フランシスクス【フランス】・ラウタ・ファン・アイスマ氏が貴族証明書を受ける(2022年9月)オランダ貴族の承認は20年ぶり

 2022年9月26日、フランシスクス・ラウタ・ファン・アイスマ氏(Franciscus Lauta van Aijsmaフランス・ラウタ・ファン・アイスマFrans Lauta van Aijsma)は、オランダの貴族に関する機関である Hoge Raad van Adel(貴族最高法院)より貴族証明書を受け取りました。
 これにより同氏は、ヨンクヒール(Jonkheer)号と紋章を使用することが出来ます。
 オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下は3月8日に勅令により承認をしています。
 オランダ貴族の承認は20年ぶりとのことです。
(承認は、新しく本人への授与、外国の貴族の編入、古い貴族の子孫であることを認定してのもの、の三種類があり、今回は三つ目ということになるのでしょう)

 アイスマ家(Aijsma : Aysma)は、シェルテ・ファン・アイスマSchelte van Aysma)という、16世紀~17世紀の人物がそこそこ有名らしく、オランダ王国成立後の1825年に子孫にあたる三人の兄弟がオランダ貴族として承認されています。フランス・ラウタ・ファン・アイスマの先祖はその三兄弟の異母弟のようです。
 2018年にシェルテ・ファン・アイスマの再埋葬がおこなわれた際にDNA鑑定がおこなわれています(これがシェルテの遺骨を特定するためだったのか、フランスがシェルテの子孫であることを証明するためだったのかよくわかりませんが……)。

 今回の貴族証明書は“ヨンクヒール”・フランス・ラウタ・ファン・アイスマとその男系子孫に影響を与えるもので、娘は“ヨンクフラウ”・ミランダ・ラウタ・ファン・アイスマ(Jonkvrouw Miranda Lauta van Aijsma)となります。彼の姉妹も生存しているという話があるのですが、書き方を見ると対象とはならないようです。

 

 (オランダ語)Adelsdiploma voor jonkheer Frans Lauta van Aijsma | Nieuwsbericht | Hoge Raad van Adel
 (オランダ語)Erkenning adeldom: jonkheer Frans Lauta van Aijsma – Adel in Nederland
 (オランダ語)Een adellijke titel krijgen kan nog steeds: 'Het is geen bevroren instuut' – EenVandaag

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