ブルガリア王子シメオン=ハッサン殿下(His Royal Highness Prince Simeon-Hasan【Simeon-Hassan】)が、モロッコ王国ラバトにあるキリスト教/東方正教会/ロシア正教会のハリストス復活大聖堂で、領聖を受けたようです。
※下記公式サイトには“ first communion ”とありますが……「初の領聖」ということでいいんでしょうか。
シメオン=ハッサン殿下は、2007年生まれで、ブルガリア王女カリナ殿下(ザクセン=コーブルク=ゴータ公女 : ザクセン公女 : ムラニー女伯爵 : Her Royal Highness Princess Kalina of Bulgaria, Princess of Saxe-Coburg and Gotha, Duchess in Saxony, Countess of Murany)と夫のキティン・ムニョス氏(Kitín Muñoz)の子息です。
旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ氏 : Simeon Saxe-Coburg-Gotha)の女系の孫で、ブルガリアの王子や殿下とはなりませんが、誕生直後より ‘Prince’ として言及されていることがあり、ブルガリア王室公式サイトでは昨年【2017年】と今回の記事で殿下(HRH : His Royal Highness)が使用されています。もはやブルガリア王子と書くよりないと判断したので書きましたが、この件に関して説明や発表などは見かけません。
2018年10月12日、ブルガリア王室のタルノヴォ公/ブルガリア王子ボリス殿下(ザクセン=コーブルク=ゴータ公子 : ザクセン公子 : His Royal Highness Prince Boris of Bulgaria, Prince of Tarnovo, Prince of Saxe-Coburg and Gotha, Duke in Saxony)が、21歳を迎えました。
ボリス殿下は、旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ : Simeon Saxe-Coburg-Gotha : Simeon Sakskoburggotski)の孫で、2015年に父カルダム殿下(Kardam)の薨去に伴い、(旧)ブルガリア王位継承順位第1位となっています。
2018年10月6日、スペイン貴族の第15代ウエスカル公爵フェルナンド・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下(Fernando Fitz-James Stuart, 15th Duke of Huéscar, : The Most Excellent The Duke of Huéscar, Grandee of Spain)とソフィア・パラスエロ嬢(Sofía Palazuelo)の結婚式が執りおこなわれたようです。
フェルナンド・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下は、1990年9月14日生まれの28歳。
すでにウエスカル公爵号を譲られていますが、第19代アルバ公爵カルロス・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下(Carlos Fitz-James Stuart, 19th Duke of Alba : The Most Excellent The Duke of Alba)の継嗣です。
旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ : Simeon Saxe-Coburg-Gotha : Simeon Sakskoburggotski)が、また本を出したようです。
表紙に「H.M. King Simeon II ONE PURPOSE-BULGARIA」とありますが、(少なくともまだ)ブルガリア語版しかないのではないかと思います。
Royal Central は完全に旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ : Simeon Saxe-Coburg-Gotha : Simeon Sakskoburggotski)の側を支持しています。
ヴラナ宮殿は、1946年に共産党政権が強制的に接収し(シメオン2世陛下は亡命)、共産主義政権崩壊後の1990年代に憲法裁判所により王室に返還されていたようです(陛下と姉のブルガリア王女マリヤ・ルイザ殿下(コハーリ女公 : Her Royal Highness Princess Maria Louise of Bulgaria, Princess of Koháry【Fürstin Koháry】)に返還)。
その後、公園部分がソフィア市に寄贈。
シメオン2世陛下と旧ブルガリア王妃マルガリータ陛下(Her Majesty The Queen【Tsaritsa】Margarita of the Bulgarians : マルガリータ・サクスコブルクゴツカ : Margarita Saxe-Coburg-Gotha : Margarita Sakskoburggotska)が暮らしています。