42歳(2024年6月10日):スウェーデン王女マデレーン殿下が42歳に

 2024年6月10日、スウェーデン王女マデレーン殿下(ヘルシングランド・イェストリークランド女公爵 : Her Royal Highness Princess Madeleine of Sweden, Duchess of Hälsingland and Gästrikland)は、42歳を迎えました。

 一家がスウェーデン王国に帰国する予定であることも発表されています。

 

 (スウェーデン語:スウェーデン王室 公式ウェブサイト)H.K.H. Prinsessan Madeleine 42 år | Kungahuset

 (英語)Princess confirms long awaited details of her return home on special day – Royal Central
 (英語)Swedish Princess Madeleine celebrates her 42nd birthday today

 

Kungahuset – I dag fyller H.K.H. Prinsessan Madeleine 42… | Facebook

洗礼式(2021年8月14日):スウェーデン王子ユリアン【ジュリアン】(ハッランド公爵)の洗礼式。スウェーデン王子カール・フィリップ殿下夫妻の第三子・三男

 2021年8月14日、ハッランド公爵スウェーデン王子ユリアン(Prince Julian of Sweden, Duke of Halland)の洗礼式が、ドロットニングホルム宮殿の王室礼拝堂でおこなわれました。

誕生時の表記では「ジュリアン」をメインにしましたが、今回一部映像を出している Expressen のナレーションでは「ユリアン」にしか聞こえないのでユリアンをメイン表記にします(また変わるかもしれません)。
 (スウェーデン語)Så blir prins Julians dop i Drottningholms slottskyrka

 

 両親、兄二人の他、王族を含む親族が参列。
 司式は、礼拝堂の首席牧師も務める、キリスト教/ルター派/スウェーデン国教会/ストレングネース監督ヨハン・ダルマン座下(Johan Dalman, Bishop of Strängnäs and Chief Court Chaplain)ら。

 

 (英語:スウェーデン王室 公式サイト)Prince Julian's christening – Sveriges Kungahus

 (スウェーデン語:スウェーデン王室 公式サイト)Prins Julian döpt – Sveriges Kungahus
 (主に参列者リスト:スウェーデン語:スウェーデン王室 公式サイト)Gästlista till Prins Julians dop – Sveriges Kungahus

 

 

Kungahuset 🇸🇪(@kungahuset) • Instagram写真と動画

 

 (スウェーデン語)Barnmorskan bjuden på prins Julians dop – här är hela listan
 (英語)Swedish royals gather to see Prince Julian christened in a traditional ceremony | Daily Mail Online

 (英語)Dag Trygsland Hoelseth: Sweden: Christening of Prince Julian, Duke of Halland

 

追加記事&ビデオ:
 (スウェーデン語)De bästa bilderna från prins Julians dop! | Svensk Dam

 なお、同日、ユリアン王子に王立熾天使騎士団の勲章が授与されています(スウェーデンの王族なので、一般的に叙任されたのは誕生と同時に扱われます)。
 同騎士団の881人目の騎士ということになるでしょう。

 

追加2:

PrinsparetはInstagramを利用しています:「Igår döptes vår älskade Julian. Tack för alla lyckönskningar!」

 

追加3:
 動画へのリンク(長さは一時間と少し)。
※2022年2月11日まで視聴可能です
SVT Play

 

追加4:
 上記 SVT の動画ですが、スウェーデン王室公式チャンネルに字幕付きで(主にスウェーデン語、歌などに英語の部分も)転載されました。

Kungahuset(スウェーデン王室 公式チャンネル):
Prins Julian döps – YouTube

 

追加5:
Kungahuset 🇸🇪(@kungahuset) • Instagram写真と動画

訃報(2019年12月22日):ダグマー・フォン・アルビン(ヴィスボリ伯爵女ダグマー・ベルナドット)が薨去(1916~2019)スウェーデン王(ノルウェー王)オスカル2世の男系子孫

 2019年12月22日、ダグマー・フォン・アルビン(Dagmar von Arbin : ヴィスボリ伯爵女ダグマー・ベルナドット : Countess Dagmar Bernadotte af Wisborg)が薨去した模様です。
 1916年4月10日生まれの103歳。

 

 (スウェーデン語)Kungens äldsta släkting Dagmar von Arbin har dött
 (スウェーデン語)Just nu! Hovet i sorg – kungens äldsta släkting har gått bort | Svensk Dam

 

 スウェーデン王(ノルウェー王)オスカル2世
 ↓
 ヴィスボリ伯爵オスカル・ベルナドット公(ゴットランド公爵スウェーデン王子オスカル
 ↓
 ヴィスボリ伯爵子カール・オスカル・ベルナドット
 ↓
 ダグマー・フォン・アルビン
 という系譜になります。

 アルビン家はスウェーデンの無爵位貴族。

 ベルナドット公はスウェーデン王室の貴賤結婚をした人物に叙されたことのあるルクセンブルクの称号
 ヴィスボリ伯爵~はその人物や男系子孫のための(同じく)ルクセンブルクの称号です。

 

狭義のスウェーデン王室(Royal House)から、カール・フィリップ王子殿下およびマデレーン王女殿下の子供たちがはずされる。殿下「Royal Highness」の称号も使用されず(2019年10月)広義の王室「Royal Family」には留まる

 2019年10月7日付の発表で、スウェーデン王室より、スウェーデン王子カール・フィリップ殿下(ヴェルムランド公爵 : His Royal Highness Prince Carl Philip of Sweden, Duke of Värmland)とスウェーデン王子妃ソフィア殿下(ヴェルムランド公爵夫人 : Her Royal Highness Princess Sofia of Sweden, Duchess of Värmland)の子供たち、およびスウェーデン王女マデレーン殿下(ヘルシングランド・イェストリークランド女公爵 : Her Royal Highness Princess Madeleine of Sweden, Duchess of Hälsingland and Gästrikland)とクリストファー・オニール氏(Christopher O’Neill)の子供たちが狭義のスウェーデン王室(Royal House)からはずされたことが発表されました。

 

 (英語:スウェーデン王室公式サイト)Communiqué on changes to The Royal House – Sveriges Kungahus

 

 はずされた五人は、広義の王室「Royal Family」には留まり王子・王女ではあるものの、もはや殿下「His/Her Royal Highness【HRH】」は使用されません。

  • スウェーデン王子アレクサンダー(セーデルマンランド公爵 : Prince Alexander, Duke of Södermanland)
  • スウェーデン王子ガブリエル(ダーラナ公爵 : Prince Gabriel of Sweden, Duke of Dalarna)
  • スウェーデン王女レオノール(ゴットランド女公爵 : Princess Leonore, Duchess of Gotland)
  • スウェーデン王子ニコラス(オンゲルマンランド公爵 : Prince Nicolas of Sweden, Duke of Ångermanland)
  • スウェーデン王女アドリエンヌ(ブレーキンゲ女公爵 : Princess Adrienne of Sweden, Duchess of Blekinge)

 

 今回の決定は、将来的な公務への関与の可能性の低さからおこなわれたもののようです。

 

 なお、ベルナドッテ王朝開祖のカール14世ヨハン陛下は、もともとポンテコルヴォ公として殿下「His Serene Highness」の敬称を使用していましたが、男系子孫がこの敬称を使用できる可能性は今のところ指摘されていません。