty The King)による、降誕祭(クリスマス)のスピーチ映像が公開されています。

 

The Royal Family(英国王室 公式チャンネル):
The King's Christmas Broadcast 2022 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=GdeVnjkn5RI

 

BBC News Japan:
【全訳】 チャールズ英国王が初のクリスマスのあいさつ エリザベス女王を追悼 – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS チャンネル):
英チャールズ国王 クリスマスメッセージで国民に思い寄せる(2022年12月26日) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=zwJfTmRiAI4

 

日テレNEWS:
【イギリス・チャールズ国王】初のクリスマススピーチ エリザベス女王しのぶ – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=fnQPRQiWJkQ

 

TBS NEWS DIG Powered by JNN:
英・チャールズ国王 初のクリスマスメッセージ|TBS NEWS DIG – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=KzyMI3Lu-nw

 

 イギリス チャールズ国王 クリスマスメッセージで女王しのぶ | NHK | イギリス