2020年11月7日、”元ルーマニア王子”のニコラエ・アル・ロムニエイ氏(Nicolae al României : ニコラス・メドフォース=ミルズ氏 : Nicholas Medforth-Mills : ニコラエ・デ・ルーマニー・メドフォース=ミルズ氏 : Nicolae de Roumanie Medforth-Mills)とアリナ=マリア夫人(Alina-Maria)の間の第一子・長女となるマリア・アレクサンドラ・アル・ロムニエイ・メドフォース=ミルズ嬢(Maria Alexandra al României Medforth-Mills)が誕生したようです。
※ニコラエ氏の現在の法律上の名前がよくわからないので、本人が現時点でアカウントに使っているニコラエ・アル・ロムニエイ(Nicolae al Romaniei)と元々の姓であるメドフォース=ミルズ(Medforth-Mills)を結合しています。
ニコラエ氏は、故・ルーマニア王ミハイ1世陛下の次女ルーマニア王女エレーナ殿下(ヘレン王女)の第一子・長男で、ミハイ1世よりルーマニア王子の称号を与えられ、将来的な王室当主と考えられていました。
しかし、2015年に称号と継承権を剥奪されます。
この理由について、はっきりとした公式の理由は示されていませんが、ニコラエ氏が結婚するつもりのない女性を妊娠させてしまったことが原因と推測されています(その子供について、ニコラエ氏は自分の子供と認めていません。追記:少なくとも当時は)。
ルーマニアではニコラエ氏の王室復帰と将来的な当主の地位の継承は強く予測されています。
しかし、ニコラエ氏の伯母で、現在のルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下は、度々それを否定しています。
一方、マルガレータ陛下は、自らの妹で、2013年にアメリカで犯罪に関わったために王女の称号などをミハイ1世に剥奪されていたイリーナ・ウォーカー夫人に対し、今年【2020年】に入って再度ルーマニア王女の称号を与えています(継承権の復活などはありません)。
そして、ニコラエ氏の妹で、現行の継承ルールからいえば王室を継ぐことになるはずのエリサベタ・カリナ嬢がルーマニア王室に強くかかわる様子もありません。
そのような理由から、今回誕生のマリア・アレクサンドラ嬢がルーマニア王室を将来的に継承する可能性も高いと思われますが、なにはともあれ、ニコラエ氏の今後の活動次第ということになるでしょう。
Regele Mihai ,bunicul meu ,ne ocrotește… – Nicolae al Romaniei | Facebook
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(英語)Eurohistory: Romanian Royal Birth: Maria Alexandra of Romania Has Arrived!