ヨルダン王アブドッラー2世陛下がメディア関係者と会見(2018年10月)

 2018年10月1日、ヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・イブン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)は、メディア関係者と会見しました。

 

RHC JO(ヨルダン王室ハーシム家公式チャンネル):
حديث جلالة الملك عبدالله الثاني خلال لقاء رؤساء تحرير صحف يومية وكتابا صحفيين وإعلاميات – YouTube

 

 (英語:アブドッラー2世国王公式サイト)King meets media figures, affirms that law must apply to all without exception | King Abdullah II Official Website

 

 見出しからは、法の支配を強調したようですが……。

 

ヨルダン王アブドッラー2世陛下の一週間(2018年9月21日~9月26日)

 ヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・イブン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)の、この一週間くらいの公務などの様子です。

 

RHC JO(ヨルダン王室ハーシム家公式チャンネル):
ملخص زيارة جلالة الملك إلى نيويورك والمشاركة في الدورة 73 للجمعية العامة للأمم المتحدة – أيلول 2018 – YouTube

 

 今回は、第73回国連総会【国際連合総会】に伴うアメリカ訪問と、各国首脳らとの会談などです。

関連:
 動画(英語):ヨルダン王アブドッラー2世陛下の第73回国連総会【国際連合総会】でのスピーチ映像(2018年9月)
 Fox News インタビュー映像(英語):ヨルダン王アブドッラー2世陛下へのインタビュー動画(2018年9月)

 

動画(英語):ヨルダン王アブドッラー2世陛下の第73回国連総会【国際連合総会】でのスピーチ映像(2018年9月)

 第73回国連総会【国際連合総会:UNGA】のためアメリカ合衆国を訪問中のヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・イブン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)は、同総会で(英語で)スピーチをしました。

 

※キャプションはアラビア語です/
RHC JO(ヨルダン王室ハーシム家公式チャンネル):
خطاب جلالة الملك عبدالله الثاني في الجلسة الافتتاحية للدورة 73 للجمعية العامة للأمم المتحدة – YouTube

 (英語)Remarks by His Majesty during the Plenary Session of the 73rd United Nations General Assembly | Royal Hashemite Court

 

 内容は、イスラエル・パレスチナの問題をメインとし、難民問題やテロ対策などを含むグローバルな問題についての共同の対応の必要性を訴えるものです。

 

ヨルダン王アブドッラー2世陛下が、アラブ首長国連邦【UAE】外務・国際協力相アブダッラー・ビン・ザーイド殿下と会見(2018年9月)二方とも第73回国連総会【国際連合総会】のため訪米中

 2018年9月24日、第73回国連総会【国際連合総会:UNGA】のためアメリカ合衆国を訪問中のヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・イブン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)は、アラブ首長国連邦【UAE】外務・国際協力大臣“シャイフ【シェイク】”・アブダッラー・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下(アブドラ外相 : His Highness Sheikh Abdullah bin Zayed Al Nahyan)と会見しました。

 

Emirates News Agency:
ملك الأردن يستقبل عبدالله بن زايد في نيويورك – YouTube

 

 (英語)وكالة أنباء الإمارات – Jordanian King receives Abdullah bin Zayed in New York

 

 アブダッラー殿下からは、
 アラブ首長国連邦大統領/アブダビ首長“シャイフ【シェイク】”・ハリーファ・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下(President His Highness Sheikh Khalifa bin Zayed Al Nahyan, Ruler【Emir】 of Abu Dhabi)、
 アラブ首長国連邦【UAE】副大統領・首相/ドバイ首長“シャイフ【シェイク】”・ムハンマド・ビン・ラーシド・アル・マクトゥーム殿下(シェイク・モハメド : His Highness Sheikh Mohammed bin Rashid Al Maktoum, Ruler【Emir】 of Dubai)、
 アラブ首長国連邦軍副最高司令官/アブダビ皇太子“シャイフ【シェイク】”・ムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下(モハメド皇太子 : His Highness Sheikh Mohammed bin Zayed Al Nahyan, Crown Prince of Abu Dhabi and Deputy Supreme Commander of the UAE Armed Forces)、
 からの挨拶が伝えられ、陛下から返礼があったと記事にあります。
※恒例行事。

 

ガーナ:アナン(元)国連事務総長閣下の国葬に、オランダのベアトリクス前女王陛下(王女殿下)とメイベル妃殿下、ノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下が臨席(2018年9月)棺が国旗に覆われ遺体の顔すら公開されなかったので議論に「彼は『黄金の剣』だから」説も

 2018年9月13日、ガーナ共和国政府主催で2018年8月18日に薨去した国際連合第7代事務総長コフィー・アナン閣下(His Excellency Mr【Dr?】 Kofi Annan)閣下の国葬がおこなわれたようです。

 西欧の王室からは、
 前オランダ女王ベアトリクス陛下(オランダ王女ベアトリクス殿下、オランニェ=ナッサウ公女、リッペ=ビースターフェルト公女 : Her Royal Highness Princess Beatrix of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau, Princess of Lippe-Biesterfeld)、
 オランニェ=ナッサウ公子妃メイベル殿下(Her Royal Highness Princess Mabel of Orange-Nassau)、
 ノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下(Crown Princess Mette-Marit of Norway : Her Royal Highness The Crown Princess)、
 が臨席したようです。

追記:
 モロッコ王国から、モロッコ王モハメッド6世陛下の代理として、“ムーレイ”・ラシッド王子殿下(His Royal Highness Prince Moulay Rachid)が参列した模様。
 (英語)Morocco- Prince Moulay Rachid Represents King Mohammed VI at Kofi Annan Funeral | MENAFN.COM
 (フランス語)SAR le Prince Moulay Rachid représente SM le Roi aux funérailles de Kofi Annan | MAP

 

 (写真一覧)Former UN Sec. Gen. Kofi Annan state funeral in Accra, Ghana – 13 Sep 2018 | Editorial Photos, Celebrity, News, & Sports Images | Rex

 

 (特にめぼしい情報なし)アナン元国連事務総長の国葬 ガーナ | NHKニュース

 

 なお、葬儀中、棺がずっと国旗に覆われていて、遺体の公開が顔すらもなかったことが、同地のSNSで話題になったようです。

 (英語)Ghanaians angry that they were not allowed to view Kofi Annan’s body :: Kenya – The Standard
※↑の記事では見出しがいかにもガーナ人が怒っているかのようですが、今までガーナの記事を読んできた経験からすると、ことはそんな簡単な問題ではないと思います。

 これについてのSNSでのやり取りの画像がコピペされており(しかもその内容の意味をはっきり解説していない!)、

What does mean? School me?

Busummuru is one of the state swords of Asante.
Only the Busummuruhene and Asantehene are allowed to hold it.
Woman are not supposed to look at it.
It is a symbol of authority.
So he with that title means he is by the order of the Busummuru.

「なんで? 教えて?」
「ブスムルはアシャンティの剣の一つ
 ブスムル首長とアシャンティ王のみが握ることが許される。
 女はそれを見ることは禁止されている。
 権威の象徴なのだ。
 だから彼がブスムルの称号を帯びていることは、ブスムルのように扱われるということだ」

 ……と事情を知らない人にはなんの回答にもなっていない文章が入っています。

 これを簡単にいうとこういうことでしょう。
 コフィー・アナン閣下は、2002年にアシャンティ王オトゥムフォ・オセイ・トゥトゥ2世陛下(アシャンティ皇帝 : His Royal Majesty Otumfuo Osei Tutu II, King【Emperor】 of the Ashanti Kingdom【Empire of Ashanti】【Asantehene of Asante】, Kumasehene of Kumasi)より神聖なる黄金の剣の名前を称号として受けています。この称号はアナン閣下以外誰も受けたことがないものです。
 その剣の名前が「ブスムル」(上記の文章では Busummuru となっていますが、これまでの報道などでは「Busumuru」ないし「Busumro」)です。上の「Busummuruhene」とブスムルの末尾に「-hene」を付ける表記は初めて見ましたが、これは王や首長の称号を表しており、とりあえず「ブスムル首長」としておきました。
 そして、上の文章が正しいとすると、黄金の剣「ブスムル」は女が見ることは許されないものだということになり、だから「ブスムル」の称号を受けているアナン閣下の遺体を女がいる場で公開することはできないのだ、という二歩くらい跳躍がある理論が展開されているのだと思います。
 死後に称号をもらったならともかく、2002年にもらってそれからずっとアナン閣下は女と会っていないわけでもあるまいし……とを指摘するのは簡単ですが、しかしアシャンティにおける死者というものがどういう扱いを受けるものかは知らない我々には、正否は判断できないわけです。例えば、花の名前を付けてもらったら死後には花と同じに扱われる場所が地球のどこかにあったりしてもおかしくはないですし。

 ……とやや強引に受け入れてみたものの、アシャンティ王の戴冠式で「ブスムル」は使用されるわけで、戴冠式には女はこれまで来ていないのか?、という疑問も生じます。
 また、「ブスムル」と同じとして扱われるということは、牛の血で汚してはならないことを意味し、つまり棺を運んだ人たちはしばらく前から牛肉を食べていない、ということになります。

 このようにアナン閣下は(?)妙な謎を残してこの世を去るわけですが、しかし、アシャンティ王国のほうでまた別の伝統的葬礼がおこなわれるかもしれないという話もあります。そこで堂々と遺体が公開されでもしたら、「ブスムル説」は完全に破綻します。