マレーシア/クランタン州皇太子トゥンク・ムハマド・ファイズ・ペトラ殿下がスウェーデン人と結婚するとの発表(2019年4月)

 2019年4月6日、マレーシアのクランタン州王室は、クランタン州スルタンムハマド5世殿下(マレーシア国王としては退位)の弟でクランタン州皇太子のトゥンク・ムハマド・ファイズ・ペトラ殿下(トゥンク・ムハマド・ファイズ・ペトラ・イブニ・スルタン・イスマイル・ペトラ : His Royal Highness Dr. Tengku Muhammad Faiz Petra ibni Sultan Ismail Petra, D.K., S.P.M.K., D.M.K. (Kedah), the Crown Prince of Kelantan)がスウェーデン人のソフィー・ルイース・ヨハンソン嬢(Sofie Louise Johansson)と結婚すると発表しました。

 

 (英語)Kelantan crown prince, brother of former Malaysian king, to marry Swedish national – CNA
 (スウェーデン語)Svenska Louise Johansson, 32, lämnade allt för prins i Malaysia
 (デンマーク語)Ukendt svensker skal giftes med malaysisk prins | BT Kendte – www.bt.dk

 

Kosmo! Online | Akaun RasmiさんはInstagramを利用しています:「Merafak sembah tahniah kepada Tengku Mahkota Kelantan, Tengku Muhammad Faiz Petra Ibni Sultan Ismail Petra bakal melangsungkan perkahwinan…」

追記:
 上記のインスタグラムでの記述によると、結婚式は4月19日のようです。

 

婚約(2019年2月?): ¡HOLA! の取材に認めた模様/オーストリア大公女エレオノーレ殿下【エレオノーレ・フォン・ハプスブルク】(ハプスブルク=ロートリンゲン家当主オーストリア大公カール殿下の長女)とレーシングドライバーのジェローム・ダンブロジオ氏が婚約。結婚式は2020年

 一報だけお伝えしましたが、(婚約の日付ははっきりしていないものの)スペインの ¡HOLA! に対し、オーストリア大公女エレオノーレ殿下(オーストリア皇女 : ハンガリー王女 : ベーメン王女 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Eleonore of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia : エレオノーレ・フォン・ハプスブルクEleonore von Habsburgエレオノーレ・ハプスブルク=ロートリンゲンEleonore Habsburg-Lothringen)は、F1でも出走経験のあるレーシングドライバーのジェローム・ダンブロジオ氏(Jérôme D'Ambrosio)との婚約を認めた模様。
 結婚式は2020年になるようです。

 

 (スペイン語)EXCLUSIVA: Eleonore de Habsburgo, nieta del barón Thyssen, nos confirma que se casa con el piloto Jérome d'Ambrosio

Revista ¡HOLA!さんのツイート: "Así es Eleonore de Habsburgo, la nieta del barón Thyssen que se casará 💍 con el piloto Jérome d'Ambrosio https://t.co/SopUGoUavu… https://t.co/FqPmRwnOBC"

 

※ジェローム・ダンブロジオ氏の名前表記ですが、本人の Twitter アカウントでは、「Jérôme D'Ambrosio」となっています(「é」「ô」「D'」など)。

 

続報:
 結婚【民事婚】(2020年7月20日):オーストリア大公女エレオノーレ殿下(ハプスブルク=ロートリンゲン家当主カール大公殿下の長女)とジェローム・ダンブロジオ氏がモナコで民事婚

 

ロシア帝室ロマノフ家当主/ロシア女大公マリヤ殿下が、ロシア帝位継承法の変更の承認を、キリスト教/ロシア正教会モスクワ総主教キリル聖下に求めている模様(2019年1月)

 ロシア帝室では同等身分間の結婚を厳格に要求する帝位継承法がありますが、ロシア帝室ロマノフ家当主/ロシア女大公マリヤ殿下(Head of the Russian Imperial House : Her Imperial Highness The Grand Duchess Maria Wladimirovna of Russia)が、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・全ロシア【ルーシ】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)に継承法の変更の承認を求めているようです。

 

※サイト運営者が新たに別のサイトを立ち上げ、それに関連する記事を移行中のため、下記記事は閲覧できなくなっている場合があります。記事の移行が確認できればリンクを貼り替えますが、下記記事は移行されるかはわかりません。
 (英語)Russian Imperial House Considers Changes to Law of Succession | Royal Russia News

 

 要するにこのままでは継嗣のロシア大公ゲオルギー殿下(His Imperial Highness The Heir, Tsesarevich, and Grand Duke George of Russia)の結婚相手がどうにもならないということですが……。
 総主教の承認で変更というのもなんともいえない発想ではあります(キリル聖下はマリヤ殿下母子を支持する発言をしたことがあります)。

 伝統的な観点からすれば、結婚自体は教会に属する問題といえますが、同等身分間の結婚かどうかは教会の問題ではないですし、まして帝位継承法の変更の承認を教会に求めるのはどうなのかと思いますが……。

 

 仮に変更がおこなわれた場合、貴賤結婚の子孫として権利を認められなかったマリヤ殿下よりも傍系の男系男子ら(ロマノフ家協会など)からまたもやの激しい不満や批判・暴言の類が出ることは間違いありません。

 加えて、アントン・アレクセーヴィチ・バコフ氏(Anton Alexeevich Bakov)【またはアントン・バコフ公閣下(His Serene Highness Prince Anton Bakov)】も、自らが擁立するロシア皇帝ニコライ3世ことライニンゲン公子カール・エミッヒ殿下(His Serene Highness Prince Karl Emich of Leiningen)の三度目の結婚で生まれた男子がロシア帝位に即位することが可能になったとか言い出すかもしれません(当の息子さんがやりたがるかどうかは……)。

関連:
 ライニンゲン公子カール・エミッヒ殿下を“ロシア皇帝ニコライ3世”として擁立しているロシアの君主政主義者党の立ち上げた王室情報サイト(2019年3月)“ニコライ3世”ではなく「ロシア公子ニコライ・キリロヴィチ殿下」となっています

 

結婚式(2018年10月27日):ナイジェリア伝統的君主イグビデ王の一族の王子が二人の女性と同日に結婚

 2018年10月27日、ナイジェリア連邦共和国デルタ州のイグビデ王エドワード・オブケニ1世陛下(His Royal Majesty Edward Obukeni I, The Ovie Of Igbide)の一族のマンデー・オブケニ王子(Prince Monday Obukeni)が同日に二人の女性と結婚したようです。
 たまにあることのようです。

 

 (英語)Delta Prince set to marry two women same day » Within Nigeria
 (英語)Delta Prince wed two women together in a grand ceremony (photos) » Within Nigeria

The brides identified as Miss Ufuoma Ozoro and Miss Oghale Andrew look happy as they wed traditionally.

 

your village people…さんのツイート: "Delta Prince wed two women together in a grand ceremony (photos) https://t.co/164FCYQ824"

 

Within Nigeria – Delta Prince wed two women together in a… | Facebook

 

結婚式(2018年10月29日):高円宮家の絢子女王殿下と守谷慧 氏の結婚式が明治神宮でおこなわれる

 2018年10月29日、高円宮家の絢子女王殿下(あやこ : Her Imperial Highness Princess Ayako of Takamado)と、守谷慧氏(もりや けいKei Moriya)の結婚式がおこなわれました。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
絢子さま きょう結婚式 守谷慧さん明治神宮へ出発(18/10/29) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
絢子さま 装束姿で 守谷慧さんと結婚式(18/10/29) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
絢子さまと守谷さん 結婚式終え2ショットで会見(18/10/29) – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
絢子さま「なんと幸せなこと」 明治神宮で結婚式(18/10/29) – YouTube

 

 絢子さまと守谷慧さんの結婚式 東京 明治神宮 | NHKニュース

結婚式を前に、午前9時半から、守谷さんの使いが絢子さまを迎えにあがる「入第(じゅだい)の儀」がお住まいの高円宮邸で行われました。

絢子さまは、「袿(うちぎ)」に「切袴(きりばかま)」という平安朝ゆかりの装束に、「おすべらかし」と呼ばれる髪型で儀式に臨んだあと、母親の久子さまや姉の承子さまが見守る中、皇室関連の重要な儀式や行事に使われる乗用車に乗り込み、皇宮警察のサイドカーも加わった車列で式場に向かわれました。

午前10時半すぎに明治神宮に到着すると、鳥居の前で出迎えた守谷さんとともに式をあげる神楽殿へと進まれました。

神楽殿の前では、お二人の友人ら40人余りと多くの参拝客が待ち受け、「おめでとうございます」と祝福する声や拍手に対し、絢子さまは、守谷さんと何度もおじぎをしてこたえ式場に入られました。

結婚式は、午前11時半すぎから始まり、久子さまや承子さまをはじめ、守谷さんの父親など、両家の親族33人が参列しました。式は、神式で仲人を立てずに行われ、絢子さまは、「小袿」と「長袴」に着替えて臨まれました。

このあと絢子さまと守谷さんの婚姻届が東京の港区役所に提出され、絢子さまは皇室を離れられます。

 (英語)Japan’s Princess Ayako QUITS royal family to marry commoner declaring she's 'full of joy’ | Royal | News | Express.co.uk

 

追記:
 翌10月30日、皇統譜のうちの皇族譜への登録。

 絢子さん 結婚し皇室離れたことを「皇統譜」に登録 | NHKニュース

29日に大手海運会社に勤務する守谷慧さんと結婚した絢子さんが、皇室を離れたことを皇室の戸籍に当たる「皇統譜」に登録する手続きが、30日、宮内庁で行われました。

「皇統譜」には、天皇皇后について記す「大統譜」と、天皇皇后以外の皇族について記した「皇族譜」があります。

 

追記2:
 翌10月30日の晩餐会に関する記事など。

 守谷絢子さんと夫の慧さんの結婚祝う晩さん会 | NHKニュース

晩さん会は午後6時半前から東京 千代田区のホテルで開かれ、皇太子ご夫妻をはじめ、絢子さんの母親の高円宮妃の久子さまなど10人の皇族方、それに安倍総理大臣ら三権の長や両家の親族など70人が出席しています。

ANNnewsCH(ANN NEWS):
絢子さん、守谷さんの母親ゆかりのドレスで晩餐会(18/10/30) – YouTube