ブルネイのアブドゥル・マティーン王子殿下が、兄のアブドゥル・アジム王子殿下の死因について記す(2020年10月)

 ブルネイ・ダルサラーム国のアブドゥル・マティーン王子殿下(His Royal Highness Prince Abdul Mateen)が、10月24日に薨去した兄・アブドゥル・アジム王子殿下の死因について、インスタグラムのアカウントにアップロードしています。

 

MateenはInstagramを利用しています:「🤍」

 

 これによりますと「severe systemic vasculitis」で「autoimmune disease」の一種ということです。
 後者は自己免疫疾患です。
 前者は(その一種の)全身性血管炎の激しいものだということでしょうか。
 また、双極性障害(躁鬱病 : bipolar disorder)により闘病が困難になっていたこと、最終的には多臓器不全(multiple organ failure)で亡くなったとしています。

 

訃報(2020年10月24日):ブルネイのアブドゥル・アジム王子殿下が薨去、スルタンの子息(1982~2020)母方から日本人の先祖を持つ模様

 2020年10月24日、ブルネイ・ダルサラーム国の“ハッジ”・アブドゥル・アジム王子殿下(His Royal Highness Prince Haji ‘Abdul ‘Azim)が薨去したと発表されました。
 1982年7月29日生まれの38歳。

※長期の闘病中で、癌ではないかと思われています。
続報:
 弟のマティーン王子殿下が情報を伝えています。
 ブルネイのアブドゥル・マティーン王子殿下が、兄のアブドゥル・アジム王子殿下の死因について記す(2020年10月)

 ブルネイ・ダルサラーム国スルタン“ハッジ”・ハサナル・ボルキア陛下(ハサナル・ボルキア国王 : His Majesty Sultan Haji Hassanal Bolkiah, Sultan and State Sovereign of Brunei Darussalam)と、第二夫人だったマリアム元妃の長男。
 マリアム元妃が日本人およびスコットランド人の血を引いていると過去に報道されており、アブドゥル・アジム王子殿下も日本人の血を引いていることになりますが、詳細はわかりません。

 

 (英語)Nation mourns loss of a Prince | Borneo Bulletin Online

 

 (英語)Prince Haji ‘Abdul’ Azim dies at 38 after long illness: A look at the life of Sultan of Brunei's son | MEAWW

MEAWW:
Prince Haji ‘Abdul’ Azim dies at 38 – YouTube

 

追記:

バーレーン王ハマド陛下からの弔意表明の記事:
 (英語)HM King condoles with Sultan of Brunei Darussalam

バーレーン首相ハリーファ王子殿下からの弔意表明の記事:
 (英語)HRH Premier condoles with Sultan of Brunei Darussalam

バーレーン皇太子サルマン王子殿下からの弔意表明の記事:
 (英語)HRH the Crown Prince condoles with Sultan of Brunei Darussalam

クウェート首長ナッワーフ殿下からの弔意表明の記事:
 (英語)KUNA : Kuwait's Amir sends condolences to Brunei King over Prince Abdul Azim loss – diwan – 25/10/2020
ミシュアル皇太子殿下とサバーハ・ハーリド首相殿下もそれぞれ弔意を伝達。