フランス領ウォリス・フツナ:三人の王の一人、アロ王フィリポ・カトア陛下が退位の意向(2018年10月)健康問題

 報道によりますと、南太平洋にあるフランス領ウォリス・フツナの三王の一人アロ王フィリポ・カトア陛下(His Majesty Tu’iagaifo Filipo Katoa)が健康問題を理由に退位の意向を示したそうです。
 慰留がなされたようですが、退位は決まった模様。
 次の王の選出がおこなわれるはずですが、決まらない場合、空位もありえます。
※すでに退位が有効である場合、現在空位です。

 

 (英語)King abdicates in French Pacific Futuna | RNZ News

 

 フィリポ・カトア陛下は2016年に即位していました。

 

フランス領ウォリス・フツナの三王国が、フランス領ポリネシア側が求めていたレアアースなどの海底資源探索・採掘を拒否(2018年9月)

 フランス領ウォリス・フツナの三王国が、フランス領ポリネシア側が求めていたレアアースなどの海底資源探索・採掘を拒否したようです。

 

Les Rois de Futuna disent non à toute mission et explorations des ressources sous-marines – YouTube

 

 (英語)Futuna rejects seabed exploration and mining | RNZ News
 (英語)Futuna rejects seabed exploration and mining

 

※彼らの拒否で決まるものなのかいまいちわかりませんが。

 記事によると、フランス領ポリネシアが各地でおこなった採掘の“ネガティブ・インパクト”をウォリス・フツナで繰り返させたりしないということです。

 記事には名前がありませんが、「The king of Sigave」(シガベ王)は、エウフェニオ・タカラEufenio Takala)という人物だと思われます(現地発音はまったくわかりません)。