55歳(2020年11月30日):秋篠宮皇嗣(文仁親王)殿下が55歳を迎える。11月20日収録の記者会見で眞子内親王殿下の結婚について言及

 2020年11月30日、秋篠宮皇嗣殿下(文仁親王 : ふみひと : Prince Fumihito : His Imperial Highness Crown Prince Akishino)は55歳を迎えました。

 11月20日の記者会見の様子が報道などされています。

 

 秋篠宮皇嗣殿下お誕生日に際し(令和2年) – 宮内庁
 令和2年秋篠宮皇嗣殿下お誕生日に際してのご近影(ビデオ) – 宮内庁
 令和2年秋篠宮皇嗣殿下お誕生日に際してのご近影(お写真) – 宮内庁

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
【速報】「結婚を認める」秋篠宮さま 誕生日会見(2020年11月30日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
【会見抜粋】秋篠宮さま 眞子さまの結婚「認める」(2020年11月30日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
【会見ノーカット】秋篠宮さま 眞子さまの結婚「認める」(2020年11月30日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
秋篠宮さま55歳の誕生日 眞子さまの結婚「認める」(2020年11月30日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
秋篠宮さま誕生日会見 言葉選びながら・・・その様子は(2020年11月30日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
秋篠宮さま「眞子さまの結婚認める」発言の“意味”(2020年11月30日) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=rbj5ALq3FEg

 

KyodoNews(共同通信):
眞子さまの結婚「認める」 秋篠宮さま、55歳に – YouTube

 

時事通信映像センター:
眞子さま結婚「認める」 二人の思い「親として尊重」 秋篠宮さま、55歳 – YouTube

 

時事通信映像センター:
秋篠宮さま、55歳に – YouTube

 

Nippon TV News 24 Japan:
Crown Prince Fumihito approves of Princess Mako’s marriage – YouTube

 

関連:
 2020年【令和2年】11月:1947年【昭和22年】の11宮家皇籍離脱以来、皇室のもっとも不思議なひと月
 秋篠宮皇嗣(文仁親王)殿下の11月30日報道の記者会見(11月20日収録)に残る疑問。殿下は皇室典範や関連法規の改正・変更の可能性をカケラも想像していないのではないか(2020年12月)

 

政府内で「皇女(こうじょ)」という呼称で国家公務員として公務をおこなってもらうという案があるとの報道(2020年11月)

 複数のメディアで報道されていますが、とりあえず NHK の記事を。

 

 皇室の公務の負担軽減で「皇女」を検討 政府 | 皇室 | NHKニュース

政府内では、結婚で皇室を離れた女性皇族に、「皇女」という呼称で、国家公務員として公務を続けてもらう案が出ています。

 

 「皇女」という現在使用されていない称号を使用する案は、皇籍から離脱しているので、皇室典範で適用範囲が定められている内親王や女王という称号を使用するのは適当ではないという認識から来ているのでしょう。
 またムチャでわかりにくいアイディア(とりわけ英訳で混乱を招く)が出てきました。

 正直頭を抱えているような気分ですが、少し真面目に考えますと。
 歴史的に考えて、「皇女」は(元)内親王に適用しても良いようには思いますが、(元)女王に適用するのはおかしな話ではないかと思います。ということは、政府内のこの案は、三人の内親王のみを念頭に置いているのではないかという気がします。
 もっとも、すでに結婚して離脱している内親王を念頭に置いていないわけではないのかもしれませんが……。

 しかし、これは現行の法規と伝統を共に満たすのは無理ではないかという気がします。
 そもそも皇族でない「皇女」というのは……なんなんでしょうか。
 国家公務員(当然、特別職でしょうが)ということは任命権者というものが存在しますが、いったい誰が「皇女」を任命するのか。
 総理大臣かより下級の誰かが「皇女」を任命するというのはおかしな話としかいいようがありません(国家元首が歴史的称号を歴史的な家柄に授けた例は欧州にもありますが)。
 天皇が任命する(いわゆる親任官)のであれば格式としては最高位になりますが、ここに来て内閣総理大臣・最高裁判所長官と同じ格式の役職が登場するのはいかがなものかという話でしょう。
 また、特定の家柄の出身者のみが(特定の特殊な技能訓練を受けているわけでもなしに)特定の国家公務員の役職に就いて良いのか、という問題も出てくるでしょう。
 そして「皇女」が国家公務員として創設可能ならば、他の伝統的称号もいくらでもなんでも創設可能ではないかという話です。「征夷大将軍」の復活も可能かもしれません(が、軍人なので憲法九条に抵触するかもしれません)。

 

立皇嗣の礼(2020年11月8日):「立皇嗣宣明の儀」「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」「朝見の儀」がおこなわれる。秋篠宮皇嗣(文仁親王)・同妃(紀子)両殿下は今後は宮中祭祀で宮中三殿の殿舎にあがって拝礼する模様

 2020年11月8日、「立皇嗣の礼(りっこうしのれい)」として、「立皇嗣宣明の儀」「朝見の儀」、その間に「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」がおこなわれました。

 この「立皇嗣の礼」ですが、伝統的に見て一番重要なのは、「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」というほかなく、今後は秋篠宮皇嗣殿下(文仁親王 : ふみひと : Prince Fumihito : His Imperial Highness Crown Prince Akishino)と秋篠宮皇嗣妃殿下(紀子きこKiko : Her Imperial Highness Crown Princess Akishino)は、宮中祭祀において、宮中三殿の殿舎に上がって拝礼するということです。これは「立皇嗣の礼」は結局のところ「立太子の礼」だったということでしょう。

 「皇嗣」という見慣れない単語の採用から、なんだか煙に巻かれたようなまま時が過ぎ、気づけば秋篠宮皇嗣殿下は「現行の継承法上継承順位が一位というタダの宮家の親王」から「宮中祭祀において他の皇族とはまったく違う扱いの親王」になってしまいました。
 正直、これを「皇位継承順位1位の『皇嗣』となられたことを広く内外に伝える『立皇嗣の礼』」などと報道してきたのは適当すぎる気もしますが……。
 しかし天皇(徳仁)陛下を中心に考えれば「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」は自身の直接携わるわけではない儀式であるわけで、天皇陛下を中心に説明してきただけともいえます。

 

 立皇嗣宣明の儀の天皇陛下のおことば(令和2年11月8日) – 宮内庁
 立皇嗣宣明の儀の秋篠宮皇嗣殿下のおことば(令和2年11月8日) – 宮内庁
 朝見の儀の天皇皇后両陛下のおことば(令和2年11月8日) – 宮内庁
 朝見の儀の秋篠宮皇嗣殿下のおことば(天皇陛下への謝恩の辞)(令和2年11月8日) – 宮内庁
 朝見の儀の秋篠宮皇嗣殿下のおことば(皇后陛下への謝恩の辞)(令和2年11月8日) – 宮内庁

 立皇嗣の礼当日祭 | 祭典・行事 | 出雲大社

 天皇陛下が立皇嗣宣明 皇嗣秋篠宮殿下を内外に広く / 神社界唯一の新聞社 神社新報社

 

KyodoNews(共同通信):
秋篠宮さま、立皇嗣の礼 継承順1位「務め果たす」 – YouTube

 

時事通信映像センター:
「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」で賢所に向かわれる秋篠宮さま – YouTube

 

時事通信映像センター:
秋篠宮さま「立皇嗣の礼」 「責務に思い、務め果たす」 代替わり儀式終わる – YouTube

 

時事通信映像センター:
謝恩の辞を述べられる秋篠宮さま – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
皇居で「立皇嗣の礼」 秋篠宮さま「務めを果たす」(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
立皇嗣の礼 秋篠宮ご夫妻が宮中三殿に報告(2020年11月8日) – YouTube

ご夫妻が殿舎に上がるのはご成婚の時以来で、秋篠宮さまは皇嗣として初めて殿舎で拝礼されました。これまで儀式などでは、殿舎の前で拝礼していましたが、今後は殿舎に上がって拝礼されます。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
「立皇嗣の礼」秋篠宮さまが宮中三殿で拝礼(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
立皇嗣の礼 「朝見の儀」で両陛下にお礼(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
立皇嗣の礼 全儀式終わり上皇ご夫妻にあいさつへ(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
立皇嗣の礼 一日の儀式終え秋篠宮さまが感想(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
「立皇嗣の礼」両陛下が皇居に到着(2020年11月8日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
皇太子相伝の宝剣 立皇嗣の礼でその貴重な姿が(2020年11月9日) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=L89glLbaumA

 

Nippon TV News 24 Japan:
Crown Prince Fumihito proclaimed as first in line to throne – YouTube

 

 秋篠宮さま きょう「立皇嗣の礼」 皇居・宮殿で | 皇室 | NHKニュース
 秋篠宮さま このあと「立皇嗣の礼」の儀式 皇居・宮殿で | 皇室 | NHKニュース
 立皇嗣の礼 「立皇嗣宣明の儀」行われる | 皇室 | NHKニュース

 秋篠宮さま 皇居 宮中三殿での「立皇嗣の礼」関連儀式に | 即位 | NHKニュース

秋篠宮さまは、紀子さまとともに宮中三殿で皇嗣となったことなどを伝える儀式に臨み、皇嗣として初めて3つの殿舎にあがって拝礼されました。

秋篠宮ご夫妻は、これまで宮中祭祀では、殿舎の前で拝礼してきましたが、今後は、殿舎にあがって拝礼されるということです。

 立皇嗣の礼にあわせ伊勢神宮などで「奉告祭」 | 皇室 | NHKニュース

三重県の伊勢神宮の内宮では、天皇陛下からつかわされた使者のほか、天皇陛下の妹で、伊勢神宮の主な祭りをつかさどる「祭主」を務める黒田清子さんや、神職などが列を組んで境内を進みました。

熱田神宮の圓藤能久 宮掌は、「皇室のますますの繁栄と国民の皆様の平安を熱田の神様に祈念しました」と話していました。

 立皇嗣の礼「朝見の儀」終わる 皇位継承に伴う国の行事終了 | 皇室 | NHKニュース

 

関連:
 天皇(徳仁)陛下が新嘗祭に臨む(2020年11月)秋篠宮皇嗣(文仁親王)殿下も「神嘉殿」の殿舎に上がり拝礼との報道

 

秋篠宮家の眞子内親王殿下と佳子内親王殿下が、創建100周年の明治神宮へ(2020年11月)

 2020年11月6日、秋篠宮家の眞子内親王殿下(まこ : Her Imperial Highness Princess Mako of Akishino)と佳子内親王殿下(かこ : Her Imperial Highness Princess Kako of Akishino)は、創建100年を迎えた明治神宮を参拝しました。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
眞子さまと佳子さまが創建100年の明治神宮を参拝(2020年11月6日) – YouTube

 

Nippon TV News 24 Japan:
Princess Mako and Princess Kako visit Meiji Shrine – YouTube

 

29歳(2020年10月23日):秋篠宮家の眞子内親王殿下が29歳を迎える

 2020年10月23日、秋篠宮家の眞子内親王殿下(まこ : Her Imperial Highness Princess Mako of Akishino)が、29歳を迎えました。

 

時事通信映像センター:
眞子さま、29歳に – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
眞子さま 29歳の誕生日 ご結婚に関する発表は・・・(2020年10月23日) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
眞子さま29歳に 年内にも「何らかの発表」か(2020年10月23日) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=SJkVkBO57Xk

 

KyodoNews(共同通信):
眞子さま、29歳の誕生日 コロナ禍、外出公務も – YouTube

 

Nippon TV News 24 Japan:
Princess Mako turns 29 – YouTube

 

 秋篠宮ご夫妻の長女 眞子さま 29歳の誕生日 | 皇室 | NHKニュース