訃報(2022年5月21日):カメルーン伝統的君主/マンコン王アングワフォ3世陛下が崩御(1925~2022)

 2022年5月21日、カメルーン共和国の伝統的君主の一人、マンコン王ソロモン・アニイェガモトゥ・ンデフル・アングワフォ3世陛下(His Majesty Fon Solomon Anyeghamotu Ndefru Angwafo III of Mankon)が崩御したのではないかと報道されています。

 カメルーン共和国の有力な伝統的君主の一人で、1962年~1988年まで議員を務めていました。また、崩御時まで与党の副党首を務めています。

 

 (英語)Legendary Fon Angwafor III Goes Missing – Cameroon News Agency

CRTVweb – The Paramount Fon of Mankon, His Royal Highness… | Facebook

 

 (英語)Cameroon's Mankon people mourn 'missing' king and welcome successor – BBC News

 

関連:
 葬儀(2022年12月16日?):カメルーン伝統的君主/マンコン王アングワフォ3世陛下の葬儀がおこなわれる。フィレモン・ヤン(元)首相らが参列

訃報(2022年5月13日):UAE【アラブ首長国連邦】大統領・アブダビ首長ハリーファ・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下が薨去(1948~2022)

 2022年5月13日、アラブ首長国連邦【UAE】大統領/アブダビ首長“シャイフ【シェイク】”・ハリーファ・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下(President His Highness Sheikh Khalifa bin Zayed Al Nahyan, Ruler【Emir】 of Abu Dhabi)が薨去したようです。
 1948年9月7日生まれの73歳。

 薨去に伴い、弟のアラブ首長国連邦軍副最高司令官/アブダビ皇太子“シャイフ【シェイク】”・ムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下(モハメド皇太子 : His Highness Sheikh Mohammed bin Zayed Al Nahyan, Crown Prince of Abu Dhabi and Deputy Supreme Commander of the UAE Armed Forces)がアブダビ首長位を継承、また、連邦最高評議会にてUAE大統領に選出されると思われます。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS チャンネル):
UAEハリファ大統領死去 73歳(2022年5月14日) – YouTube

 

葬礼の映像/
Emirates News Agency – وكالة أنباء الإمارات:
محمد بن زايد والشيوخ يؤدون صلاة الجنازة على روح فقيد الوطن الشيخ خليفة – YouTube

 

 (英語)Emirates News Agency – President Khalifa passes away
 (英語)Emirates News Agency – Khalifa bin Zayed: 18 years of empowerment
 (英語)Emirates News Agency – Khalifa bin Zayed was an exemplary successor to Sheikh Zayed: Mohammed bin Rashid
 (英語)Emirates News Agency – Queen Elizabeth II mourns passing of Sheikh Khalifa

 (英語)UAE President Sheikh Khalifa bin Zayed passes away – News | Khaleej Times
 (英語)UAE President Sheikh Khalifa bin Zayed passes away | Uae – Gulf News
 (英語)UAE President Sheikh Khalifa laid to rest

 ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンアラブ首長国連邦大統領殿下の御薨去に関する岸田内閣総理大臣の談話|外務省
 甘利総理特使のアラブ首長国連邦訪問|外務省
 甘利総理特使のアラブ首長国連邦訪問(結果)|外務省

インタビュー記事(セルビア語):現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下への主に長男のペータル殿下の権利放棄に関連する内容のインタビュー記事(2022年5月)

 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)へのインタビュー記事が掲載されています。

 長男で継嗣だったペータル殿下が権利放棄をおこなったことに関してが主要な内容です。

 

 (ラテン文字セルビア語)OVO JE ISTINA O DEŠAVANJIMA NA KRALJEVSKOM DVORU: Prestolonaslednik Aleksandar Karađorđević ekskluzivno za "Novosti"

 

 内容ですが、アレクサンダル2世殿下の現在の妻(後妻)カタリナ妃殿下とアレクサンダル2世殿下の前妻との子供たちが不仲・疎遠ではないかという話に対し、アレクサンダル2世殿下が否定しきれていない、というのが一つ。
 ただし、カタリナ殿下を擁護するような形でコメントをしているといえるでしょうか。

 ペータル殿下の権利放棄に関してですが、ペータル殿下がもう継嗣をやめたいということやフィリップ王子殿下から同地にいるかなどの連絡を受けていたものの、権利放棄の式典のことなどはまったく聞いておらず、その後に権利放棄文書と証人らの署名が唐突にメールで送られてきたこと。
 また、本土ではなく、スペインで、当主である自分の事前の了解や臨席も、セルビア総主教の臨席もなしにおこなわれており(ただしポルフィリイェ総主教の祝福を受けた司祭は臨席)、(断言していませんが)ユーゴスラビア王国の法やカラジョルジェヴィッチ家の伝統的な観点からは無効と主張する余地がありそうです。
 そして、全般的に感じられるのは、アレクサンダル2世殿下はセルビア共和国内の保守的・伝統的勢力から外されるような動きを受けているのではないかという疑いです。アレクサンダル2世殿下を正統な王位の継承者とするなら、このような無礼な行動は問題外です。

訃報(2022年4月?):ムハンマド・ナーディル・ハーン王子殿下が薨去(1941~2022)故・旧アフガニスタン王ムハンマド・ザーヒル・シャー陛下の子息の一人

 2022年4月(?)に、(旧)アフガニスタン王室のムハンマド・ナーディル・ハーン王子殿下(His Royal Highness Prince Muhammed Nadir Khan)がイタリア共和国のローマで薨去していたようです。
 1941年5月21日生まれの80歳。

 

TOLOnewsさんはTwitterを使っています: 「Prince Mohammad Nadir Zahir, son of former Afghan king Mohammad Zahir Shah, has passed away in Rom, Italy, his relatives said. #TOLOnews https://t.co/BPdUmSy4M8」 / Twitter

 

 故・旧アフガニスタン王ムハンマド・ザーヒル・シャー陛下の子息の一人です。

現在セルビア王室を称するユーゴスラビア王室のペータル王子殿下(直近に継嗣としての権利を放棄)に婚外子(女子)がいるとの報道(2022年4月)

 2022年4月27日に継嗣としての権利を放棄したとの情報が出た、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室のペータル王子殿下(His Royal Highness Prince Peter of Serbia / Yugoslavia : ペータル・カラジョルジェヴィッチPetar Karađorđević)ですが、婚外子(女子)がいるとの報道がされています。

 

 (ラテン文字セルビア語)EKSKLUZIVNO! KURIR OTKRIVA: Princ Petar Karađorđević ima vanbračnu ćerku, EVO GDE ŽIVI sa majkom! MUK NA SRPSKOM DVORU

 

 ペータル殿下は、権利放棄の宣言の時に、わざわざ自身の子孫について嫡出・婚外の両方の単語を出す一文があり、「もしや……」と思っていた人もいましたが……。

 

 各種の情報によれば名前はドロレス・ルナ・ヌール・カラジョルジェヴィッチDolores Luna Noor KarageorgevitchドリーDolly)。
 英国のロンドンに母親と在住で、2017年第一四半期に出生の届け出が出ているので、2017年生まれ(もしかしたら2016年生まれ)ではないかということです。