2019年4月6日、マレーシアのクランタン州王室は、クランタン州スルタンムハマド5世殿下(マレーシア国王としては退位)の弟でクランタン州皇太子のトゥンク・ムハマド・ファイズ・ペトラ殿下(トゥンク・ムハマド・ファイズ・ペトラ・イブニ・スルタン・イスマイル・ペトラ : His Royal Highness Dr. Tengku Muhammad Faiz Petra ibni Sultan Ismail Petra, D.K., S.P.M.K., D.M.K. (Kedah), the Crown Prince of Kelantan)がスウェーデン人のソフィー・ルイース・ヨハンソン嬢(Sofie Louise Johansson)と結婚すると発表しました。
一報だけお伝えしましたが、(婚約の日付ははっきりしていないものの)スペインの ¡HOLA! に対し、オーストリア大公女エレオノーレ殿下(オーストリア皇女 : ハンガリー王女 : ベーメン王女 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Eleonore of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia : エレオノーレ・フォン・ハプスブルク : Eleonore von Habsburg : エレオノーレ・ハプスブルク=ロートリンゲン : Eleonore Habsburg-Lothringen)は、F1でも出走経験のあるレーシングドライバーのジェローム・ダンブロジオ氏(Jérôme D'Ambrosio)との婚約を認めた模様。
結婚式は2020年になるようです。
ロシア帝室では同等身分間の結婚を厳格に要求する帝位継承法がありますが、ロシア帝室ロマノフ家当主/ロシア女大公マリヤ殿下(Head of the Russian Imperial House : Her Imperial Highness The Grand Duchess Maria Wladimirovna of Russia)が、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・全ロシア【ルーシ】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)に継承法の変更の承認を求めているようです。
要するにこのままでは継嗣のロシア大公ゲオルギー殿下(His Imperial Highness The Heir, Tsesarevich, and Grand Duke George of Russia)の結婚相手がどうにもならないということですが……。
総主教の承認で変更というのもなんともいえない発想ではあります(キリル聖下はマリヤ殿下母子を支持する発言をしたことがあります)。
加えて、アントン・アレクセーヴィチ・バコフ氏(Anton Alexeevich Bakov)【またはアントン・バコフ公閣下(His Serene Highness Prince Anton Bakov)】も、自らが擁立するロシア皇帝ニコライ3世ことライニンゲン公子カール・エミッヒ殿下(His Serene Highness Prince Karl Emich of Leiningen)の三度目の結婚で生まれた男子がロシア帝位に即位することが可能になったとか言い出すかもしれません(当の息子さんがやりたがるかどうかは……)。
2018年10月27日、ナイジェリア連邦共和国デルタ州のイグビデ王エドワード・オブケニ1世陛下(His Royal Majesty Edward Obukeni I, The Ovie Of Igbide)の一族のマンデー・オブケニ王子(Prince Monday Obukeni)が同日に二人の女性と結婚したようです。 たまにあることのようです。