2018年10月12日、ブルガリア王室のタルノヴォ公/ブルガリア王子ボリス殿下(ザクセン=コーブルク=ゴータ公子 : ザクセン公子 : His Royal Highness Prince Boris of Bulgaria, Prince of Tarnovo, Prince of Saxe-Coburg and Gotha, Duke in Saxony)が、21歳を迎えました。
ボリス殿下は、旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ : Simeon Saxe-Coburg-Gotha : Simeon Sakskoburggotski)の孫で、2015年に父カルダム殿下(Kardam)の薨去に伴い、(旧)ブルガリア王位継承順位第1位となっています。
2018年10月6日、スペイン貴族の第15代ウエスカル公爵フェルナンド・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下(Fernando Fitz-James Stuart, 15th Duke of Huéscar, : The Most Excellent The Duke of Huéscar, Grandee of Spain)とソフィア・パラスエロ嬢(Sofía Palazuelo)の結婚式が執りおこなわれたようです。
フェルナンド・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下は、1990年9月14日生まれの28歳。
すでにウエスカル公爵号を譲られていますが、第19代アルバ公爵カルロス・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下(Carlos Fitz-James Stuart, 19th Duke of Alba : The Most Excellent The Duke of Alba)の継嗣です。
旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ : Simeon Saxe-Coburg-Gotha : Simeon Sakskoburggotski)が、また本を出したようです。
表紙に「H.M. King Simeon II ONE PURPOSE-BULGARIA」とありますが、(少なくともまだ)ブルガリア語版しかないのではないかと思います。
Royal Central は完全に旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ : Simeon Saxe-Coburg-Gotha : Simeon Sakskoburggotski)の側を支持しています。
ヴラナ宮殿は、1946年に共産党政権が強制的に接収し(シメオン2世陛下は亡命)、共産主義政権崩壊後の1990年代に憲法裁判所により王室に返還されていたようです(陛下と姉のブルガリア王女マリヤ・ルイザ殿下(コハーリ女公 : Her Royal Highness Princess Maria Louise of Bulgaria, Princess of Koháry【Fürstin Koháry】)に返還)。
その後、公園部分がソフィア市に寄贈。
シメオン2世陛下と旧ブルガリア王妃マルガリータ陛下(Her Majesty The Queen【Tsaritsa】Margarita of the Bulgarians : マルガリータ・サクスコブルクゴツカ : Margarita Saxe-Coburg-Gotha : Margarita Sakskoburggotska)が暮らしています。