天皇(徳仁)陛下の「即位礼正殿の儀」に、スウェーデン王夫妻、スペイン王夫妻、ベルギー王夫妻、ルクセンブルク大公、デンマーク皇太子夫妻、が参列との報道(2019年9月)

 スペインの「Monarquía Confidencial」によりますと、2019年10月22日におこなわれる天皇陛下(徳仁なるひと : Emperor Naruhito : His Majesty【His Imperial Majesty】 The Emperor)の「即位礼正殿の儀」に、
 スウェーデン王カール16世グスタフ陛下(Carl XVI Gustaf of Sweden : His Majesty The King)及びスウェーデン王妃シルヴィア陛下(シルビア王妃 : Queen Silvia of Sweden : Her Majesty The Queen)、
 スペイン王フェリペ6世陛下(King Felipe VI : His Majesty The King of Spain)とスペイン王妃レティシア陛下(Queen Letizia : Her Majesty The Queen of Spain)、
 ベルギー王フィリップ陛下(Philippe of Belgium : Philippe de Belgique : Filip van België : Philipp von Belgien : His Majesty The King of the Belgians)とベルギー王妃マティルド陛下(Queen Mathilde of Belgium : Her Majesty The Queen of the Belgians)、
 ルクセンブルク大公アンリ殿下(Henri : His Royal Highness The Grand Duke of Luxembourg)、
 デンマーク皇太子フレデリック殿下(フレデリク皇太子 : モンペザ伯爵 : Frederik : His Royal Highness The Crown Prince of Denmark, Count of Monpezat)とデンマーク皇太子妃メアリー殿下(モンペザ伯爵夫人 : Mary : Her Royal Highness The Crown Princess of Denmark, Countess of Monpezat)、
 が参列の予定だそうです。

 

 (スペイン語)Felipe VI estará con el Príncipe de Gales, los reyes de Bélgica y el Duque de Luxemburgo en Japón

 

 なお、上記記事にはありませんが、いくつかの場で、
 ブータン王ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク陛下(Jigme Khesar Namgyal Wangchuck : His Majesty The King of Bhutan)及びブータン王妃ジェツン・ペマ陛下(Her Majesty Queen Jetsun Pema)、
 の参列の情報が出ています。

 

 「即位礼正殿の儀」の王室関係者の参列については、すでに、
 英国王室のウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales : (英国女王エリザベス2世陛下の名代))、
 オランダ王室のオランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下(Willem-Alexander : His Majesty The King of the Netherlands)とオランダ王妃マクシマ陛下(Máxima : Her Majesty the Queen of the Netherlands)
 ノルウェー皇太子ホーコン殿下(Crown Prince Haakon of Norway : His Royal Highness The Crown Prince)
 が明らかになっていました。

 

関連:
 オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下夫妻が、天皇(徳仁)陛下の「即位礼正殿の儀」に参列と発表(2019年8月)
 ノルウェー皇太子ホーコン殿下が、天皇(徳仁)陛下の「即位礼正殿の儀」に参列と発表(2019年9月)

 

イタリア王室(直系)継嗣ヴェネツィア公エマヌエーレ・フィリベルト殿下がイタリア王妃エレナ(モンテネグロ出身)の彫像設置のためモンテネグロを訪問(2019年9月)文化大臣、ポドゴリツァ市長、キリスト教/“モンテネグロ正教会”府主教らと会見

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと一部重複します。

 

 イタリア王室継嗣のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont)は、曾祖母の故イタリア王妃エレナ陛下(Her Majesty Queen Elena of Italy : モンテネグロ出身)の彫像設置のためにモンテネグロを訪問しました。

 モンテネグロ文化大臣のアレクサンダル・ボグダノヴィッチ閣下(Aleksandar Bogdanović)、
 同国ポドゴリツァ市長イヴァン・ヴコヴィッチ閣下(Ivan Vuković)、
 キリスト教/東方正教会の教会法上合法な教会に属さない(または主流のグループに属さない)“モンテネグロ正教会(MOC)”首座の“ミハイロ府主教”(ツェティニェ大主教・モンテネグロ府主教ミハイロ座下 : His Beatitude Mihailo, Archbishop of Cetinje and Montenegrin Metropolitan)、
 らと会見しました。
 “モンテネグロ正教会(MOC)”の聖職者らとの会見では、ローマ・カトリック教会の聖職者が同行したとの情報もあります。
 また、モンテネグロ駐箚のイタリア共和国特命全権大使が一部同行していたようです。

※モンテネグロ王室関係者との会見情報は見当たりません。

 投稿中のコメントから察すると、モンテネグロ大統領ミロ・ジュカノヴィッチ閣下がお膳立てを整えたように思えますが……。

 

文化大臣との会談と、その後の大臣と殿下それぞれのコメント。殿下のコメントは4:49辺りから、
冒頭などで出てくる白ヒゲの聖職者がミハイロ府主教/
Ministarstvo kulture Crne Gore(モンテネグロ文化省公式チャンネル):
2019 09 07 Cetinje – Ministar kulture Aleksandar Bogdanović – Princ Emanuel Filiberto di Savoja – YouTube

 

向かって左から、エマヌエーレ・フィリベルト殿下、ミハイロ府主教、文化大臣:
Aleksandar Bogdanović – Princ Emanuel Filiberto di Savoja,… | Flickr
Aleksandar Bogdanović - Princ Emanuel Filiberto di Savoja, Cetinje

 

 (モンテネグロ語【セルビア語】ラテン文字:モンテネグロ文化省公式サイト)Detalji | Ministarstvo kulture podržava inicijativu o podizanju spomenika kraljici Jeleni u Podgorici
 (写真)Aleksandar Bogdanović – Princ Emanuel Filiberto di Savoja, Cetinje (07.09.2019.) | Flickr

Ministarstvo kulture Crne Goreさん(@ministarstvo.kulture) • Instagram写真と動画

 

“モンテネグロ正教会(MOC)”のコトルの教区の聖職者らと:
ПОĆЕТА ПРИНЦА ЕМАНУЕЛА ФИЛБЕРТА… – Епископија Которско-приморска – ЦПЦ | Facebook

 

モンテネグロ駐箚イタリア共和国大使、ミハイロ府主教と:
Con SE l’Ambasciatore d’Italia in… – Emanuele Filiberto | Facebook

 

ポドゴリツァ市長と:

 (モンテネグロ語【セルビア語】ラテン文字:写真あり)Podrška Glavnog grada za podizanje spomenika kraljici Jeleni – Glavni Grad Podgorica

📢|Podrška Glavnog grada za podizanje… – Glavni grad Podgorica | Facebook

Glavni grad Podgoricaさん(@glavni_grad_podgorica) • Instagram写真と動画

Con il sindaco di Podgorica per… – Emanuele Filiberto | Facebook

 

追記:
 記事が二つ出ていたのでリンク。

 (英語)Prince Emanuele Filiberto di Savoia: Montenegro has great potential – CdM
 (モンテネグロ語:セルビア語ラテン文字)Crna Gora je preporođena država | Analitika – Informativni Portal

 記事によれば、今回の訪問はミハイロ府主教の招待によるもののようです。なぜか“モンテネグロ正教会”と関係が深いようです。
 モンテネグロ政府の協力などは、対セルビアの戦略の一環でしょうか。
 また、セルビア正教会と“モンテネグロ正教会”との問題について殿下は、知識がないとしてコメントを控えたようです。

 

前スペイン王ファン・カルロス1世陛下の心臓の手術は成功、術後の容態は安定(2019年8月)

 2019年8月24日、前スペイン王ファン・カルロス1世陛下(His Majesty King Juan Carlos I of Spain)の心臓の手術(冠動脈バイパス移植?)がおこなわれ、成功したようです。
 術後の容態は安定、集中治療室【ICU】に移っているとのことです。

 

 (スペイン語)Juan Carlos I, estable tras finalizar con éxito la operación a corazón abierto
 (スペイン語)Juan Carlos I permanecerá ingresado varios días hasta su total recuperación

 

 前スペイン王妃ソフィア陛下(Her Majesty Queen Sofía of Spain)とスペイン王フェリペ6世陛下(King Felipe VI : His Majesty The King of Spain)が一時病院に滞在していた模様。

 

関連:
 スペインのエル・パイス紙【El País】ネット版が誤報。前スペイン王ファン・カルロス1世陛下崩御を報じ、すぐに削除(2019年8月)
 心臓の手術がおこなわれた前スペイン王ファン・カルロス1世陛下が退院「痛みはないが新しいバイパス(血管)がある」(2019年8月) – 世界の王室ニュース

 

誕生(2019年8月8日):イーゼンブルク公世子フランツ殿下が誕生

 イーゼンブルク公アレクサンダー殿下(Alexander : His Serene Highness The Prince of Isenburg : アレクサンダー・フュルスト・フォン・イーゼンブルクAlexander Fürst von Isenburg)とイーゼンブルク公妃ザーラ殿下(Sarahザーラ・フュルスティン・フォン・イーゼンブルクSarah Fürstin von Isenburg)は、二人の間の第三子・長男(継嗣)となるイーゼンブルク公世子フランツ殿下(His Serene Highness Hereditary Prince Franz of Isenburg : フランツ・エルププリンツ・フォン・イーゼンブルクFranz Erbprinz von Isenburg)の誕生を発表しました。

 

 (ドイツ語:イーゼンブルク公室公式サイト)Freudige Nachricht aus dem Schloss Birstein | Fürstenhaus Isenburg

 

Dr. Sarah IsenburgさんはInstagramを利用しています:「#endlesslove, #baby💙, #franz, #littlefoot」

 

 フルネームはフランツ・サルヴァトール・フェルディナント・ボニファティウス・ヴィルヘルム・マリア・エルププリンツ・フォン・イーゼンブルクFranz Salvator Ferdinand Bonifatius Wilhelm Maria Erbprinz von Isenburg)となるようです。

 

訃報(2019年6月4日?):ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエンエムス伯子妃プリシラ殿下、薨去(1934~2019)

 ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエンエムス伯子妃プリシラ殿下(シェーンボルン=ヴィーゼントハイト伯女 : Her Illustrious Highness Countess Priscilla of Waldburg-Zeil-Hohenems, Countess of Schönborn-Wiesentheid : プリシラ・グレフィン・ツー・ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエネムスPriscilla Gräfin zu Waldburg-Zeil-Hohenemsプリシラ・グレフィン・フォン・シェーンボルン=ヴィーゼントハイトPriscilla Gräfin von Schönborn-Wiesentheid)が薨去した模様です。
 1934年2月5日生まれの85歳。

※下記の一番下の記事ではヴァルトブルク=ツァイル=ルステナウ=ホーエネムスWaldburg-Zeil-Lustenau-Hohenems)と「ルステナウ」が加わっていますが、理由はわかりません。

 

 (ドイツ語)Priscilla Waldburg-Zeil in Hohenems gestorben – vorarlberg.ORF.at
 (ドイツ語)Chronik: Priscilla Waldburg-Zeil beigesetzt – vorarlberg.ORF.at
 (ドイツ語)Priscilla Waldburg-Zeil-Lustenau-Hohenems – Danksagung – VN Todesanzeigen

 

 神聖ローマ帝国領邦国家君主や数々の聖職者を輩出しているシェーンボルン家のシェーンボルン=ヴィーゼントハイト系統の出身で、同じくメディアタイズド・ハウス(シュダンデスヘル)の格であるヴァルトブルク=ツァイル=ホーエネムス家の人物と結婚しました。

 キリスト教/ローマ・カトリック教会のウィーン大司教クリストフ・シェーンボルン枢機卿座下(His Eminence Christoph Cardinal Schönborn, O.P., Archbishop of Vienna)は同族で(結構遠縁ですが)、同枢機卿は記事によれば癌の手術後ということもあって葬儀には参列しなかったようです。
 葬儀の参列者として、
 リヒテンシュタイン公ハンス=アダム2世殿下(Hans-Adam II : His Serene Highness The Prince of Liechtenstein)、
 リヒテンシュタイン公妃マリー殿下(Marie : Her Serene Highness The Princess of Liechtenstein : キンスキー・フォン・ヴヒニッツ・ウント・テッタウ伯爵女マリー : Countess Marie Kinsky of Wchinitz and Tettau)、
 バーデン辺境伯マクシミリアン殿下(マックス : His Royal Highness MaximilianMax】, Margrave of Baden)の名前が挙げられています(ホーエネムス市の市長も参列)。