丹羽霊祠殿【丹羽神社】から戊辰戦争の二本松藩戦死者の霊牌が多数見つかる(2018年8月)丹羽霊祠殿は昨年、丹羽家から二本松市に寄贈とのこと

 二本松藩戦死者の霊牌発見 戊辰戦争、80柱を等しく慰霊:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

 

 福島県二本松市の霞ヶ城公園(二本松藩主丹羽家の居城)にある丹羽霊祠殿(にわれいしでん : 通称:丹羽神社)から、戊辰戦争の二本松藩戦死者の霊牌が多数見つかったそうです。

 戊辰50年の慰霊祭(戊辰殉難士五十年祭?)に合わせたものとみられており、霊牌は全て同じ形だったことから(?)二本松市の担当者は「身分で区別していない」とし、二本松藩主丹羽家第18代当主丹羽長聰氏(にわ ながとし)もコメントしています。

 

 戊辰五十年となると、もう大正ですが……。

 そして、四分の一程度の霊牌が遺族の手に渡らずに残っていた、ということになるわけですが、元の上級武士から農民にいたるまで四分の一の遺族・子孫が慰霊祭に参加していなかったということになるのでしょうか(それとも四分の三も参列したとみるべきか)。

 残されていた霊牌の中に大目付軍監として出陣したらしい上級武士の丹羽舎人という表記の人物がいるようです。
 身分と「丹羽」から藩主と同族かとも思われますが……。

 

来月【2018年9月】故・秩父宮妃(勢津子)殿下記念事業。会津松平家第14代当主 松平保久 氏らが特別協力。9月28日映写会では妃殿下の甥 松平恒忠 氏が講話(2018年8月)

 来月【2018年9月1日】から、故・(秩父宮妃)雍仁親王妃勢津子殿下(せつこSetsuko : Her Imperial Highness The Princess Chichibu)の生誕百十周年、成婚九十周年の記念事業が会津若松市で始まるようです。

 

 9月から秩父宮妃勢津子さま記念事業 | 県内ニュース | 福島民報

 

 妃殿下の父は、宮内大臣や参議院議長を務めた松平恒雄氏(まつだいら つねお)で、祖父は会津藩藩主の松平容保まつだいら かたもり)です。

 特別写真展や、インタビューなどを放映する特別映写会が予定され、会津松平家第14代当主松平保久氏(まつだいら もりひさ)、妃殿下の甥の松平恒忠氏らが特別協力。

 写真展は9月26日まで。

 映写会は9月28日、恒忠氏の講話があるようです。

 詳細は上記記事及び、記載の申し込み先・問い合わせ先などへ。

 

福島県南会津郡只見町にて河井継之助の没後百五十年墓前祭。越後国長岡藩主牧野家第17代当主 牧野忠昌 氏が参列(2018年8月)

 (写真一枚)継之助を悼み只見で墓前祭 牧野家当主も参列 | 県内ニュース | 福島民報

 

 2018年8月16日、福島県南会津郡只見町の医王寺にて、河井継之助の没後百五十年墓前祭がおこなわれた模様。
 越後国長岡藩主牧野家第17代当主牧野忠昌氏(まきの ただまさ)が参列。

 「小千谷談判」の舞台となった新潟県小千谷市の慈眼寺より船岡芳英住職(第65代?)が墓前で読経。

 

来月【2018年9月】の戊辰百五十周年記念式典で、会津松平家第14代当主 松平保久 氏が基調講演、式典後のトークショーに出演、とのこと(2018年8月)

 藩公行列に「綾瀬さん」5年連続 若松で9月23日 | 県内ニュース | 福島民報

 

 会津松平家第14代当主松平保久(まつだいら もりひさ)氏が、来月【2018年9月】の会津若松市の戊辰百五十周年記念式典で、基調講演、式典後のトークショーに出演、とのことです。

 会津藩公行列が9月23日で、式典とトークショーは前日の9月22日のようです。
 (会津若松市公式サイト:掲載は終了しました戊辰150周年記念式典を開催します。 | 会津若松市
掲載時URL:https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2018081600017/

平成30年9月22日(土)13時30分から(12時45分開場)

基調講演
講師:会津松平家14代当主 松平保久氏
演題(仮):「それからの会津-開城以降の会津人の歩み-」

トークショー
出演:会津松平家14代当主 松平保久氏、綾瀬はるかさん、鈴木梨央さん、柳澤秀夫氏

 

関連:
 戊辰百五十周年記念式典に、会津松平家第14代当主 松平保久 氏が臨席(2018年9月)

 

白河藩主阿部家第22代当主 阿部正靖 氏が、特別企画展「戊辰戦争と白河 武士と庶民、それぞれの戦いと慰霊」のオープニングセレモニーに(2018年8月)

 白河口の戦い紹介、企画展開幕 銃や軍旗、絵巻など展示:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

 

 2018年8月11日、福島県白河市の「白河集古苑」で、特別企画展「戊辰戦争と白河 武士と庶民、それぞれの戦いと慰霊」がはじまり、白河藩主阿部家第22代当主阿部正靖氏(あべ まさやす)らがオープニングセレモニーにてテープカットをおこなったようです。

 なお、「白河藩主阿部家」「第22代当主」ですが、この系統は大名として初代(白河藩ではない)の阿部忠秋を初代として考えると、現在の正靖氏は第21代当主になるのではないかと思いますが……忠秋の父阿部忠吉を初代としているのか、別の事情があるのか、よくわかりません。
 また、最終的にこの系統は棚倉藩の藩主として大名を終えているので(その後、華族の子爵)、棚倉藩の阿部家として表記されることもあります。

 

特別企画展については:
 特別企画展「戊辰戦争と白河」開催中(10月8日まで) | 白河市公式ホームページ