ガーナの伝統的君主の一人/アシャンティ王オトゥムフオ・オセイ・トゥトゥ2世陛下が、セーシェル大統領ラムカラワン閣下とシンポジウムに臨席(2024年11月)アシャンティ王プレンペー1世のセーシェルからの帰還から100年

 2024年11月22日、ガーナ共和国の伝統的君主/アシャンティ王オトゥムフオ・オセイ・トゥトゥ2世陛下(アシャンティ皇帝 : His Royal Majesty Otumfuo Osei Tutu II, King【Emperor】 of the Ashanti Kingdom【Empire of Ashanti】【Asantehene of Asante】)とジュリア・オセイ・トゥトゥ令夫人殿下(Her Highness Lady Julia Osei Tutu)は、ガーナ共和国を訪問したセーシェル共和国大統領ワベル・ジョン・チャールズ・ラムカラワン閣下(His Excellency Wavel John Charles Ramkalawan)夫妻と会見しました。

 同大統領は同国クマシの、プレンペー1世国際空港で、アシャンティ王の出迎えを受けたようです。

 英国との闘争の中、アシャンティ王プレンペー1世Prempeh I)はセーシェルに追放・亡命の状態となりました。
 今年2024年は、そのプレンペー1世がセーシェルからアシャンティ王国に帰還した1924年から100周年となるようです。

 アシャンティ王と大統領は、100周年のシンポジウムに臨席。

 また、同大統領は、プレンペー1世の子孫らと会見したようです。
 会談では、セーシェルとプレンペー1世の子孫との関係強化について話し合われたようです。

 なお、アシャンティ王の継承は複雑で、(おそらくですが)現在のアシャンティ王オトゥムフオ・オセイ・トゥトゥ2世陛下は、プレンペー1世の子孫ではありません。

 

シンポジウムのライブ映像(2時間44分)/
Opemsuo Radio:
Live: 100 Years Anniversary Of The Return Of King Prempeh I From Exile In Seychelles. – YouTube

 

 (英語:セーシェル大統領府 公式ウェブサイト)President Ramkalawan receives a Royal welcome in Kumasi, Ashanti Kingdom – News – State House Seychelles | Office of the President

His Majesty Otumfuo Nana Osei Tutu II, King of the Ashanti Kingdom. The royal reception at the Manhyia Palace included Her Highness Lady Julia Osei Tutu II,

 アシャンティ王と令夫人の称号表記。ジュリア令夫人の敬称は殿下(Her Highness)となっています。

 (英語:セーシェル大統領府 公式ウェブサイト)President Ramkalawan Hosts Gathering with Descendants of King Prempeh I in Kumasi – News – State House Seychelles | Office of the President

 

President Ramkalawan receives a… – State House Seychelles | Facebook

 

The President of… – Otumfuo Osei Tutu II Foundation | Facebook

 

Asantehene Otumfuo Osei… – Otumfuo Osei Tutu II Foundation | Facebook

 

President Ramkalawan Hosts… – State House Seychelles | Facebook

南アフリカ伝統的君主:ズールー王 ミスズールー 陛下が、ナザレス・バプテスト・チャーチの洗礼を受ける(2024年6月)

 2024年6月9日、南アフリカ共和国の伝統的君主の一人、ズールー王ミスズールー・シンコビレ・カズウェリティニ陛下(His Majesty King Misuzulu Sinqobile kaZwelithini of Zulu)は、同地の宗教であるナザレス・バプテスト・チャーチ(Nazareth Baptist Church : シェンベ教会 : Shembe Church)の洗礼を受けたようです。

※この教会は、一般的な意味でのバプテストやキリスト教とは異なります。

 ズールー王は、アングリカン(南部アフリカ聖公会)の一員であったはずですが、離脱しているようです。
 ズールー王国宰相のトゥラシズウェ・ブテレジ閣下(The Reverend Thulasizwe Buthelezi)は、王の洗礼は王を聖化することであり、異母兄との王位の争いが今回の洗礼の背景にあるとしているようです。
 一方、シンフィウェ・ズールー王子(Prince Simphiwe Zulu)は、王の洗礼が公開でおこなわれたのは歴史的瞬間としつつも、王位の問題とは異なる領域のものとしています。

 

Newslive SA:
King Misuzulu KaZwelithini Baptized into the Shembe Church by uNyazi LweZulu – YouTube

 

 (英語)King Misuzulu ditches the Anglican Church for Shembe | Scrolla.Africa
 (英語)Zulu king baptised as Shembe church member

ウガンダ伝統的君主:ブソガ王ウィリアム・ウィルバーフォース・ガブラ・ナディオペ4世陛下が、ブラモギ公国の使者たちと会見(2024年6月)王位継承問題から続いた事態は解決へ向かう模様

 2024年6月8日、ウガンダ共和国の伝統的君主の一人、ブソガ王ウィリアム・ウィルバーフォース・ガブラ・ナディオペ4世陛下(His Majesty William Wilberforce Gabula Nadiope IV, Kyabazinga of Busoga : ブガブラ公 : Gabula of Bugabula)は、ジェームス・ナイタ(Owek. James Naita)率いるブラモギ公国の使者たちと会見しました。

※ジェームス・ナイタに関しては、記事などで「チーフ・ロイヤル・プリンス(Chief Royal Prince)」という称号が使われています。また「Issabalangira of Bulamogi」という称号もあります。

 ブソガ王国では、先代の王ヘンリー・ワコ・ムロキの崩御後、その子息ブラモギ公エドワード・コロンバス・ワンブジ(Prince Edward Columbus Wambuzi, Zibondo of Bulamogi)と、ウィリアム・ガブラ・ナディオペ4世陛下の間でブソガ王の継承争いが起きていました(5人の世襲の公から選ばれる模様)。
 その後、王位については決定しているものの、ブラモギ公国側との関係の緊張は続いていたようです。
 今回の訪問が、事態の正常化につながると見られています。

 
 
 (英語)Kaliro royalists, Kyabazinga reconcile after a decade-long standoff over Kingship

 

XユーザーのKyabazinga of Busogaさん: 「BULAMOGI ROYALS AND ELDERS SEEK RECONCILIATION WITH OBWA KYABAZINGA BWA BUSOGA His Majesty William Gabula Nadiope IV on June 8th, 2024 hosted a delegation from Bulamogi, one of the chiefdoms in Busoga Kingdom. Kyabazinga hosted the delegation led by Issabalangira of Bulamogi https://t.co/eylkYSMo8F」 / X
https://x.com/KingNadiopeIV/status/1799853574479851674

 

XユーザーのKyabazinga of Busogaさん: 「His Majesty William Gabula Nadiope IV on June 8th, 2024 hosted a delegation from Bulamogi, one of the chiefdoms in Busoga Kingdom. led by Issabalangira of Bulamogi James Naita. The delegation included the cultural leadership of Bulamogi, Political leaders, all clan heads in https://t.co/Vyxz4CmZvr」 / X
https://x.com/KingNadiopeIV/status/1799955755338022950

 

BULAMOGI ROYALS AND ELDERS SEEK… – Kyabazinga of Busoga | Facebook

 

His Majesty William Gabula Nadiope IV on June 8th, 2024 hosted a delegation from Bulamogi, one of the chiefdoms in Busoga Kingdom. led by Issabalangira… | By Kyabazinga of BusogaFacebook | Facebook

ベルギー王室継嗣/ブラバント女公/ベルギー王女エリザベート殿下らが、欧州議会選挙などで投票(2024年6月)

 2024年6月9日、ベルギー王室の継嗣/ブラバント女公/ベルギー王女エリザベート殿下(Princess Elisabeth of Belgium : Her Royal Highness The Duchess of Brabant)、ベルギー王子ガブリエル殿下(His Royal Highness Prince Gabriel of Belgium)、ベルギー王子エマニュエル殿下(His Royal Highness Prince Emmanuel of Belgium)、ベルギー王女エレオノール殿下(Her Royal Highness Princess Eléonore of Belgium)ら国王夫妻の四子は、ブリュッセル近郊のラーケンにて、選挙の投票をおこないました。

 エリザベート殿下、ガブリエル殿下、エマニュエル殿下は、ベルギー連邦選挙と地方選挙、加えて欧州議会選挙の投票をおこないました。
 エレオノール殿下は年齢による選挙権が欧州議会選挙のみのため、同選挙のみ投票をおこなったようです(ベルギー王国の欧州議会議員選挙の選挙権は 16歳 から)。

 なお、ベルギー国王夫妻は、政治的中立を保つため、選挙での投票はおこないません。

 

Vand… – Belgische Monarchie Monarchie belge Belgian Monarchy | Facebook

ロシア皇帝アレクサンドル3世の騎馬像が、シベリアのケメロヴォに設置される(2024年5月)

 2024年5月31日、ロシア連邦ケメロヴォ州-クズバスのケメロヴォにて、ロシア皇帝アレクサンドル3世の騎馬像が除幕されました。

 

Новости 42:
В Кузбассе открыли памятник императору Александру III – YouTube