ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下が、祖母のルーマニア皇太后エレナ陛下の遺骸をスイスからルーマニアのクルテア・デ・アルジェシュ大聖堂に移すことを決定(2019年9月)

 ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)は、祖母のルーマニア皇太后エレナ陛下(Her Majesty HelenElena】, Queen Mother of Romania)の遺骸をスイス連邦ローザンヌのボワ=ド=ヴォー墓地からルーマニア国内のクルテア・デ・アルジェシュ大聖堂に移すことを決定したようです。

 エレナ陛下はギリシャ王室出身で、ルーマニア王ミハイ1世陛下の母です。

 

 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Regina-Mamă Elena a României | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

 (英語:ルーマニア正教会通信)Queen Helen's remains to be moved to Curtea de Arges Cathedral – Basilica.ro

 

エレナ陛下に関する映像/

Familia Regală Filme:
Regina-Mamă Elena a României – YouTube

Familia Regala a Romaniei – Regina-Mamă Elena a României | Facebook

 

追記:
 ルーマニア王室のチャンネルに転載された報道映像。

CasaRegalaaRomaniei(ルーマニア王室公式チャンネル):
Reînhumarea Reginei-Mamă Elena – YouTube

 

葬儀:オランダ王女クリスティーナ殿下の葬儀(2019年8月)火葬の模様

 2019年8月16日に薨去したオランダ王女クリスティーナ殿下(オランニェ=ナッサウ公女 : リッペ=ビースターフェルト公女 : Her Royal Highness Princess Christina of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau, Princess of Lippe-Biesterfeld)の葬儀がおこなわれました。
 火葬ということで、オランダ王室では初めてになるのではないかと思います。

 

 (オランダ語:動画あり)Prinses Christina is in besloten kring gecremeerd | NOS

 (写真)PPE Agency | 48 foto’s gevonden met “22-08-2019 Funeral”
 (写真)ANP Foto | Afscheid prinses Christina in besloten kring
 (写真)20190822 Uitvaart Pr. Christina – Images | Fotopersburo Edwin Janssen

 

 クリスティーナ王女殿下の子供の、
 ベルナルド・ギレルモBernardo Guillermo)、
 ユリアナ・ギレルモJuliana Guillermo)、
 ニコラス・ギレルモNicolás Guillermo)、

 クリスティーナ王女殿下の姉の、
 前オランダ女王ベアトリクス陛下(オランダ王女ベアトリクス殿下、オランニェ=ナッサウ公女、リッペ=ビースターフェルト公女 : Her Royal Highness Princess Beatrix of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau, Princess of Lippe-Biesterfeld)、
 オランダ王女イレーネ殿下(オランニェ=ナッサウ公女 : リッペ=ビースターフェルト公女 : パルマ公妃【未亡人】 : Her Royal Highness Princess Irene of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau, Princess of Lippe-Biesterfeld, 【Dowager】 Duchess of Parma)、
 オランダ王女マルフリート殿下(マルグリート王女 : オランニェ=ナッサウ公女 : リッペ=ビースターフェルト公女 : ファン・フォレンホーフェン夫人 : Her Royal Highness Princess Margriet of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau, Princess of Lippe-Biesterfeld, Mrs Van Vollenhoven)と夫のピーター・ファン・フォレンホーフェンPieter van Vollenhoven)、

 甥夫妻のオランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下(Willem-Alexander : His Majesty The King of the Netherlands)およびオランダ王妃マクシマ陛下(Máxima : Her Majesty the Queen of the Netherlands)、

 らが参列したようです。

 

誕生(2019年8月10日):エッティンゲン=エッティンゲン・エッティンゲン=シュピールベルク公子ルイス=アルプレヒト殿下が誕生。公世子フランツ=アルプレヒト殿下と公世子妃クレオパトラ殿下の第二子・長男

 2019年8月10日、エッティンゲン=エッティンゲン・エッティンゲン=シュピールベルク公世子フランツ=アルプレヒト殿下(Franz-Albrecht : His Serene Highness The Hereditary Prince of Oettingen-Oettingen and Oettingen-Spielberg)と公世子妃クレオパトラ殿下(Cleopatra : Her Serene Highness The Hereditary Princess of Oettingen-Oettingen and Oettingen-Spielberg)の間の第二子・長男となるエッティンゲン=エッティンゲン・エッティンゲン=シュピールベルク公子ルイス=アルプレヒト殿下(Louis-Albrecht : His Serene Highness The Hereditary Prince of Oettingen-Oettingen and Oettingen-Spielberg : ルイス=アルプレヒト・プリンツ・ツー・エッティンゲン=エッティンゲン・ウント・エッティンゲン=シュピールベルクLouis-Albrecht Prinz zu Oettingen-Oettingen und Oettingen-Spielberg)が誕生したようです。

 

🎡🧘🏽‍♀️🎡さんはInstagramを利用しています:「Louis-Albrecht – 10.08.2019 #🐥💙」

 

Almanach de GothaさんはTwitterを使っています: 「His Serene Highness Prince Louis-Albrecht, born 10-8-19 to Their Serene Highnesses The Hereditary Prince and Princess zu #Oettingen-Oettingen and Oettingen-Spielberg」 / Twitter

 

追記:

 (ドイツ語)Cleopatra zu Oettingen-Spielberg: Sie ist wieder Mutter geworden! Und so heißt ihr Prinz | BUNTE.de

 

結婚(2019年6月):ホーエンローエ=ランゲンブルク公子フーベルトゥス殿下とシモーナ・ガンドルフィ。フーベルトゥス殿下は冬季五輪のメキシコ代表で六回出場(メダルなし)

 2019年6月に、ホーエンローエ=ランゲンブルク公子フーベルトゥス殿下(His Serene Highness Prince Hubertus of Hohenlohe-Langenburg : フーベルトゥス・プリンツ・ツー・ホーエンローエ=ランゲンブルクHubertus Prinz zu Hohenlohe-Langenburg)とシモーナ・ガンドルフィが結婚したようです。

 フーベルトゥス殿下は冬季五輪のメキシコ代表で六回出場しています(メダルなし)。

 

 (ドイツ語)Hubertus von Hohenlohe: Der ewige Junggeselle hat geheiratet! | BUNTE.de
 (ドイツ語)Neue Prinzessin: Alle Details zur Hohenlohe-Hochzeit | kurier.at
 (スペイン語)EXCLUSIVA en ¡HOLA!: Las fotografías de la boda de Humbertus de Hohenlohe y Simona Gandolfi

 

 記事中の写真から見える日付から、挙式6月19日との推定があります。

 

 なお、フーベルトゥス殿下は、フーベルトゥス・フォン・ホーエンローエHubertus von Hohenlohe)という名乗りを使用していますが、称号などの観点からみると、フォン(von)ではなくツー(zu)が近代のホーエンローエ全体に見られる表記です。
 ただ、フォンが使用されている人物も(誤記でなければ)いるので、その辺りの事情(単に本人か親の好みかもしれませんが)はよくわかりません。

 また、上記の HOLA の記事の見出しでは「Humbertus de Hohenlohe」となっていますが、「Humbertus」は単なる誤字だと思います(本文でも m は付いていないですし)。ただ、前置が「フォン」でも「ツー」でもなく「デ(de)」に変換されているのは、欧州の王族・貴族関連でよくあることです。
 スペイン語での発音ですが、「ウベルトゥス・デ・オエンロエ」とでもなりそうですが、外来固有名称と判断する人は「フベルトゥス・デ・ホンロ」と読みそうです。またドイツ式発音を知っていて尊重する人はスペイン語中でもドイツ式で発音するでしょう(ややこしい!)。

 

結婚予定(2019年12月31日):オルシーニ=ローゼンベルク伯子コンラート殿下とゾフィー・フライイン・フォン・マルトツァーン

 2019年12月31日に、オルシーニ=ローゼンベルク伯子コンラート殿下(His Illustrious Highness Count Konrad of Orsini-Rosenberg : コンラート・グラーフ・フォン・オルシーニ・ウント・ローゼンベルクKonrad Graf von Orsini und Rosenberg)とゾフィー・フライイン・フォン・マルトツァーンSophie Freiin von Maltzahn)が、ウルリッヒシューゼン城(Schloss Ulrichshusen)で結婚の予定だということです。

 

 (ドイツ語)Sophie von Maltzahn spricht über den heimlichen Heiratsmarkt des Adels – B.Z. Berlin
※主にゾフィー嬢が出した本、ルルド巡礼とその内容、結婚に関する記事

 

 オルシーニ=ローゼンベルク家はメディアタイズド・ハウス(シュタンデスヘル)の名門。
 マルトツァーン家も長い歴史を持ち、様々な縁組でより上級の家門と結びついています。

 コンラート殿下は1982年生まれ。
 ゾフィー嬢は1984年2月14日生まれの模様。マルトツァーン家のヴァルテンベルク=ミリチ系統だと思いますが、違うかもしれません。