英国王室のケンブリッジ公爵夫人(キャサリン妃)殿下が懐妊(2012年12月)

 英国王室のケンブリッジ公爵夫人(キャサリン妃)殿下の懐妊が発表されました。
 ケンブリッジ公爵(ウィリアム王子)・同夫人(キャサリン妃)両殿下の第一子となります。

継承順位
生まれてくる子供は性別にかかわらず、英国王位継承順位第3位。
現行法のままだと女子の場合は弟が生まれた場合には継承順位が下がりますが、現在進行中の法改正が成立して絶対長幼制に変更された場合は、3位のままとなります。

称号・敬称
男子の場合、自動的に HRH Prince X of Cambridge (ケンブリッジ公爵家~王子殿下)と呼ばれることになるはずですが、女子の場合は自動的に Princess(王女) にはなりません(が、将来の王位継承者なので勅令によって付与されるのでは)。

 

 CNN.co.jp : 英キャサリン妃が妊娠 つわり重く入院
 英ウィリアム王子の妻、キャサリン妃が懐妊 重いつわりで入院 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News

 (英語 ニュース動画あり)Kate and William: Duchess pregnant, palace says – BBC News

ロンドン五輪の聖火がイギリスに到着(2012年5月)

 ロンドン五輪の聖火がギリシアからイギリスに到着しました。
 AFPBBの記事には、聖火が灯されたランタンを持つプリンセス・ロイヤル(アン王女)殿下の写真も掲載されています。

 ロンドン五輪の聖火が英国に到着 写真8枚 国際ニュース:AFPBB News

 なお、プリンセス・ロイヤル殿下はこの公務のため、昼食会には出席していません。

 

関連:
 英国女王エリザベス2世陛下即位60周年の祝賀昼食会(2012年5月)各国君主や欧州の四つの(旧)王室から参列

英国女王エリザベス2世陛下即位60周年の祝賀昼食会(2012年5月)各国君主や欧州の四つの(旧)王室から参列

英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)即位60周年の祝賀昼食会がおこなわれ、各国君主が参列しました。
 ギリシャ、ブルガリア、ユーゴスラビア(セルビア)、ルーマニアからは旧君主または王室当主が参列。

 

The Telegraph:
Royal families attend the Queen's Jubilee lunch – YouTube

 

 (動画あり:英語)Queen welcomes royals for Jubilee lunch at Windsor – BBC News
 (動画あり:英語)World royals gather to mark Queen's Diamond Jubilee – BBC News
 (動画あり:英語)How to organise a military spectacular – BBC News

 (動画あり:オランダ語)Beatrix luncht bij Elizabeth | NOS

 

参加者(英国王室):
 英国女王エリザベス2世陛下
 エディンバラ公爵フィリップ王子殿下
 ケンブリッジ公爵(ウィリアム王子)、同夫人(キャサリン妃)両殿下
 ウェールズ公家ヘンリー王子殿下
 ヨーク公爵(アンドルー王子)殿下
 ヨーク公爵家ベアトリス王女殿下
 ヨーク公爵家ユージェニー王女殿下
 ウェセックス伯爵(エドワード王子)・同夫人(ソフィー妃)両殿下
 グロスター公爵(リチャード王子)・同夫人(バージット妃)両殿下
 ケント公爵(エドワード王子)殿下
 ケント公爵家マイケル王子、同夫人(マリー妃)両殿下

アレクサンドラ王女殿下

 

参加者 現君主・一族:
天皇皇后両陛下
アラブ首長国連邦 アブダビ公太子モハメド殿下
オランダ女王ベアトリクス陛下
カタール首長ハマド、同モーザ妃両殿下
クウェート シェイク・ナーサル・モハメド殿下
サウジアラビア王子モハメド殿下
スウェーデン王カール16世グスタフ、同シルヴィア妃両陛下
スワジランド王ムスワティ3世陛下、Inkhosikati LaMbikiza夫人
タイ王太子ワチュラロンコーン、同シーラット夫人両殿下
デンマーク女王マルグレーテ2世陛下、王配アンリ殿下
トンガ王トゥポウ5世、同ナナシパウウ妃両陛下
ノルウェー王ハーラル5世、同ソニア妃両陛下
バーレーン王ハマド、同サビーカ妃両陛下
ブルネイ・スルタン ハサナル・ボルキア、ペンギラン・アナク・サレハ妃両陛下
ベルギー王アルベール2世、同パオラ妃両陛下
マレーシア王アブドゥル・ハリム、同ハミナ妃両陛下
モナコ公アルベール2世、同シャルレーヌ妃両殿下
モロッコ王女ラーラ・メリヤム殿下
ヨルダン王アブドラ2世、同ラーニア妃両陛下
リヒテンシュタイン公ハンス=アダム2世殿下
ルクセンブルク大公アンリ、同マリア妃両殿下
レソト王レツィエ3世、同マセナテ・モハト・セーイソ妃両陛下
※上記以外の参加者がいたとの情報(写真や映像で登場?)もあります

 

参加者 旧君主・一族:
ギリシア王コンスタンティノス2世、同アンナ=マリア両陛下
ブルガリア王シメオン2世、同マルガリータ妃両陛下
ユーゴスラヴィア(セルビア)王太子アレクサンダル(2世)、カタリナ妃両殿下
ルーマニア王ミハイ1世陛下、王太子マルガレータ殿下

 

関連:
 ロンドン五輪の聖火がイギリスに到着(2012年5月)

動画(Associated Press):Royal Wedding Details: Archbishop in Key Role(2011年1月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 Associated Pressの動画です。
 英国王室のウェールズ公家ウィリアム王子殿下(His Royal Highness Prince William of Wales)の結婚と、キリスト教/カンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズ座下(Rowan Williams : His Grace The Lord Archbishop of Canterbury)のことについてなど。

 

Associated Press:
Royal Wedding Details: Archbishop in Key Role – YouTube

 

訃報(2007年3月31日):ウシハ首長デービッド・キダハ・マクワイア、薨去(1922~2007)

 2007年3月31日、現・タンザニア連合共和国内の、ウシハ首長デービッド・キダハ・マクワイア(Chief David Kidaha Makwaia)が薨去した模様です。
 1922年5月7日生まれの84歳。

 1945年にスクマ人(スクマ族)のウシハ首長の地位を継承、50人以上の首長たちから構成されるスクマ人の最高首長となり、タンガニーカ立法会議のアフリカ人の最初の出席者たちの一人となります(立法会議での地位は1958年まで)。
 1953年までに東アフリカでもっとも力のある首長の一人となり、タンガニーカ総督“サー”・エドワード・トワイニング(Sir Edward Twining : のちに一代貴族のトワイニング男爵 : 総督任期:1949~1958)とも親交を深め、いくつかの公的な地位を得ています。
 1953年の英国女王エリザベス2世陛下の戴冠式の賓客。
 1954年に植民地政府で働くために、ウシハ首長の地位を弟フセインに譲る。
 この頃、キリスト教のローマ・カトリックに改宗し、デービッドとポウルという名前(洗礼名?)を自分に加え、以後デービッド・キダハ・マクワイアと呼ばれるようになる。
 1961年にタンガニーカは独立。彼とも親交のあったジュリウス・ニエレレ首相は首長の社会的指導者の地位を廃止して、彼と弟フセイン首長を遠い地区へ追放した。
 2005年に弟のフセイン首長が薨去し、ウシハ首長に復位。子息二人が生存しているようで、ウシハ首長位を継承する可能性あり。