レバノンのアルスラーン家当主タラール・アルスラーン公殿下が、ロシア副外相ボグダノフ閣下を訪問(2018年8月)

 2018年8月14日、レバノン共和国のイスラム教系ドゥルーズ派の有力家門アルスラーン家の当主で、難民大臣代行を務めているタラール・アルスラーン公殿下(His Highness Prince【Emir】 Talal Arslan)は、ロシア連邦外務副大臣ミハイル・レオニードヴィチ・ボグダノフ閣下(ボグダーノフ副外相Mikhail Leonidovich Bogdanov)を訪問したようです。

 

 (アラビア語:レバノン民主党公式サイト)أرسلان بعد لقائه بوغدانوف في موسكو: لولا وجود روسيا في هذا الزمن لذهب العالم إلى الخراب والإنهيار | موقع الحزب الديمقراطي اللبناني – Lebanese Democratic Party Website
 (アラビア語:レバノン民主党公式サイト)الديمقراطي: أرسلان مدّد زيارته إلى موسكو ليلتقي كبار المسؤولين في الدفاع الروسية | موقع الحزب الديمقراطي اللبناني – Lebanese Democratic Party Website

 (英語:ロシア外務省公式サイト)Press release on Deputy Foreign Minister Mikhail Bogdanov’s meeting with Lebanese Democratic Party leader and Acting Minister of the Displaced Talal Arslan – News – The Ministry of Foreign Affairs of the Russian Federation

 

カタール首長タミーム殿下がトルコ大統領エルドアン閣下を訪問、巨額の投資を表明(2018年8月)トルコ系メディアに「カタール恩知らず論」が出た後

 2018年8月15日、カタール国首長“シャイフ”・タミーム・ビン・ハマド・アル・サーニー殿下(シェイク・タミム首長 : His Highness Sheikh Tamim bin Hamad Al Thani, Emir【Amir】 of the State of Qatar)は、トルコ共和国大統領レジェップ・タイップ・エルドアン閣下(His Excellency Mr Recep Tayyip Erdoğan)を訪問しました。
 会談では、カタール側からトルコへ、150億ドル(1兆6000億円以上)の巨額の投資が表明された模様。

 アメリカ合衆国トランプ政権からの圧力により、トルコの経済が混乱・通貨が下落などする中、カタール側からの支援がなにもないことに、エルドアン政権が不満を募らせているという報道が、トルコ系メディアでなされた後のことです。

 2017年カタール外交危機において、カタールはサウジアラビア・UAEをはじめとする国々に圧力を受けましたが(受け続けていますが)、兵を駐留させているトルコはカタール支持を明確にしました。

 

PressTV:
Qatari emir meets Erdogan, pledges $15 billion investment in Turkey – YouTube

 

 (トルコ語:トルコ大統領府公式サイト)T.C.CUMHURBAŞKANLIĞI : Cumhurbaşkanı Erdoğan, Katar Emiri Şeyh Temim ile görüştü

 

T.C.Cumhurbaşkanlığıさんのツイート: "Cumhurbaşkanı Erdoğan, Katar Emiri Şeyh Temim ile görüştü https://t.co/3oN5a6oiTj… "

تميم بن حمدさんのツイート: "Ümmetin sorunları ve Katar’ın yanında duran Türkiye’nin ve oradaki kardeşlerimizin yayınındayız.… "

Recep Tayyip Erdoğanさんのツイート: "Bugün bir çalışma ziyareti için ülkemize gelen kardeşim @TamimBinHamad ile çok verimli ve olumlu bir görüşme gerçekleştirdik. Kendisini Cumhurbaşkanlığı Külliyesinde ağırlamaktan büyük memnuniyet duydum.… https://t.co/aH15xbwFqU"

Recep Tayyip Erdoğanさんのツイート: "أجرينا اليوم لقاء مثمرا وإيجابيا مع أخي TamimBinHamad@ الذي قدم إلى بلادنا في إطار زيارة عمل، وتشرفت كثيرا باستضافته في المجمع الرئاسي.… https://t.co/2TLeHP8dCs"

Qatar News Agencyさんのツイート: "HH the Amir during a meeting with the Turkish President, at the presidential complex in the capital Ankara this afternoon… https://t.co/PInhJMJrMX"

Cumhurbaşkanı Erdoğan, Katar Emiri Şeyh… – T.C. Cumhurbaşkanlığı | Facebook

 

ウガンダ共和国のランゴ大首長位でもめごとになっている模様(2018年8月)

 ウガンダ共和国内のランゴ大首長(Won Nyaci)に関して、もめごとが起こっているようです。

 

 (英語)Fight for Lango ‘chiefdom’ rumbles on

 

 記事によりますと、もともとランゴ大首長であったヨサム・オドゥル・エビイYosam Odur Ebii)に対し、その交代が約束(この約束を皆が認めているかどうかがまた問題ですが)された後の2017年にマイケル・オドンゴ・オクネ(Dr Michael Odongo Okune)が選出されたようなのですが、前者がいまだにいすわっている、というのが根本のようです。

 また、高等裁判所は後者を現在のランゴ大首長であるとの見解を示しているものの(記事を読んだ限りでは強制力がなさそうな気もします)、ウガンダ共和国の中央政府は動きを見せておらず、つまり前者をランゴ大首長とみなしている模様。

 いっぽうで、このランゴ大首長(Won Nyaci)がどこまで重要なのかはよくわからず(記事からは双方とも「首相」を選出済みのようですが……)、ウガンダの有名な各王国とは違い、世襲や同一の血統を要求しているわけでもないようです。つまり氏族(部族)の代表者らが全体から選ぶ、ということになりそうですが……。
 とすると、いわゆる文化的指導者というあいまいな言葉を超えるような権威はなく、伝統の保存に携わる財団のトップくらいの扱いなんでしょうか。

 

 なお、ウガンダでは、有名な各王国のほかに(あるいは各王国の内部に)、このような大首長・首長などと言及される伝統的君主がいるようですが、どれだけの数が存在し、どのような権威を持っているのかはよくわかりません。

 

結婚式(2018年8月11日):ニコラス・フライヘル・トイフェル・フォン・ビルケンゼー(再婚?)とミヒャエラ・シュティンゲル。ニコラスは水城のターテンハウゼン城を所有している系統の継嗣

 2018年8月11日、ニコラス・フライヘル・トイフェル・フォン・ビルケンゼーNicolas Freiherr Teuffel von Birkensee)とミヒャエラ・シュティンゲルMichaela Stingel)の結婚式がおこなわれたと報道されています。
※いわゆる入籍はすでにしてあるのかもしれません。

 ニコラスは、ドイツのバイエルンやバーデンの貴族の家であるトイフェル・フォン・ビルケンゼー家の、水城のターテンハウゼン城を所有している系統の継嗣です。
 再婚かもしれません。
 1979年6月17日生まれの39歳。

 ミヒャエラは35歳のようです。

 

 (ドイツ語)Der Bund fürs Leben: Schlosserbe von Tatenhausen hat geheiratet | Haller Kreisblatt – Halle

 

インタビュー記事(イタリア語):イタリア王室(直系)継嗣ヴェネツィア公エマヌエーレ・フィリベルト殿下へのインタビュー記事(2018年7月)政党設立の話は先送り(たぶんしないと思いますが……)

 イタリアの「Libero」のサイトに、2018年7月12日付の記事で、イタリア王室継嗣のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont)へのインタビュー記事があるのを見つけたのでリンクしておきます。

 

 (イタリア語)Emanuele Filiberto: "Gli italiani mi vogliono re, occhio che torno in politica" – Libero Quotidiano

 

 こちらの記事によると、(イタリア語を読み間違えていなければ)最近さる機関がおこなった世論調査で、「もし君主政主義者政党がイタリアにあったら投票するか」という問いに、「必ず投票する」「たぶん投票する」と答えたのが全体の15%、そして同じく全体の8%がエマヌエーレ・フィリベルト殿下を支持するとの回答らしいですが……。
 記事中でも言及されている通り、前回の選挙で15%の票が取れていれば、(政党連合はともかく)第三党になれているわけで、率直な話、絶対そんなことはないと思うんですが……。

 かなり前から話が出ていた政党設立の話は、またも引き延ばされているようです。単なる話題作り、だと思ってるんですが、どうなんでしょう。
 同盟(北部同盟)については、君主政主義者を支持する可能性のある層の票が彼らへ投じられ、その躍進につながったとの分析の話もあります(真偽不明)。

 

 殿下による欧州懐疑派とみられる発言もこれまで報じられてきましたが、今回は「正反対で、私は欧州支持派」「メルケルやマクロンの召使になるのではなく、イタリアが先頭に立つ強いヨーロッパを望んでいる」というような回答です。ただ、またなにか別のことをおっしゃるかもしれません。