訃報(2022年11月24日?):南アフリカ伝統的君主/ズールー王の即位に貢献したムボンギセニ王子が暗殺される。王の側近暗殺はこの三ヶ月で三人目の模様

 南アフリカ共和国の伝統的君主であるズールー王の一族で側近の、ムボンギセニ・ズールー王子(Prince Mbongiseni Zulu)が暗殺されたと報道されています。
 インカタ自由党(IFP)所属で南アフリカ共和国議会の議員も務めていたことがあるようです。

 

 (英語)Police probe murder of Prince Mbongiseni Zulu | eNCA

eNCAさんはTwitterを使っています: 「Police probe murder of Prince Mbongiseni Zulu https://t.co/3IhoqD8yrY」 / Twitter

 

 (英語)Senior Zulu Prince close to King Misuzulu KaZwelithini assassinated in Nongoma

IOL NewsさんはTwitterを使っています: 「Senior Zulu Prince close to King Misuzulu KaZwelithini assassinated in Nongoma https://t.co/hzMAT0r0yP」 / Twitter

 

 (英語)Zulu adviser who helped King Misuzulu ascend to throne shot dead

Times LIVEさんはTwitterを使っています: 「Police have been urged to speedily investigate after a senior member of the Zulu royal family close to King Misuzulu KaZwelithini was assassinated. https://t.co/OUVSgOvvYB」 / Twitter

 

 南アフリカ共和国の伝統的君主であるズールー王には、ミスズールー陛下が先月戴冠、戴冠式に参列したラマポーザ大統領より王位の承認証明書も手渡されていました。

関連:
 戴冠式(2022年10月29日):南アフリカ伝統的君主/ズールー王ミスズールー陛下の戴冠式。4万人。大統領・州首相・エスワティニ王(スワジランド王)ムスワティ3世陛下・ケープタウン大主教らが参列

 一方、先代の王の庶長子らしい、シマカデ・ズールー王子(Prince Simakade Zulu)という人物が、自分こそ正統な継承者と主張するなど、ミスズールー陛下の戴冠までにいろいろとあり、ムボンギセニ王子らの即位に向けた尽力があったということです(なお争いは継続中)。

 また、9月と10月にも王の側近が暗殺されているようです。

南アフリカ伝統的君主:ズールー王ミスズールー陛下が、エスワティニ王(スワジランド王)ムスワティ3世陛下を訪問(2021年8月)

 2021年8月12日、南アフリカ伝統的君主の一人、ズールー王ミスズールー・シンコビレ・カズウェリティニ陛下(His Majesty King Misuzulu Sinqobile kaZwelithini of Zulu)は、母方の叔父にあたるエスワティニ王ムスワティ3世陛下(His Majesty King Mswati III of Eswatini)を訪問したようです。

 ズールー側から、
 ズールー王国の首相的立場にあるブテレジ氏族長マンゴスツ・ブテレジ王子(Prince Mangosuthu Buthelezi, Inkosi of the Buthelezi clan)、
 スラニ・ズールー王子(Prince Thulani Zulu)、
 ムボンギセニ・ズールー王子(Prince Mbongiseni Zulu)、
 らが同行した模様。

 

 (英語)King Misuzulu meets King Mswati

IOL NewsさんはTwitterを使っています 「The King of the Zulu nation King Misuzulu KaZwelithini was officially presented to his uncle King Mswati III, brother to the late Regent Queen Mantfombi Dlamini, as the new King of the Zulu nation. #kingmswati #kingmisuzulu #zuluking https://t.co/e9glmxFN6w」 / Twitter