2019年3月28日、来日中のバーレーン王国南部県知事【南部州知事】“シャイフ【シェイク】”・ハリーファ・ビン・アリ・ビン・ハリーファ・アル・ハリーファ殿下(His Highness ShaikhKhalifa bin Ali bin Khalifa Al Khalifa)は、京都府知事西脇隆俊閣下(にしわき たかとし : Takatoshi Nishiwaki)と会見しました。
バーレーン王国駐箚日本国特命全権大使伊藤秀樹閣下(いとう ひでき : His Excellency Hideki Itō)、
日本国駐箚バーレーン王国特命全権大使アハメッド・ムハッマド・ユースフ・アルドーセリ閣下(His Excellency Mr Ahmed Mohamed Yusuf Aldoseri)、
が同行しているようです。
2019年3月25日、来日中のバーレーン王国南部県知事【南部州知事】“シャイフ【シェイク】”・ハリーファ・ビン・アリ・ビン・ハリーファ・アル・ハリーファ殿下(His Highness ShaikhKhalifa bin Ali bin Khalifa Al Khalifa)は、東京都知事小池百合子閣下(こいけ ゆりこ : Yuriko Koike)と会見しました。
2019年3月26日、バーレーン王国の“シャイフ”・イーサ・ビン・サルマン・ビン・ハマド・アル・ハリーファ殿下(His Highness ShaikhIsa bin Salman bin Hamad Al Khalifa)は、同王国を訪問した英国王室のヨーク公爵アンドルー王子殿下(Prince Andrew : His Royal Highness The Duke of York)と会見しました。
海軍の施設を視察したようです。
イーサ・ビン・サルマン殿下は、バーレーン皇太子サルマン・ビン・ハマド・ビン・イーサ・アル・ハリーファ王子殿下(サルマーン皇太子 : His Royal Highness Prince Salman bin Hamad bin Isa Al Khalifa, Crown Prince of Bahrain)の長男で、将来的にバーレーン国王となる可能性は極めて高い(継承法で定められた順位によればそうなりますが、国王は別の息子を皇太子に指名できるので、100%ではないです)のですが、前にも書いた通り同王国では王子(プリンス)は二人しかいない(国王の長男の皇太子と、国王の叔父の首相)ので、将来の国王といえど王子ではありません。
バーレーン通信社【Bahrain News Agency】によりますと、2019年3月26日、秋篠宮殿下(文仁親王 : ふみひと : Prince Fumihito : His Imperial Highness The Prince Akishino)は、来日中のバーレーン王国南部県知事【南部州知事】“シャイフ【シェイク】”・ハリーファ・ビン・アリ・ビン・ハリーファ・アル・ハリーファ殿下(His Highness ShaikhKhalifa bin Ali bin Khalifa Al Khalifa)と会見した模様です。
2019年3月25日、戦略的実務者招聘【(外務省)戦略的実務者招へい】にて来日中のバーレーン王国南部県知事【南部州知事】“シャイフ【シェイク】”・ハリーファ・ビン・アリ・ビン・ハリーファ・アル・ハリーファ殿下(His Highness ShaikhKhalifa bin Ali bin Khalifa Al Khalifa)は、日本国外務大臣河野太郎閣下(こうの たろう : His Excellency Mr Tarō Kōno)と昼食会で会談しました。
※日本国外務省表記は「南部県」ですが、下記本人のスピーチで「南部州」といっているように思うので併記しておきます。
このハリーファ・ビン・アリ殿下が何者かということについて説明しておきます。
父は、バーレーン王国副首相“シャイフ【シェイク】”・アリ・ビン・ハリーファ・アル・ハリーファ殿下(His Highness ShaikhAli bin Khalifa Al Khalifa)。
祖父は、バーレーン王国首相ハリーファ・ビン・サルマン・アル・ハリーファ王子殿下(His Royal Highness Prime Minister Prince Khalifa bin Salman Al Khalifa)で、現在の世界で首相職にある中で最も在任日数の長い首相といわれています(現時点で83歳という話ですが……)。また、国王・皇太子と共に、同王国での“トロイカ体制”を築いて国政をリードしてます。首相は、血縁では国王の叔父にあたります。したがって首相の孫である、今回来日したハリーファ・ビン・アリ殿下はバーレーン国王の従弟の息子になります。
同王国での王子(プリンス)ですが、この首相のハリーファ王子殿下のほかは、バーレーン王国皇太子・副最高司令官・第一副首相サルマン・ビン・ハマド・アル・ハリーファ王子殿下(His Royal Highness Prince Salman bin Hamad Al Khalifa, Crown Prince)しかいません(つまりバーレーン王国には王子は二人しかいません)。余談ですが、サルマン皇太子殿下は、バーレーンが王国になる前から皇太子(Crown Prince)でしたが、王国になった後しばらくして「Prince」と「His Royal Highness」になっています。
王子が二人しかいないわけなので、今回来日したハリーファ・ビン・アリ殿下も王子ではないということになります。しかし、副首相である父や本人も(格が下ではありますが)殿下(His Highness)と称されています。ここのルールは明文化されているものを見たことはありませんが、現在のバーレーン王国国王ハマド・ビン・イーサ・アル・ハリーファ陛下(His Majesty King Hamad bin Isa Al-Khalifa)の男系男子(「His Royal Highness」である皇太子以外)と、首相の息子の副首相、その副首相の息子のハリーファ・ビン・アリ殿下には「Highness」が使用されているのを確認しており、現国王の男系男子に関しては必ず使用されているのではないかと思います。首相の子孫のほうは、男系男子全員なのか、息子の副首相と孫の南部県知事だけなのか、これはもう少し情報を探らないと確定できないません(ほかの人を報道で見ない)。