訃報(2025年1月8日):(旧)ラオス王室のマンクラ・スワンナ・プーマ王子殿下が薨去(1938~2025)

 2025年1月8日、(旧)ラオス王室のマンクラ・スワンナ・プーマ王子殿下(His Highness Prince Mangkra Souvanna Phouma)が薨去したようです。
 1938年2月24日生まれの86歳。

 葬儀は1月21日におこなわれました。

 故スワンナ・プーマ王子(ラオス王国首相)の息子で、王政復古のためにフランスなどで活動していたようです。

 Le Figaro の訃報では、「S.A. le prince Mangkra Georges SOUVANNA PHOUMA」(マンクラ・ジョルジュ・スワンナ・プーマ王子殿下)と洗礼名らしきものが付けられていたり、カトリックの教会で家族葬がある告知が出ていたり、(臨終で?)秘跡を受けたのかもしれません。

 

 LAOSNET – ASSOCIATION LAOS BOURGOGNE – NATION LAO – FA-NGUM LAOS LAOより
 avisdeces_mangkra-souvanna-phouma.jpg (1748×2480)

 (フランス語)Le Figaro : Deuils – S.A. le prince Mangkra Georges Mangkra Georges

 

Viraphong NORINDR:
Funérailles Prince Mangkra SOUVANNA PHOUMA 21-01-25 Valenton-ງານສ່ົງສະການ ເຈົ້າ ມັງຄະລະສຸວັນນະພູມາ. – YouTube

 

葬儀の案内:
Thach Alain Le – “””””””””””””””””””””””””””””””””””… | Facebook
https://www.facebook.com/story.php?story_fbid=3883195451998716&id=100009248992643&rdid=i74aXu28pHm6awdO

正統派フランス王位継承者ルイ20世ことアンジュー公ルイ殿下が、贖罪礼拝堂でおこなわれたルイ16世追悼ミサに臨席(2025年1月)

 2025年1月19日、正統派フランス王位継承者ルイ20世Louis XX)ことアンジュー公ルイ・ド・ブルボン殿下(Louis de Bourbon : 【His Royal Highness】Monseigneur The Duke of Anjou : ルイス・アルフォンソ・デ・ボルボン・マルチネス=ボルディウ閣下 : The Most Excellent Luis Alfonso de Borbón Martínez-Bordiú)は、贖罪礼拝堂(シャペル・エクスピアトワール)にておこなわれた、ルイ16世追悼ミサに臨席しました。

※ブルボン=パルマの傍系より(1999年生まれの?)ジータ公女殿下が同行したという情報もありますが、未確認。

 

Louis de Bourbon, Duc d’Anjou:
Louik XX commémore Louis XVI à Paris – 19 janvier 2025 – YouTube

 

XユーザーのLouis de Bourbonさん: 「Chers amis, cette année encore vous étiez nombreux à mes côtés pour perpétuer fidèlement le souvenir du roi Louis XVI à la Chapelle Expiatoire bravant le même froid que celui qui avait glacé Paris le 21 janvier 1793 lors de l’exécution de l’Auguste Roi. Merci de votre soutien. https://t.co/Fqu7Y19cE8」 / X

 

Louis de Bourbon, Duc d’Anjou(@louisducdanjou) • Instagram写真と動画

 

Louis XX commémore Louis XVI | Chers amis, cette année encore vous étiez nombreux à mes côtés pour perpétuer fidèlement le souvenir du roi Louis XVI à la Chapelle Expiatoire bravant le… | By Louis de Bourbon, Duc d’Anjou | Facebook

クリスマスメッセージ(2024年):ルクセンブルク大公アンリ殿下が退位の日付を発表。2025年10月3日に、長男のギヨーム大公世子殿下に譲位の予定

 ルクセンブルク大公アンリ殿下(Henri : His Royal Highness The Grand Duke of Luxembourg)による、降誕祭(クリスマス)と新年に向けたメッセージ動画が公開されています。

 ルクセンブルク語です(フランス語キャプション)。

 スピーチ内にて、2025年10月3日に、アンリ殿下は長男のルクセンブルク大公世子ギヨーム殿下(ギヨーム皇太子Guillaume : His Royal Highness The Hereditary Grand Duke of Luxembourg)に譲位すると発表されました。

 アンリ大公は、1955年4月16日生まれの69歳。来年4月に70歳となるので、退位時には70歳ということになります。2000年10月7日より約25年の統治となります。

 ギヨーム大公世子は、1981年11月11日生まれの43歳。
 即位時も43歳となります。
 大公世子は、2024年10月8日より、摂政(ルクセンブルク大公権限代行者 : Lieutenant-Représentant of the Grand Duke)となっています。即位時まで摂政として統治を代行することになります。
 ルクセンブルク大公として、ギヨーム5世Guillaume V)と呼ばれると思われます。

 また、ギヨーム大公世子の長男、シャルル大公子が、新たにルクセンブルク大公世子となります。2020年5月10日生まれの4歳。父の即位時には5歳となっていることになります。

 

 (サイト自体はフランス語:ルクセンブルク大公室 公式ウェブサイト)Discours de Noël 2024 de S.A.R. le Grand-Duc | Cour grand-ducale
※フランス語、英語、ルクセンブルク語でのスピーチ内容テキストあり

 (ルクセンブルク政府 公式ウェブサイト)Discours de Noël 2024 de S.A.R. le Grand-Duc – Le gouvernement luxembourgeois

 (英語)RTL Today – End of an era: Grand Duke Henri reflects on 25 years of reign in emotional Christmas speech, announces succession date

 

🇱🇺👑 Mat vill Emotioun huet de Grand-Duc um Dënschdegowend, am Kader vun der traditioneller Chrëschtried, den Datum vu senger Ofdankung zu Gonschte vu… | By Cour Grand-Ducale | Facebook

 

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モナコ公アルベール2世殿下一家のクリスマス向けフォトが公開(2024年12月)

 モナコ公アルベール2世殿下(His Serene Highness Prince Albert II, Sovereign Prince of Monaco)一家のクリスマス向けフォトが公開されています。

 

Palais Princier de Monaco(@palaisprincierdemonaco) • Instagram写真と動画

 

こちらは少し前の別の写真:
Palais Princier de Monaco(@palaisprincierdemonaco) • Instagram写真と動画

南アフリカ伝統的君主:ズールー王 ミスズールー 陛下が、ナザレス・バプテスト・チャーチの洗礼を受ける(2024年6月)

 2024年6月9日、南アフリカ共和国の伝統的君主の一人、ズールー王ミスズールー・シンコビレ・カズウェリティニ陛下(His Majesty King Misuzulu Sinqobile kaZwelithini of Zulu)は、同地の宗教であるナザレス・バプテスト・チャーチ(Nazareth Baptist Church : シェンベ教会 : Shembe Church)の洗礼を受けたようです。

※この教会は、一般的な意味でのバプテストやキリスト教とは異なります。

 ズールー王は、アングリカン(南部アフリカ聖公会)の一員であったはずですが、離脱しているようです。
 ズールー王国宰相のトゥラシズウェ・ブテレジ閣下(The Reverend Thulasizwe Buthelezi)は、王の洗礼は王を聖化することであり、異母兄との王位の争いが今回の洗礼の背景にあるとしているようです。
 一方、シンフィウェ・ズールー王子(Prince Simphiwe Zulu)は、王の洗礼が公開でおこなわれたのは歴史的瞬間としつつも、王位の問題とは異なる領域のものとしています。

 

Newslive SA:
King Misuzulu KaZwelithini Baptized into the Shembe Church by uNyazi LweZulu – YouTube

 

 (英語)King Misuzulu ditches the Anglican Church for Shembe | Scrolla.Africa
 (英語)Zulu king baptised as Shembe church member