インタビュー動画(英語、字幕はポルトガル語):ハワイ王女オワナ・サラザール殿下へのインタビュー動画(2017年3月)

 ハワイ王女オワナ・サラザール殿下(Her Roya Highness Princess Owana Salazar of Hawaii)へのインタビュー動画(応答は英語、字幕はポルトガル語)がアップロードされています。

 ハワイ王室の現在の(というかかなり前の世代からの)状況は混沌としており、複数系統の複数人の当主が挙げられています。
 オワナ・サラザール殿下の系統はカメハメハ1世の異母兄から女系を介して外国人との結婚もあっての子孫ですが、この系統の現在の当主についても主張が割れています。

 今回、動画をアップロードしている(=おそらくインタビューしている)のは、ブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下を支持するポルトガル共和国の王党派団体だと思うのですが、同団体がオワナ・サラザール殿下をハワイの王女と言及していることは重要です(ポルトガル王室がそう認識していると考えてよいと思います)。

 また、動画中では、ポルトガル王ルイス1世や、カメハメハ3世カラカウアなどの名が挙げられ、ポルトガルとハワイの歴史につながりがあるかのように語られるのですが、細かいことはよくわかりません。

 

monarquia.tv:
ENTREVISTA A SAR A PRINCESA OWANA SALAZAR DO HAWAI. – YouTube

 

1歳(2017年3月2日):スウェーデン王子オスカル殿下(スコーネ公爵)

 2017年3月2日、スウェーデン王子オスカル殿下(スコーネ公爵 : His Royal Highness Prince Oscar of Sweden, Duke of Skåne【Scania】)は1歳を迎えました。

 

記事:
 (英語:スウェーデン王室公式サイト)Prince Oscar's first birthday – Sveriges Kungahus

 

KungahusetさんはInstagramを利用しています:「Idag fyller Prins Oscar 1 år. Grattis! Foto: Kronprinsessan Victoria Happy birthday Prince Oscar, who turns 1 today! Photo: Crown Princess…」

 

スウェーデン王カール16世グスタフ陛下夫妻が、カナダ総督夫妻を出迎える(2017年2月)

 スウェーデン王カール16世グスタフ陛下(Carl XVI Gustaf of Sweden : His Majesty The King)とスウェーデン王妃シルヴィア陛下(シルビア王妃 : Queen Silvia of Sweden : Her Majesty The Queen)は、同国を公式訪問しているカナダ総督デイヴィッド・ジョンストン閣下(His Excellency the Right Honourable David Johnston, C.C., C.M.M., C.O.M., C.D., Governor General and Commander-in-Chief of Canada)と夫人のシャロン・ジョンストン閣下(Her Excellency Captain Sharon Johnston CC)を出迎えた模様です。

 

記事:
 (英語:スウェーデン王室公式サイト)State visit from Canada – day 1 – Sveriges Kungahus
 (英語:カナダ総督公式サイト)Visit to the Kingdom of Sweden
 (英語)Canada's Governor-General Begins State Visit to Sweden | The Royal Forums

 

David Johnstonさんのツイート: "We were officially welcomed to #Sweden by Their Majesties King Carl XVI Gustaf and Queen Silvia. #GGSweden https://t.co/ONaNaUoFZ5"

 

Tesouras&Tiarasさんのツイート: "#PrincessMadeleine and #PrincessSofia looking pretty at the welcoming reception #SWECAN2017 https://t.co/tBZClZ1NwJ"

 

Gert's Royalsさんのツイート: "Swedish Royals at Tonights State Banquet for @GGDavidJohnston of Canada! https://t.co/YzMb6QxD9X"

 

英国王室のプリンセス・ロイヤル(アン王女)殿下が、ヨークシャーの手織りカシミヤ製造会社を訪問(2017年2月)

 英国王室のプリンセス・ロイヤル殿下(Her Royal Highness The Princess Royal : アン王女 : Princess Anne)は、250周年を迎える、ヨークシャーの手織りカシミヤ製造会社を訪問したようです。

 

The Royal Familyさんのツイート: "The Princess Royal, President @UKFTorg meets staff involved in all process of production @JoshuaEllisCash as they celebrate their 250th year https://t.co/yMQGHdXrgS"

 

JoshuaEllis Cashmereさんのツイート: "Welcoming our very special guest #theprincessroyal to #Joshuaellis. Distinguished guests @ukftorg #royalvisit #madeinbritain @amandawilcock https://t.co/v1QD9NrwMA"

 

Pulse 1さんのツイート: "NEWS: The Princess Royal is in #Batley today visiting @JoshuaEllisCash as part of their anniversary celebrations https://t.co/QIgkXTfXe5"

 

誕生(2015年7月?):ミハエル・プリンツ・フォン・ザクセン=マイニンゲン

 2015年7月に、ザクセン=マイニンゲン公室のザクセン=マイニンゲン公コンラート殿下の甥にあたるコンスタンティン・プリンツ・フォン・ザクセン=マイニンゲンConstantin Prinz von Sachsen-Meiningen)に、第一子となる男子(ミハエル・プリンツ・フォン・ザクセン=マイニンゲンMichael Prinz von Sachsen-Meiningen)が誕生したとの情報が出ています。

 コンスタンティン氏は、ザクセン=マイニンゲン公コンラート殿下の亡父ベルンハルト殿下の貴賤結婚(1回目の結婚)で権利を得ていない異母兄フリードリヒ・エルンストの子であり(従って“公子”でも“殿下”でもありませんが、そう称されていることも多く詳細は不明)、現在のルールではザクセン=マイニンゲン公位の継承者とはなれませんが(そもそも父が祖父の後を継いでいない時点でダメですが)、コンラート殿下に子供がいないことと、他に近い男系男子がいないことから、ルール変更などにより後継者となるであろうとみられています(仮にならなくても他に近親がいないので家産を継承するでしょう)。また、コンスタンティン殿下の母はザクセン=コーブルク=ゴータ公室出身(ザクセン=コーブルク=ゴータ公女ベアトリーツェ・シャルロッテ殿下)のため、やや特殊な継承に対して他のエルネスティン家2家より異論が出る可能性も低いのではないかと思います。

 しかし、今回誕生したミハエルの母ゾフィア・ルプスSophia Lupus)とコンスタンティン氏が結婚していないという情報もあり、その場合は、コンスタンティン氏自身の問題とは別に、ミハエルの継承権が存在していないという問題が発生します(もちろんのことですが、可能になるようにルール変更をおこなったという主張が将来出ることはありえます)。

 ちなみに、ザクセン=マイニンゲンの元々のルールに基づくと、継承者が存在しなくなった場合、ザクセン=コーブルク=ゴータのもっとも直系に近い男子に権利があることになるようです。
 現在のところ、ザクセン=コーブルク=ゴータ公アンドレアス殿下となりますが、(ザクセン=コーブルク=ゴータ公室を離れている)英国王室のグロスター公爵リチャード王子殿下が該当すると見る人もいます。

 

記事:
 (英語)EuropeanRoyalHistoryJournal.blogspot.com: Meiningen: A New Baby Heir
 (英語)Royal Musings: A new baby in the House of Saxe-Meingen