結婚(2015年5月23日):ナイペルク伯女カロリーネ殿下とリンブルク=シュティルム伯爵子フィリップ

 2015年5月23日に、ナイペルク伯女カロリーネ殿下(Her Illustrious Highness Countess【Gräfin】 Caroline of【von】 Neipperg)とリンブルク=シュティルム伯爵子フィリップ(Count Philippe of【de】 Limburg-Stirum)が、フランス共和国のサン=テミリオンで結婚式を挙げたそうです。

 カロリーネ伯女は、1986年10月10日生まれの28歳。
 フィリップ伯爵子は、1985年1月18日生まれの30歳(異なる情報もあります)。

 ナイペルク家は神聖ローマ帝国領邦国家君主で陪臣化された家柄の一つ。カロリーネ伯女は、現在の当主ナイペルク伯ヨーゼフ・フーベルト殿下の孫(三男の次女)です。

 リンブルク=シュティルム家は、同じく陪臣化された系統もありましたがそれらは絶え、現在の系統はオランダ貴族となっています。

 

記事など:
 (フランス語)Caroline von Neipperg et Philippe de Limburg Stirum – Noces comtales à Saint-Émilion

 (英語)de Limburg-Stirum-von Neipperg Wedding Takes Place in Saint-Émilion | The Royal Forums

 

動画:Queens, kings tread tight path in Europe(2013年5月)

 euronewsのYouTube英語版チャンネルに英国・オランダ・ベルギー・スペインなどの各王室についての現況などを説明する動画があったので貼り付けておきます。

 

Queens, kings tread tight path in Europe – YouTube

 

ダイヤモンド「ボー・サンシー」、約7.7億円で落札。サザビーズ担当者にはヴュルテンベルク公子フィリップ殿下の姿も(2012年5月)

 ダイヤモンド「ボー・サンシー」が約7.7億円で落札されたそうです(旧プロイセン王室のホーエンツォレルン家が出品とのこと)。

 サザビーズ担当者にはヴュルテンベルク公子フィリップ殿下(His Royal Highness Duke Philipp of Württemberg : フィリップ・ヘルツォーク・フォン・ヴュルテンベルク)の姿もありました。
 フィリップ殿下は、ヴュルテンベルク王位継承者のヴュルテンベルク公カール殿下の三男です。

BBCの映像より:
ヴュルテンベルク公子フィリップ殿下

 

記事&映像:
 (英語)BBC News – One of world's oldest diamonds sells for $10m
 (英語)'Royal' diamond Beau Sancy sells for $9.7m – BBC News

記事:
34.98カラットのダイヤモンド、5月に競売へ 落札価格は数億円か 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
35カラットの歴史的ダイヤ「ボーサンシー」、7億7000万円で落札 スイス 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
フィリップ殿下のコメント部分:

サザビーズ・ヨーロッパのフィリップ・ヘルツォク・フォン・ビュルテンベルク(Philipp Herzog von Wuerttemberg)会長は競売終了後、「あなたが購入するのは単なるダイヤではなく、歴史的芸術品なのです」と語った。

 ボーサンシーを初めて購入した王族は、フランス国王のアンリ4世(Henry IV)。マリー・ド・メディシス(Marie de Medici)王妃にせがまれて1604年に購入し、1610年の戴冠式では王妃の冠にも使用された。

 ボーサンシーは17世紀半ばにオランダに渡り、オラニエ公ウィレム2世(Willem II of Orange Nassau)とイングランド王チャールズ1世(Charles I of England)の娘メアリー・スチュアート(Mary Stuart)の結婚の際に使われた。メアリー・スチュアートは後に、王位を狙う兄のチャールズ2世(Charles II)への支援金を工面するためにこのダイヤを手放した。

 その後1702年に初代プロイセン王がその王冠の最高の位置にボーサンシーを付けて以来、このダイヤはプロイセン王家で代々受け継がれてきた。

 

誕生(2012年5月9日):ブルボン=パルマ公女ルイサ殿下

 2012年5月9日、パルマ公カルロス殿下(Prince Carlos : His Royal Highness The Duke of Parma and Piacenza)とパルマ公妃アンネマリー殿下(Annemarie : Her Royal Highness The Duchess of Parma and Piacenza)の間の第一子・長女となるブルボン=パルマ公女ルイサ殿下(Her Royal Highness Princess Luisa of Bourbon-Parma)が誕生しました。

 

 (英語)Baby daughter for Duke of Parma – News Summary R O Y A L B L O G. N L
 (英語)Baby Girl for the Dukes of Parma | The Royal Forums

 (オランダ語)Dochter voor Carlos en Annemarie | NOS

 

映像(ROME REPORTS):現在も統治を続けるヨーロッパの王室のキリスト教の宗派(2011年9月)

 ROME REPORTSに、現在も統治を続ける欧州の王室のキリスト教の宗派を紹介する短い映像があったので貼り付けておきます。

 

ROME REPORTS in English:
Royal families and their religion – YouTube

 

 ローマ・カトリック教会:
 スペイン王室
 ベルギー王室
 ルクセンブルク大公室
 モナコ公室
 リヒテンシュタイン公室

 ルター派(ルーテル派):
 ノルウェー王室
 デンマーク王室
 スウェーデン王室
 オランダ王室(オランダ・プロテスタント教会は他の教派も合流したもの)

 英国国教会(イングランド国教会):
 英国王室