結婚・宗教婚(2022年9月17日):メクレンブルク公世子アレクサンダー殿下とハンデ・マシット嬢

 すでに民事婚がおこなわれているメクレンブルク公世子アレクサンダー殿下(Duke Alexander of Mecklenburg : His Highness The Hereditary Prince)とハンデ・マシット嬢(Hande Macit)の宗教婚(カトリック)が2022年9月17日におこなわれたようです。

 式の中では、9月8日に崩御した英国女王エリザベス2世陛下への弔意の黙祷もおこなわれたようです。

 

 (英語:メクレンブルク=シュトレーリッツ家 公式サイト)Religious wedding of the Hereditary Prince and Hereditary Princess – House of Mecklenburg-Strelitz
 (英語:メクレンブルク=シュトレーリッツ家 公式サイト)Official wedding portraits – House of Mecklenburg-Strelitz

 (動画あり:ドイツ語)Hochzeitsglocken: ▶ Und sie hat „Ja” gesagt – Adlige Hochzeit in der Stadtkirche Neustrelitz | Nordkurier.de
 (ドイツ語)Royale Märchenhochzeit: Erbprinz Georg Alexander zu Mecklenburg heiratet seine Hande in Neustrelitz | Nordkurier.de
 (ドイツ語)Georg Alexander zu Mecklenburg-Strelitz: Er hat geheiratet | BUNTE.de
 (ドイツ語)Erbprinz Georg Alexander in Neustrelitz getraut | NDR.de – Nachrichten – Mecklenburg-Vorpommern

 

Ostsee-Zeitung – Standesamtlich geheiratet wurde bereits… | Facebook

 

https://www… – Das Großherzogliche Haus Mecklenburg-Strelitz | Facebook

 

Herzlichen… – Das Großherzogliche Haus Mecklenburg-Strelitz | Facebook

 

NettyRoyalさんはTwitterを使っています: 「Copyrighted by me … Religious wedding of Alexander Erbprinz zu Mecklenburg-Strelitz and Hande Macit, Neustrelitz, 17 September 2022 https://t.co/zNeYvwGly4」 / Twitter

 

Haus Mecklenburg-StrelitzさんはTwitterを使っています: 「Photos by Ines Jung, official photographer at the religious wedding of Hereditary Prince Alexander and Hereditary Princess Hande, have been released https://t.co/IpUkpbQZqK https://t.co/cEXLacHkt5」 / Twitter

 

Photos by… – Das Großherzogliche Haus Mecklenburg-Strelitz | Facebook

結婚・民事婚(2022年6月17日):メクレンブルク公世子アレクサンダー殿下とハンデ・マシット嬢

 すでに婚約が発表されていたメクレンブルク公世子アレクサンダー殿下(Duke Alexander of Mecklenburg : His Highness The Hereditary Prince)とハンデ・マシット嬢(Hande Macit)の民事婚が2022年6月17日におこなわれたようです。

 

 (英語:メクレンブルク=シュトレーリッツ家 公式サイト)Civil marriage of Hereditary Prince Alexander and Hande Macit – House of Mecklenburg-Strelitz

 

Haus Mecklenburg-StrelitzさんはTwitterを使っています: 「The Duke proudly announces, that today the civil marriage of his eldest son HH Duke Georg Alexander with Miss. Hande Macit took place in the Great Hall in the Palace of Mirow at 2 pm. TH The Duke and the Duchess and HH Duke Michael were present. Official photo will follow.」 / Twitter

 

Haus Mecklenburg-StrelitzさんはTwitterを使っています: 「Hereditary Prince Alexander and Hande Macit after their civil wedding at Mirow today https://t.co/P3Sg1QZMWg」 / Twitter

 

続報:

A Haber:
Mersin-Tarsuslu Hande, Mecklenburg düşesi oldu – YouTube

 

 結婚・宗教婚(2022年9月17日):メクレンブルク公世子アレクサンダー殿下とハンデ・マシット嬢

訃報(2022年1月?):バグラチオニ=ダヴィティシュヴィリ公子ジャノ、薨去(?~2022)

 ジョージア王室(グルジア王室)グルジンスキー系統の公式 Facebook アカウントが、バグラチオニ=ダヴィティシュヴィリ公子ジャノ(Prince Jano Bagrationi-Davitishvili)の薨去を伝えています。

 ダヴィティシュヴィリ系統は、(バグラチオン王朝の構成員ではありますが)、王朝が建てたどの王国からも王族とみなされたことはないとのことです。
 また、他のいくつかの系統と同じく、ロシア貴族にも編入されています。

 

საქარ… – The Royal House of Georgia საქართველოს სამეფო სახლი | Facebook

訃報(2021年11月28日):旧ロシア帝室ロマノフ家当主候補の一人ともされるアンドレイ・アンドレーエヴィチ・ロマノフ公子殿下【アンドルー・ロマノフ公子】が薨去(1923~2021)

 2021年11月28日、(旧)ロシア帝室/ロマノフ家の貴賤結婚の男系男子であるアンドルー【アンドレイ】・アンドレーエヴィチ・ロマノフ公子殿下(His Serene Highness Prince Andrew【Andrei】 Andreevich Romanov【Romanoff】)が薨去したようです。
 1923年1月21日生まれの98歳。

 貴賤結婚の子孫らとされる人物らが主導するロマノフ家協会がかつて主張していた継承順位によれば、現在、ロシア皇帝の継承者となっていた人物です。
 ただし、同団体の現在の考えや、ご本人たちの主張はよくわからなくなっています。

※なお、貴賤結婚規定のないホルシュタイン=ゴットルプ公国のルールに従えば、ロシアはともかく、ホルシュタイン=ゴットルプ公子となります。

 薨去に伴い、長男のピーター【ピョートル】・アンドレーエヴィチ・ロマノフ公子殿下(His Serene Highness Prince Peter Andreevich Romanov【Romanoff】)が後継と擬されますが、子供はおらず、またその弟二人も子供なし・女子のみと、男系はさらに傍系へと移っていく見込みです。

キリスト教/セルビア正教会のモンテネグロ府主教ヨアニキイェ座下の着座式典に、現在セルビア王室を称するユーゴスラビア王室のフィリップ王子殿下夫妻と(なぜか)ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下夫妻が参列(2021年9月)ダヴィト殿下は副首相と会談も

 2021年9月5日、モンテネグロでは、今年選出された、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会のモンテネグロ・沿海府主教ヨアニキイェ座下(His Eminence Metropolitan Joanikije of Montenegro and the Littoral)の着座式とそれに伴い式典がおこなわれました。

関連(キリスト教 高位聖職者のニュース):
 着座式(2021年9月5日):キリスト教/セルビア正教会/モンテネグロ府主教ヨアニキイェ座下の着座式がおこなわれる
※ヨアニキイェの名を持つモンテネグロ府主教が二人目のため、ヨアニキイェ2世Joanikije II)としている表記があります。今のところ、教会公式サイトなどでは見かけていません。

 着座式そのものではなく、その後の大規模な式典に、
 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラヴィア王室のユーゴスラビア王子【セルビア王子】フィリップ殿下(His Royal Highness Prince Philip of Yugoslavia / Serbia : フィリプ・カラジョルジェヴィッチFilip Karađorđević)とユーゴスラビア王子妃【セルビア王子妃】ダニカ殿下(Her Royal Highness Princess Danica of Yugoslavia / Serbia : ダニカ・カラジョルジェヴィッチDanica Karađorđević
 ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下(ムフラニ公 : His Royal Highness The Crown Prince Davit of Georgia, Royal Prince of Kartli (Batonishvili), Prince of Mukhrani and Mukhran Batoni : ダヴィト・バグラチオニ=ムフラネリ公子 : Prince Davit Bagrationi-Mukhraneliダヴィト・バグラチオン=ムフランスキー公子 : Prince Davit Bagration-Moukhransky)と、ジョージア皇太子妃イリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Irina of Georgia)
 が参列した模様です。

 着座式前の時期には、反セルビアの集団による抗議活動なども起き、非常に剣呑な雰囲気となっていました。
 王室とは関係ありませんが、着座式前にヘリコプターでツェティニェ修道院前に到着して兵士に護衛されながら修道院に向かうポルフィリイェ総主教とヨアニキイェ府主教の映像/
Novosti:
Patrijarh Porfirije i mitropolit Joanikije stigli na Cetinje – YouTube

 式典は着座式がおこなわれた修道院ではなく、ポドゴリツァのハリストス復活大聖堂でおこなわれました。
 フィリップ王子殿下のソーシャルメディアのアカウントには今回の参列の話は直接はなく(すでに8月に訪問はしていますが)、動画から取り込んだと思われる画像を掲載した第三者のツイートがリツイートされたのみです。モンテネグロの反セルビア派を刺激することを避けたのかとも思われますが、よくわかりません。

(おそらくですが)一番右奥のマスクの男女がジョージア皇太子ダヴィト殿下夫妻。
そしてその手前の二人がフィリップ王子殿下夫妻です。
なお、左の手前の白髪の人物はモンテネグロ首相クリヴォカピッチ閣下/
мさんはTwitterを使っています 「Краљевић Филип са супругом Даницом на дочеку патријарха у Подгорици https://t.co/wb8uf4aXJp」 / Twitter

 

 一方、提訴を受けて本国ジョージアには近寄れない状況と見られているジョージア皇太子ダヴィト殿下は自身の公式サイトに記事をたくさん掲載

 (英語:ムフラニ系ジョージア王室 公式サイト)NEWS | INVESTITURE OF METROPOLITAN JOANIKIJE IN PODGORICA MONTENEGRO

 着座式前より前の日のようですが、以前に議論を呼んだ、ジョージア鷲騎士団のうちの、グランド・クロス(大十字)をヨアニキイェ府主教に授与したようです。
関連:
 ジョージア王女【グルジア王女】アナ殿下が父でグルジンスキー系当主のヌグザル殿下と共に、元夫で対立するムフラニ系当主のダヴィト殿下を「王室の代表者を勝手に名乗るのをやめよ」と提訴(2019年3月)ダヴィト殿下がエリザベス2世陛下に授与した勲章(鳩山(元)総理も授与されているとの噂あり)が一定金額寄付すれば誰でも入手できる説や、ダヴィト殿下側が弁護士がヌグザル殿下を「ジョージア正教会【グルジア正教会】によるDNA検査の結果バグラチオン王朝の一員でないとわかった」(検査機関は否定)とするなど泥沼総決算の予感
※なお、ダヴィト殿下はいろいろとばらまく人なので、いろいろな人がなにかを貰っています。西村経済再生担当大臣もなにか貰っていたはずです。

 

 (英語:ムフラニ系ジョージア王室 公式サイト)NEWS | SOLEMN WELCOME OF THE SERBIAN PATRIARCH PORFIRIJE IN PODGORICA

 こちらは式典の記事です。
 補足に、

1. His Eminence Metropolitan Joanikije gave an interview for the main State TV channel of Serbia, (RTS1), especially emphasizing the presence of HRH Crown Prince Davit: https://youtu.be/ykx8lG5r7QE

 セルビアのテレビ局によるインタビューで、ヨアニキイェ府主教がダヴィト殿下の臨席を強調していた、と書いています。
 30分以上のセルビア語のインタビュー映像を見て(聴いて)判断する能力がありませんので、チェックしていませんが、そのことについて一言ふれたのは確かなんだろうと思います。

RTS Oko – Zvanični kanal:
Joanikije o ustoličenju na Cetinju, patrijarhu Porfiriju, Amfilohiju, Milu Đukanoviću, Kosovu – YouTube

 

 (英語:ムフラニ系ジョージア王室 公式サイト)NEWS | VISIT TO THE PARLIAMENT OF MONTENEGRO

 そしてこれも着座式より前の日のようですがモンテネグロ議会を訪問との記事。

 

 (英語:ムフラニ系ジョージア王室 公式サイト)NEWS | MEETING WITH THE DEPUTY PRIME MINISTER OF MONTENEGRO

 さらにはモンテネグロ副首相ドリタン・アバゾヴィッチ閣下(Dritan Abazović)と会談しています。
 失礼ながら捏造を疑いましたが……。

 

 ダヴィト殿下の今回の参列の理由は不明です。
 自分から勝手にやってきて副首相と会えるとも思えないので、セルビア正教会かモンテネグロ現政権から要請があったのでしょう。
 ともあれ、外国でまだ要人と会見できる人物だという情報を発信することは立場の(再)強化につながるはずです。

 なお、ジョージア正教会(グルジア正教会)は今回の着座式及びその後の礼拝・式典に主教以上の聖職者を派遣していません。
 (状況を細かく書くと長くなりますが)ジョージア正教会は今回の式典に主教以上の聖職者を送りたくはなかったはずなので、ダヴィト殿下の行動を迷惑に思うか、あるいは教会の聖職者を送らない代わりに参列してもらったのか、単純に何も知らないのか、なかなか難しいところです。
 追記:ダヴィト殿下に同行しているように見える聖職者がセルビア正教会の人物なのかジョージア正教会の人物なのかわかりませんが、前者ならばセルビア正教会が今回の訪問に強くかかわっており、後者であればジョージア正教会側がダヴィト殿下の訪問を了承・協力していたことになるでしょう。

 最後に一つ気になるのは、イリナ妃殿下の表記が

Her Royal Highness Princess Irina

 と、 Crown Princess ではない表記になっていることです。
 特に意味はない省略(か雑な書き方)にも思えますが、不思議ではあります。