ロシア帝室【ロマノフ家】のマリヤ女大公殿下とゲオルギー大公殿下の新年と降誕祭のメッセージ(2018年1月)

 ロシア帝室【ロマノフ家】当主/ロシア女大公マリヤ・ウラジーミロヴナ殿下(Her Imperial Highness the Grand Duchess Maria Wladimirovna of Russia, The Head of the Russian Imperial House)と、
 継嗣のロシア大公ゲオルギー殿下(His Imperial Highness the Heir, Tsesarevich, and Grand Duke George of Russia)
 の、新年と降誕祭のメッセージが掲載されています。

 

 (ロシア語:ロシア帝室公式サイト)Российский Императорский Дом – С РОЖДЕСТВОМ ХРИСТОВЫМ И НОВОЛЕТИЕМ!

 (英語)Christmas and New Year Greetings from the Head of the Imperial House — The Russian Legitimist

 

ベルギー王フィリップ陛下のクリスマスメッセージ動画(2017年12月)

 ベルギー王フィリップ陛下(Philippe of Belgium : Philippe de Belgique : Filip van België : Philipp von Belgien : His Majesty The King of the Belgians)のクリスマス・メッセージ映像が三言語で公開されています。

 

フランス語/
The Belgian Monarchy(ベルギー王室公式チャンネル):
Discours de Noël 2017 – YouTube

 

オランダ語/
The Belgian Monarchy(ベルギー王室公式チャンネル):
Kersttoespraak 2017 – YouTube

 

ドイツ語/
The Belgian Monarchy(ベルギー王室公式チャンネル):
Weihnachtsansprache 2017 – YouTube

 

ロシアのアントン・バコフ氏、キリバスをあきらめガンビアにて“ロマノフ帝国”建国を予定(2017年12月)

 (英語)Russian empire plans shift from Kiribati to the Gambia | Radio New Zealand News

 (英語:ロマノフ帝国公式サイト)Romanov Empire |

 

Signing of the Memorandum of Friendship and Cooperation between The Gambia and Romanov Empire – YouTube

背後がタス通信になってますが、タス通信で報道されているのは確認していません(ロシア語のキリル文字の’С’は’S’)。

 

 ロシアのアントン・アレクセーヴィチ・バコフ氏(Anton Alexeevich Bakov)という人は、金持ちの変人ですが、なぜか君主政主義者党という政党を立ち上げて、ロシア帝国を復活しようとし始めました。
 あと、国としての出場がアウトになったオリンピックには「ロシア帝国の旗で出ればいい」と発言しています。
※ちなみに来年(2018年)のロシア大統領選挙出馬予定です……本当に出るのかな??
追記1:
 出ませんでした。
 ロシアの君主政主義者党党首アントン・バコフ“公”“閣下”が大統領選挙から撤退した理由。「私はロシア連邦と“ロマノフ帝国”の二重国籍なので大統領になれない」。話題作りだったように思えますが完全に失敗しているのでは(2018年1月)

 しかし、ロマノフ家当主ロシア女大公マリヤ殿下らに皇帝候補になるのを(婉曲的に)断られたので、ロマノフ家の血を引くライニンゲン公子カール・エミッヒ殿下(His Serene Highness Prince Karl Emich of Leiningen)をキリスト教のルター派から東方正教会の信徒に改宗(洗礼名ニコライ・キリロヴィチ)させて皇帝候補として担いでいます(“ロシア皇帝ニコライ3世”)。
 カール・エミッヒ殿下がなぜこんなことを承知したのかはっきりしたことはわかりませんが、お金に困っていてバコフ氏の献納するお金が欲しかったのか、あるいは二度目の結婚を貴賤結婚とされライニンゲンの跡継ぎからはずされたことで人生を見失ってしまったのか、そういうことであって、ぶっちゃけロシアの皇帝になりたいなどとは思ってないだろうと考えられています。
 また、カール・エミッヒ殿下を候補として推すことの是非ですが、貴賤結婚による厳しい制限があったロシア帝室のルールと、その観点からの継承順位を考えるとまったくありえないことではない(ライニンゲン家を推す人もいる)のですが、本人の二度目・三度目の結婚が貴賤結婚だという問題があります(しかしそうだとしても最初の結婚からの長女であるライニンゲン公女ツェツィーリエ殿下(Her Serene Highness Princess Cäcilie of Leiningen)に権利があると考えることもできないことはないですけど)。
追記2:
 なお、カール・エミッヒ殿下の子供たちにロシアの称号が併記されたのはまだ見たことがありません。
 次の皇帝はどうするのか……。

 ともあれ、バコフ氏は、“ニコライ3世”より敬称と称号をいただき、アントン・バコフ公閣下(His Serene Highness Prince Anton Bakov)および大法官(Archchancellor)となっています。もちろん、まじめに受け取る必要はないのですが、いい続ければ夢はかなうかもしれないので、いい続けるでしょう。

 さて、いっぽう、アイデアマンのバコフ氏は、「どこかの国に土地を確保して、(金の力で)そこの国に独立した帝国として認めてもらう」という計画を立てます。
 この計画、いろいろあってまずは南太平洋のキリバス共和国に狙いが定められるのですが、専門家による「アホか」という趣旨のコメントもあり挫折。
 そして、ガンビア共和国を次に狙っているらしいです。
 ガンビアといえば、アフリカの誇る変人大統領の一人がフェードアウトした国家ですが、やはりほかにも変人がいるようです、としかいえません。とはいえ、最終的に通るとは思っていませんけど。

 なお、このミクロネーション、今の名称は「ロマノフ帝国(Romanov Empire)」となっており、バコフ氏……じゃなくてバコフ公閣下は首相(Prime Minister)のようです。
 人工島を建造して旅行地として開発し、定住者(定住従業員)を確保して、ガンビアから独立を承認されれば、ミクロネーションからミニ国家への昇格も妄想から夢くらいには評価が上がるかもしれませんが、はたして……。

 

旧ルーマニア王ミハイ1世陛下の葬儀はじまる(2017年12月)

 12月5日に崩御した旧ルーマニア王ミハイ1世陛下(His Majesty King Michael IMihai I】 of Romania)の葬儀が始まったようです。
 長女のルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)らルーマニア王室関係者および外国の王室メンバーが臨席。
 ルーマニア大統領クラウス・ヴェルナー・ヨハニス閣下(His Excellency Mr Klaus Werner Iohannis)ら政治家らが参列。
 キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会の聖職者らが礼拝を執り行います。

 

関連:
 旧ルーマニア王ミハイ1世陛下の葬儀に参列予定の王室関係者(2017年12月)

 

各王室サイト記事など:
 (スペイン語:スペイン王室公式サイト)Casa de Su Majestad el Rey de España – Actividades y Agenda – Funeral de Su Majestad el Rey Miguel I de Rumanía
 (フランス語:ルクセンブルク大公室公式サイト)Funérailles de Sa Majesté le Roi Michael Ier de Roumanie – Cour Grand-Ducale de Luxembourg – Décembre 2017

 (英語:アルバニア王室公式サイト)Albanian Royal Family – Funeral of HM King Micheal
 (ブルガリア語:ブルガリア王室公式サイト:旧ブルガリア王シメオン2世陛下は世界観光機関の特別大使としてスイス/ジュネーブへの訪問が決まっていたため、葬儀は欠席のようです)Цар Симеон II присъства на поклонението пред тленните останки на Крал Михай I в Букурещ « Н.В. Цар Симеон II
 (英語:旧ユーゴスラビア王室【セルビア王室】公式サイト)THE ROYAL COUPLE AT THE FUNERAL OF KING MICHAEL OF ROMANIA | The Royal Family of Serbia

 

ルーマニア国内報道など:
 (写真)FUNERALII – REGELE MIHAI I AL ROMANIEI | AGERPRES • Actualizează lumea.

 

海外報道記事など:
 (英語)Prince Charles pays his respects to Romania's late king | Daily Mail Online
 (英語)Prince Charles joins royals for funeral of Romania’s king Michael | Royal | News | Express.co.uk
 (英語)Romanian former monarch King Michael given state funeral in Bucharest | News | DW | 16.12.2017
 (英語)Funeral Held for King Michael of Romania | Time
 (フランス語)Roumanie : les monarchies européennes aux obsèques de l'ex-roi Michel – L'Express

 

 (ルーマニア語:ルーマニア・テレビ)TVR+ live

TVR:
Funeraliile Regelui Mihai I – ediţie specială TVR1 – YouTube

TVR:
Funeraliile Regelui Mihai I – Curtea de Argeș (@TVR1) – YouTube

 

 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)Ceremonialul funeraliilor Regelui Mihai I al României (LIVE) – Basilica.ro
 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)LIVE | Părintele Patriarh Daniel oficiază slujba de înmormântare a Regelui Mihai I al României – Basilica.ro
 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)Regele Mihai – un simbol al suferinței şi speranței poporului român – Basilica.ro
 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)Curtea de Argeș | Înmormântarea Regelui Mihai în noua Necropolă Regală de la Catedrala Arhiepiscopală din Curtea de Argeş (VIDEO) – Basilica.ro
 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信:写真)Slujba de înmormântare a Regelui Mihai I al României – Basilica.ro
 (英語:ルーマニア正教会通信)King Michael – a symbol of the suffering and hope of the Romanian people – Basilica.ro
 (英語:ルーマニア正教会通信)VIDEO: Patriarch Daniel officiates King Michael’s funeral – Basilica.ro
 (英語:ルーマニア正教会通信)Romanians pay their respects during King Michael’s funeral (VIDEO) – Basilica.ro
 (英語:ルーマニア正教会通信:写真)King Michael I's funeral service – Basilica.ro

 

動画などよりキャプチャ/

長女のルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania)と夫のルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania):

 

三女の“イリーナ王女殿下”、四女のソフィア王女殿下、五女のマリア王女殿下:

 

一列目 向かって左から
 スウェーデン王カール16世グスタフ陛下(Carl XVI Gustaf of Sweden : His Majesty The King)、
 スウェーデン王妃シルヴィア陛下(シルビア王妃 : Queen Silvia of Sweden : Her Majesty The Queen)、
 前スペイン王ファン・カルロス1世陛下(His Majesty King Juan Carlos I of Spain)、
二列目 向かって左から
 ルクセンブルク大公アンリ殿下(Henri : His Royal Highness The Grand Duke of Luxembourg)、
 ウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)、
三列目 向かって左から
 ベルギー王女アストリッド殿下(オーストリア=エステ大公妃 : オーストリア皇子妃 : ハンガリー王子妃 : ベーメン王子妃 : モデナ公妃 : Her Imperial and Royal Highness Princess Astrid of Belgium, Archduchess of Austria-Este, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia, Duchess of Modena)、
 オーストリア=エステ大公/ベルギー王子ローレンツ殿下(ロレンツ大公 : オーストリア皇子 : ハンガリー王子 : ベーメン王子 : モデナ公 : His Imperial and Royal Highness Prince Lorenz of Belgium, Archduke of Austria-Este, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia, Duke of Modena)、
 (旧)ユーゴスラビア王室(カラジョルジェヴィッチ家)当主で現在セルビア王室を称するユーゴスラヴィア皇太子アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)、

 

(旧)アルバニア王室(ゾグー家)当主のアルバニア皇太子レカ2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Leka II of the Albanians)と(旧)ポルトガル王室(ブラガンサ家)当主のブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下(His Royal Highness Duarte Pio, Duke of Braganza):

 

左から
 オーストリア=エステ大公/ベルギー王子ローレンツ殿下(ロレンツ大公 : オーストリア皇子 : ハンガリー王子 : ベーメン王子 : モデナ公 : His Imperial and Royal Highness Prince Lorenz of Belgium, Archduke of Austria-Este, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia, Duke of Modena)、
 ルクセンブルク大公アンリ殿下(Henri : His Royal Highness The Grand Duke of Luxembourg)、
 (旧)ユーゴスラビア王室(カラジョルジェヴィッチ家)当主で現在セルビア王室を称するユーゴスラヴィア皇太子アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)、
 ウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)、

 

ハプスブルク=ロートリンゲン家当主/オーストリア大公カール殿下(His Imperial and Royal Highness Archduke Karl of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia):

 

 ベルギー王女アストリッド殿下(オーストリア=エステ大公妃 : オーストリア皇子妃 : ハンガリー王子妃 : ベーメン王子妃 : モデナ公妃 : Her Imperial and Royal Highness Princess Astrid of Belgium, Archduchess of Austria-Este, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia, Duchess of Modena)、
 オーストリア=エステ大公/ベルギー王子ローレンツ殿下(ロレンツ大公 : オーストリア皇子 : ハンガリー王子 : ベーメン王子 : モデナ公 : His Imperial and Royal Highness Prince Lorenz of Belgium, Archduke of Austria-Este, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia, Duke of Modena)、
 後方はハプスブルク=ロートリンゲン家当主/オーストリア大公カール殿下(His Imperial and Royal Highness Archduke Karl of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia):

 

(旧)イタリア王室(サヴォイア家)のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont):

 

故ルーマニア王女イレアナの娘でルーマニア王室関連の行事に参列の多いオーストリア大公女マリア・マグダレーナ殿下(“マギー”【Magi】 : オーストリア皇女 : ハンガリー王女 : ベーメン王女 : トスカナ大公女 : Her Imperial and Royal Highness Archduke Maria Magdalena of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia, Princess of Tuscany):

 

(旧)ロシア帝室ロマノフ家当主ロシア女大公マリヤ殿下:

 

マルガレータ陛下たちルーマニア王室構成員が、各王室に挨拶:

 

アレクサンダー・ニクソン閣下(ミハイ陛下の次女エレーナ王女殿下の夫):

 

キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会の首座/ルーマニア正教会総主教、ブカレスト大主教、ムンテニア・ドブロジャ府主教ダニエル聖下(His Beatitude Daniel, Archbishop of Bucharest, Metropolitan of Muntenia and Dobrudgea and Patriarch of the Romanian Orthodox Church):

 

ルーマニア大統領クラウス・ヴェルナー・ヨハニス閣下(His Excellency Mr Klaus Werner Iohannis)たち:

 

以下、抜粋映像など/

ルーマニア大統領クラウス・ヴェルナー・ヨハニス閣下が王宮に到着:
Președintele Klaus Iohannis a sosit la Palatul Regal – YouTube

 

棺の角の四方に、長女のマルガレータ陛下、スウェーデン王カール16世陛下、前スペイン王ファン・カルロス1世陛下、ルクセンブルク大公アンリ殿下が立つ:
Ziua grea a desparțirii – YouTube

 

Familia Regală, în lacrimi la catafalc – YouTube

 

România in doliu, ziua despărtirii – YouTube

 

Funeraliile Regelui Mihai I al României – YouTube

 

Regele românilor a plecat la Împăratul cerurilor – YouTube

 

Cuvântul Preafericitului Părinte Patriarh Daniel la funeraliile Regelui Mihai I al României – YouTube

 

Regele Mihai I a fost înmormântat la Curtea de Argeș – YouTube

 

Regele, condus pe ultimul drum ca un mareșal – YouTube

 

Însoțit de români pe ultimul drum – YouTube

 

Un Rege respectat în toată lumea – YouTube

 

Ultima călătorie cu Trenul Regal – YouTube

 

Sute de oameni au așteptat trenul regal la Pitești – YouTube

 

Un drum în lacrimi și doliu – YouTube

 

Înmormântarea Regelui Mihai I al României la Curtea de Argeș – YouTube

 

Membrii Familiei Regale au părăsit necropola de la Curtea de Argeș – YouTube

 

Cuvântul Preafericitului Părinte Patriarh Daniel la funeraliile Regelui Mihai I al României – YouTube

 

以下、gettyimages より埋め込んだ画像(Romania King's Funeralの写真およびイメージ | ゲッティイメージズ):

チャールズ皇太子殿下。後方のサングラスの方はおそらく(旧)ポルトガル王室当主ブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下:
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マルガレータ陛下とラドゥ王子殿下:
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棺に一番近い位置の男性がルーマニア大統領ヨハニス閣下:
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前列左から、ヨルダン王母ムナ・アル=フセイン殿下、たぶんフランス王女(オルレアン公女)シャンタル殿下、チャールズ皇太子殿下、前スペイン王妃ソフィア陛下、前スペイン王ファン・カルロス1世陛下/
シャンタル殿下の後方が(旧)アルバニア王室当主アルバニア皇太子レカ2世殿下/
チャールズ殿下とソフィア陛下の間の後方が、ハプスブルク=ロートリンゲン家当主オーストリア大公カール殿下/
ファン・カルロス1世陛下の後方が(旧)ポルトガル王室当主ブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下:
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Casa de S.M. el Reyさんのツイート: "Los Reyes Don Juan Carlos y Doña Sofía asisten en Bucarest a las exequias por el Rey Miguel I de Rumanía. https://t.co/AZKBOTKM3M https://t.co/dPvyMyzunp"

 

Casa de S.M. el Reyさんのツイート: "Funeral de Su Majestad el Rey Miguel I de Rumanía https://t.co/AZKBOTKM3M https://t.co/tafe0QYJDz"

 

ルーマニア大統領府公式サイトのトップページに掲載された、ルーマニア大統領クラウス・ヴェルナー・ヨハニス閣下による葬儀参列を伝えるコメント:

Președintele României
Klaus Iohannis
Cu profund regret, am condus astăzi pe ultimul drum un veritabil om de stat, Regele Mihai I, care, cu demnitate și curaj, și-a reprezentat țara în unele dintre cele mai grele vremuri ale istoriei noastre. Am fost impresionat de mulțimea de oameni care s-a alăturat cortegiului funerar, o autentică expresie a iubirii și respectului românilor față de Regele Mihai I. Sunt convins că va rămâne în memoria națională drept un reper de integritate, un simbol al solidarității și al aspirației către libertate.

適当な訳:
ルーマニア大統領クラウス・ヨハニス
「深い悲しみとともに、私は今日、真に国のためにつくした指導者、威厳と勇気を兼ね備え、われわれの歴史の中でもっとも厳しい時代のひとつの時期に国を代表したミハイ1世王の最後の道程を見送った。私は、ミハイ1世王へのルーマニア人の愛と尊敬を真に表明した大勢の人々が葬列に加わってくれたことに感動した。私は、ミハイ1世が、国家統一のみちしるべ、連帯と自由への熱望の象徴として、国の記憶に残り続けることを確信している」

 

 アラウカニア・パタゴニア公スタニスラス・パルビュレスコ殿下(キディコ子爵 : His Royal Highness Stanislas Parvulesco, Prince of Araucania and Patagonia, Viscount of Quidico)が参列と称した模様。

※いわゆる自称君主(の対立君主)に分類されるのに近い人ですが(しかしギリギリ正統性があると言えなくもないというか……)、ご自身でブログに参列したと書いていたのでリンクしておきます。
 (フランス語:アラウカニア・パタゴニア王国【スタニスラス1世派】公式ブログ)La Maison Royale d'Araucanie présente aux obsèques du Roi Michel de Roumanie – Royaume d'Araucanie et de Patagonie.
 同殿下が、父であるヴィラリカ公爵・キディコ伯爵コンスタンティン・パルビュレスコ閣下(His Excellency Constantine Parvulesco, Duke of Villarica and Count of Quidico)のぶんもあわせてルーマニア王室へ弔意を表明したとのことです(表明しただけかもしれません)。
※関係者の多数は、スタニスラス1世と対立しているアントワーヌ4世殿下を支持しているとされています。

追記:
 スタニスラス1世はフランス王ジャン2世の子孫を称しており、系譜の情報も出回っています。もちろん重要な系統というわけではありませんが、子孫である可能性は高いのではないかと思います。

 

ベルギー王子ロラン殿下の予算が15%減らされる模様。政府に断りなく行動を続けたのが問題視。殿下は決定を不服とし提訴も考えている模様(2017年12月)

 ベルギー王室のベルギー王子ロラン殿下(His Royal Highness Prince Laurent of Belgium)が、政府からの予算を15%減らされる模様です。

 政府に断りなく外国要人などに会ったり、大使館で式典に参加したり、と政治的な行動を続けたが原因とのこと。

 この減額に対し納得をしていないロラン王子殿下は欧州人権条約違反として提訴を辞さない考えのようで、開かれた王室ではこういうことも起こるのだなあというケーススタディになったような気がします。

 

 政治家からは「いってもわからない人にはこうするしかない」との発言も。

 いっぽう、ロラン王子殿下の弁護士は、「たいした理由もなくロラン王子殿下の予算を15%削減するようなことを許すなら、あなたの給料もたいした理由もなくいきなり15%カットされるヨーロッパになってしまうぞ」と労働者を味方につけようとする戦術(?)を展開しています。

 

続報:
 ベルギー議会でベルギー王子ロラン殿下の予算減額が可決された模様。ロラン王子殿下と弁護士の対応がどうなるか(2018年3月)