60歳(2021年1月11日):ハプスブルク家当主/オーストリア大公カール殿下が60歳を迎える

 2021年1月11日、ハプスブルク=ロートリンゲン家当主のオーストリア大公カール殿下(オーストリア皇子・ハンガリー王子・ベーメン王子 : His Imperial and Royal Highness Archduke Karl of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia : カール・ハプスブルク=ロートリンゲンKarl Habsburg-Lothringenカール・フォン・ハプスブルクKarl von Habsburg)は、60歳を迎えました。

 (なぜかアクセスしにくいように設定された)動画がひとつアップロードされており、欧州統合をメインテーマにしたスピーチが含まれています。

 

46:20過ぎからスピーチ/
Sanct Georgs-Orden:
60 Jahre Karl von Habsburg – YouTube

 (記事だけ英語:カール・フォン・ハプスブルク公式サイト)Karl von Habsburg: Speech on the Future of Europe, 11 January 2021
 (ドイツ語:カール・フォン・ハプスブルク公式サイト)Karl von Habsburg: Rede zur Zukunft Europas

動画(ドイツ語):ハプスブルク家当主/オーストリア大公カール殿下のクリスマス・メッセージ映像(2020年12月)

 ハプスブルク=ロートリンゲン家当主のオーストリア大公カール殿下(オーストリア皇子・ハンガリー王子・ベーメン王子 : His Imperial and Royal Highness Archduke Karl of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia : カール・ハプスブルク=ロートリンゲンKarl Habsburg-Lothringenカール・フォン・ハプスブルクKarl von Habsburg)のクリスマス・メッセージ映像が投稿されています。

放置状態の公式チャンネルに二年ぶり以上の投稿となっています。公式チャンネルとして認識されているかどうかも極めて怪しい状況ですが。

 

KvH(カール・フォン・ハプスブルク 公式チャンネル):
Weihnachtsbotschaft 2020 von Karl von Habsburg – YouTube

 

インタビュー記事(ドイツ語):ハプスブルク家当主/オーストリア大公カール殿下へのインタビュー記事(2020年12月)

 ハプスブルク=ロートリンゲン家当主のオーストリア大公カール殿下(オーストリア皇子・ハンガリー王子・ベーメン王子 : His Imperial and Royal Highness Archduke Karl of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia : カール・ハプスブルク=ロートリンゲンKarl Habsburg-Lothringenカール・フォン・ハプスブルクKarl von Habsburg)へのインタビュー記事です。

 もうすぐ60歳になるのを記念した著書「KARL VON HABSBURG」の発刊に関連したもののようです。
 かなり長く、話が飛びますので、はっきりいってよくわからない部分もあります。
「ハプスブルクさん、今でも殿下と呼ばれてるんですか?」から始まり、オーストリアで「フォン」を自称するのが禁止されている話題はもちろん(著書名にも「フォン」が入ってますので)、別居中の妻と実は近年に離婚していて既に別のパートナーがいることを最近明かした話や、いろいろあります。

※ちなみに新しいパートナーのポルトガル人女性は Christian Reid という名前らしいです。ポルトガル人では「Christian」は女に(も?)使われると聞きましたが……。日本語表記というか発音は、クリスティアン・リートになるんでしょうか。

 

 (ドイツ語)Karl Habsburg: "Das ist so spießig, so kleinlich " • NEWS.AT

 

NEWSさんはTwitterを使っています 「Karl Habsburg: "Das ist so spießig, so kleinlich " – https://t.co/IZL9CCYX2X」 / Twitter

 

news.at – "Der Name Habsburg kann Türöffner sein, aber er… | Facebook

 

ハプスブルク家当主の弟、オーストリア大公ゲオルク殿下が、次のフランス駐箚ハンガリー大使になるとの報道(2020年12月)

 オーストリア大公ゲオルク殿下(オーストリア皇子・ハンガリー王子・ベーメン王子 : His Imperial and Royal Highness Archduke Georg of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia : ゲオルク・ハプスブルク=ロートリンゲンGeorg Habsburg-Lothringenゲオルク・フォン・ハプスブルクGeorg von Habsburgハプスブルク・ジェルジHabsburg György)が、次のフランス共和国駐箚ハンガリー特命全権大使となると報道されています。

 

 (ハンガリー語【マジャール語】)Index – Külföld – Habsburg váltja Károlyit a párizsi nagykövetségen

 

 ゲオルク大公殿下は、ハプスブルク家当主カール大公殿下の弟です。
 ハンガリーではハプスブルク家の代表扱いで、ハンガリーでの式典で兄弟が同席しているとゲオルク大公殿下の臨席しか文章に書かれていないこともあります。

 

訃報(2020年11月26日):ケーフェンヒュラー=メッチュ公ヨハネス殿下【ハンス・ケーフェンヒュラー】が薨去(1956~2020)

 2020年11月26日、ケーフェンヒュラー=メッチュ公ヨハネス殿下(Johannes : His Seren Highness The Prince of Khevenhüller-Metsch【Fürst von Khevenhüller-Metsch】 : ハンス・ケーフェンヒュラーHans Khevenhüller)が薨去したという情報が出ています。
 1956年11月20日生まれの64歳。

 

 子女は娘のみなので、公位は弟のバルトロメウス殿下(Bartholomäus)が継承します。