イタリアの複数のニュースサイトが、初代アフガニスタン王アマーヌッラー・ハーンの女系孫であるソラヤ・マレク女史(Her Royal Highness Princess Soraya Malek of Afghanistan)へのインタビュー記事などを掲載しています。
なお、同女史は、アマーヌッラー・ハーンとソラヤ王妃の娘ヒンディア王女(インディア王女)の娘ですが、下記記事では王女の称号が使用されています。これについて、王女の娘にも称号があるという話もありますが、詳細は不明(欧州の言語で同じになっていても、現地では使う単語が違うというケースもアジアではよくありますので、称号があっても親と同じかはわかりません)。
ともあれ以後、ソラヤ王女と表記します。
アマーヌッラー・ハーンは本国の騒乱により、イタリアへ亡命しました。今回インタビューに答えているソラヤ王女もローマで育っているはずです。
(イタリア語)La nipote dell'ultimo Re illuminato: ecco perché l'Afghanistan si è ridotto così. Intervista esclusiva a Soraya Malek
(イタリア語:動画)Afghanistan, le dure parole della principessa Soraya Malek a La7
(イタリア語)Afghanistan, principessa Soraya/ “Talebani? Non mi fido, gente ha paura: Occidente…”
内容ですが、「もう手遅れ」「タリバンは女性市長を殺す(注:マイダーンシャーというところに29歳の女性市長がいたらしいですが、飛行機で出国した模様)」「これから出国したいアフガン人はパキスタンへ歩いていくだろう」「サイゴンよりひどい。アメリカ人はニワトリ泥棒のように逃げた」「20年で何も達成できなかった」といった、悲観的というか現実的というか、そんな内容です。