山川水野家第16代当主 水野忠俊 氏が山川水野家墓所を結城市に寄贈(2025年7月)水野忠邦の墓など

 山川水野家第16代当主水野忠俊氏が、山川水野家墓所を結城市に寄贈したようです。

 同墓所には、天保の改革の水野忠邦の墓などがあります。

 

 「天保の改革」老中・水野忠邦の墓所、結城市に寄贈 子孫「大事にしたかった」 歴史教育・観光資源に活用へ | とりぷれ
 【茨城新聞】老中・水野忠邦の墓所 結城市に寄贈 子孫の忠俊さん 「大事にしたかった」 茨城

江戸時代に「天保の改革」を主導した老中・水野忠邦らの墓所「山川水野家墓所」(茨城県結城市山川新宿)が同市に寄贈されました。市は同7月17日、墓所を寄贈した同家16代当主、水野忠俊さん(88)に感謝状を贈呈しました。

しかし所有者が3代前の当主のままになっており、手続きが難航。まず、忠俊さんに所有権を移転する必要があったため、宗家筋である結城水野家の20代当主、勝之さん(81)と協力し、具体的な系譜を証明できる資料を探したといいます。

 令和7年7月市長の一日 | 結城市公式ホームページ

7月17日(水)
14:00
史跡山川水野家墓所寄附に係る感謝状贈呈式
(水野忠俊様、水野勝之様、松本悟様)

 

関連:
 水野越前守忠邦の墓 | 結城市公式ホームページ
 水野越前守忠邦の墓 – 茨城県教育委員会

加賀本多博物館で特別展「大坂の陣前後の加賀藩」(2019年)

 2019年3月7日~6月10日の日程で、加賀本多博物館にて特別展「大坂の陣前後の加賀藩」が催されているようです。
 同館の館長は加賀本多家第15代当主本多政光氏。

 

 (公式サイト)【春季特別展】「大坂の陣前後の加賀藩」 | 現在の展示・過去の展示 | 加賀本多博物館

 

 石川)大坂の陣、加賀本多家の軌跡展示 書状や武具など:朝日新聞デジタル

 同館館長で加賀本多家15代当主の本多政光さん(72)は「展示物はほぼ全て実物。有名な武将が登場する書状などを通じ、本多家の活躍をみてほしい」と話す。

 

2019年3月28日の第124回日本解剖学会総会全国学術集会市民シンポジウム「蘇る歴代長岡藩主」で、越後国長岡藩主牧野家第17代当主 牧野忠昌 氏が講演予定とのこと(2019年3月)

 第124回日本解剖学会総会全国学術集会が、2019年3月27日~3月29日の日程でおこなわれるらしいのですが、その期間の3月28日(15時40分から)の市民シンポジウム「蘇る歴代長岡藩主」で、越後国長岡藩主牧野家第17代当主牧野忠昌氏(まきの ただまさ)の講演「長岡藩主牧野家の歴史」がプログラムに入っています。

 

 第124回日本解剖学会総会全国学術集会 市民公開シンポジウム「蘇る歴代長岡藩主」

 (記事の掲載が終了しています)長岡藩牧野家の歴代当主の顔復元 新潟医療福祉大の奈良教授らが取り組み|社会|新潟県内のニュース|新潟日報モア
掲載時URL:https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190323458766.html

 奈良教授は「歴代牧野家の貴族的形質について」と題して語る。復元作業に当たった他の研究者や、牧野家の現当主である17代忠昌さんの講演もある。奈良教授は「いわゆる殿様顔って何なの、ということを分かりやすく説明したい」と話している。

 

企画展「久留里藩の記憶と象徴の行方」に久留里藩主黒田家当主 黒田英志 氏が家臣の子孫らと来館(2018年10月)

 2018年10月10日から12月2日の期間で、千葉県君津市の久留里城址資料館で企画展「久留里藩の記憶と象徴の行方」が開催中です。
 久留里藩主黒田家伝来の甲冑など久留里藩ゆかりの品々が展示されている模様。

 2018年10月20日に、久留里藩主黒田家当主黒田英志氏が家臣の子孫らと来館とのことです。

 

 豪華甲冑150年ぶり里帰り 久留里藩主の威信象徴 現当主「感慨深い」 君津で企画展 | 千葉日報オンライン

里帰りした甲冑は、江戸中期から幕末まで久留里藩を治めた黒田氏の藩祖、黒田直邦(1666~1735年)の時代に作られた「紺絲縅鎧(こんいとおどしよろい)」。新興大名だった黒田氏が威信を示すためにしつらえた家の“象徴”で、大正5(1916)年、靖国神社遊就館に奉納された。

20日には、黒田家の現当主、黒田英志さん(70)=神奈川県鎌倉市=が家臣の子孫らとともに来館。先祖ゆかりの品々をじっくりと見つめた黒田さんは「これほど美しい甲冑が今に残り、地元に戻ってきて感慨深い。皆さんに見てもらえれば」と先祖の歩みに思いをはせた。

 

白河藩主阿部家第22代当主 阿部正靖 氏が、特別企画展「戊辰戦争と白河 武士と庶民、それぞれの戦いと慰霊」のオープニングセレモニーに(2018年8月)

 白河口の戦い紹介、企画展開幕 銃や軍旗、絵巻など展示:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

 

 2018年8月11日、福島県白河市の「白河集古苑」で、特別企画展「戊辰戦争と白河 武士と庶民、それぞれの戦いと慰霊」がはじまり、白河藩主阿部家第22代当主阿部正靖氏(あべ まさやす)らがオープニングセレモニーにてテープカットをおこなったようです。

 なお、「白河藩主阿部家」「第22代当主」ですが、この系統は大名として初代(白河藩ではない)の阿部忠秋を初代として考えると、現在の正靖氏は第21代当主になるのではないかと思いますが……忠秋の父阿部忠吉を初代としているのか、別の事情があるのか、よくわかりません。
 また、最終的にこの系統は棚倉藩の藩主として大名を終えているので(その後、華族の子爵)、棚倉藩の阿部家として表記されることもあります。

 

特別企画展については:
 特別企画展「戊辰戦争と白河」開催中(10月8日まで) | 白河市公式ホームページ