スペイン王フェリペ6世陛下一家が国祭日のパレードに臨席(2018年10月)レオノール王女殿下の胸に金羊毛騎士団の徽章

 2018年10月12日、スペイン王国国祭日にスペイン王室の、
 スペイン王フェリペ6世陛下(King Felipe VI : His Majesty The King of Spain)、
 スペイン王妃レティシア陛下(Queen Letizia : Her Majesty The Queen of Spain)、
 スペイン皇太子アストゥリアス女公/スペイン王女レオノール殿下(Infanta Leonor of Spain : Her Royal Highness The Princess of Asturias)、
 スペイン王女ソフィア殿下(Her Royal Highness Infanta Sofía of Spain)、
 は、パレードに臨席しました。

 

 (写真一覧)画像と写真 | Getty Images

 

Princess Leonor of Spain, King Felipe VI of Spain, Queen Letizia of… ニュース写真 | Getty Images
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レオノール殿下の左胸に金羊毛騎士団の徽章が:
Princess Leonor of Spain and Princess Sofia of Spain attend the… ニュース写真 | Getty Images
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“ブルガリア王子シメオン=ハッサン殿下”がモロッコ/ラバトのキリスト教/ロシア正教会の大聖堂で領聖を受ける(2018年10月)旧ブルガリア王シメオン2世陛下の女系孫

 ブルガリア王子シメオン=ハッサン殿下(His Royal Highness Prince Simeon-HasanSimeon-Hassan】)が、モロッコ王国ラバトにあるキリスト教/東方正教会/ロシア正教会のハリストス復活大聖堂で、領聖を受けたようです。
※下記公式サイトには“ first communion ”とありますが……「初の領聖」ということでいいんでしょうか。

 

 (英語:ブルガリア王室公式サイト)HRH PRINCE SIMEON-HASAN RECEIVES FIRST COMMUNION IN THE RUSSIAN ORTHODOX TEMPLE “RESURRECTION OF CHRIST” IN RABAT « H.M. King Simeon II

 

Княз Симеон-Хасан е кръстен през м.април… – Н.В. Цар Симеон ІІ | Facebook

 

 シメオン=ハッサン殿下は、2007年生まれで、ブルガリア王女カリナ殿下(ザクセン=コーブルク=ゴータ公女 : ザクセン公女 : ムラニー女伯爵 : Her Royal Highness Princess Kalina of Bulgaria, Princess of Saxe-Coburg and Gotha, Duchess in Saxony, Countess of Murany)と夫のキティン・ムニョス氏(Kitín Muñoz)の子息です。
 旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ氏 : Simeon Saxe-Coburg-Gotha)の女系の孫で、ブルガリアの王子や殿下とはなりませんが、誕生直後より ‘Prince’ として言及されていることがあり、ブルガリア王室公式サイトでは昨年【2017年】と今回の記事で殿下(HRH : His Royal Highness)が使用されています。もはやブルガリア王子と書くよりないと判断したので書きましたが、この件に関して説明や発表などは見かけません。

 なお、シメオン=ハッサンの「ハッサン」は、故モロッコ王ハッサン2世からです。

 

21歳(2018年10月12日):ブルガリア王室継嗣/タルノヴォ公/ブルガリア王子ボリス殿下が21歳を迎える

 2018年10月12日、ブルガリア王室のタルノヴォ公/ブルガリア王子ボリス殿下(ザクセン=コーブルク=ゴータ公子 : ザクセン公子 : His Royal Highness Prince Boris of Bulgaria, Prince of Tarnovo, Prince of Saxe-Coburg and Gotha, Duke in Saxony)が、21歳を迎えました。

 ボリス殿下は、旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキSimeon Saxe-Coburg-GothaSimeon Sakskoburggotski)の孫で、2015年に父カルダム殿下(Kardam)の薨去に伴い、(旧)ブルガリア王位継承順位第1位となっています。

 

 (ブルガリア語:ブルガリア王室公式サイト)На 12 октомври рожден ден има Н.Ц.В. Княз Борис Търновски « Н.В. Цар Симеон II

 

На 12 октомври рожден ден има Н.Ц.В…. – Н.В. Цар Симеон ІІ | Facebook

 

ヨルダン王アブドッラー2世陛下の一週間(2018年10月7日~10月10日)

 ヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・イブン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)の、この一週間くらいの公務などの様子です。

 

RHC JO(ヨルダン王室ハーシム家公式チャンネル):
الموافقة على إجراء تعديل على حكومة عمر الرزاز في ملخص نشاطات جلالة الملك 7 – 11 تشرين الأول 2018 – YouTube

 

ナイジェリア伝統的君主:ナイジェリア中央銀行(元)総裁で北部イスラム圏第二の権威/カノ首長ムハンマド・サヌシ2世殿下が、イバダン王サリウ・アカンム・アデトゥンジ陛下を表敬訪問(2018年10月)二人で連邦政府を批判「伝統的君主を“火消し”に使うべきでない」「政策決定に関わらせるのは時代遅れ」

 2018年10月8日、ナイジェリア中央銀行の元総裁でナイジェリア連邦共和国北部(シャリーア適用のイスラム教圏)第二の権威/カノ首長“アルハッジ”・ムハンマド・サヌシ2世殿下(His Royal Highness Alhaji Muhammad Sanusi II, The Emir of Kano : サヌシ・ラミド・サヌシSanusi Lamido Sanusi)は、南西部オヨ州の伝統的君主のひとり、イバダン王“オバ”・サリウ・アカンム・アデトゥンジ陛下(His Royal Majesty【His Imperial Majesty】 Oba Saliu Akanmu Adetunji, the Olubadan of Ibadan)を表敬訪問したようです。

 

 (英語)'Stop using traditional rulers as fire fighters' – Latest Nigeria News, Nigerian Newspapers, Politics

 

 あくまで上記リンクの記事がそこを重要視しているだけかもしれませんが、二人は連邦政府を批判、「伝統的君主はあくまで助言をおこなわせるだけにし、政策決定に関わらせるべきではない」「時代遅れ」「“火消し”に使うべきではない」という意思を示したようです。
 数十人の王が新たに出現し、動乱さめやらぬイバダン王国はともかく、カノ首長ムハンマド・サヌシ2世殿下にひとついわねばならないのは、「あなたが頑張ったからこうなったんです」ということでしょうか。

 また、イバダン王は、麾下の首長の一人であるオロイェ・レカン・アラビOloye Lekan Alabi, The Agbaakin Olubadan of Ibadan【Ibadanland】)を通じ、伝統期君主の役割は「平和の維持」「国内の全民族を統一し一つの実体にすること」であるという談話を出したようです。

※また見たことない称号(Agbaakin Olubadan of Ibadan)が出てきましたが、はたしてイバダン王国に首長は何人いるんでしょうか……