婚約(2021年3月):クリスティアン・フォン・セルシング氏(スウェーデン貴族)とフィリッパ・カドガン閣下(英国のカドガン伯爵の孫)

 クリスティアン・フォン・セルシング氏(Christian von Celsing)とフィリッパ・カドガン閣下(The Honourable Philippa Cadogan)の婚約が発表されています。

 クリスティアン・フォン・セルシング氏は1992年生まれで、スウェーデン貴族の家系。
 フィリッパ・カドガン閣下も同じく1992年生まれ、父はチェルシー子爵エドワード・カドガンで、第8代カドガン伯爵チャールズ・カドガンの継嗣です。

 

 (英語)Mr C. von Celsing and the Hon Philippa Cadogan – Engagements Announcements – Telegraph Announcements

 (英語)Peerage News: von Celsing/Cadogan engagement

ロシア帝室ロマノフ家継嗣/ロシア大公ゲオルギー殿下とレベッカ・ベッタリーニ嬢の結婚式は2021年10月1日、ロシア・サンクトペテルブルクにておこなわれると発表(2021年3月)

 婚約が発表されていたロシア帝室継嗣のロシア大公ゲオルギー殿下(His Imperial Highness The Heir, Tsesarevich, and Grand Duke George of Russia : プロイセン王子 : Prince of Prussia)とキリスト教/東方正教会/ロシア正教会に改宗し、ヴィクトリア・ロマノヴナVictoria Romanovna)の名をえたレベッカ・ベッタリーニ嬢(Rebecca Bettarini)の結婚式が、2021年10月1日にロシア連邦サンクトペテルブルクでおこなわれると発表されました。

 

 (英語:ロシア帝室 公式サイト)Russian Imperial House – 2021-03-05 The Chancellery of the Head of the Russian Imperial House Announces the Date and Location of the Wedding of Grand Duke George

※現在、当方の環境からロシア帝室の公式サイトへアクセスできないため、ロシアの君主政主義者の人のページへリンクしておきます:
 (英語)Wedding of the Grand Duke George set for 1 October, 2021 in St. Petersburg — The Russian Legitimist

 

 今のところ、ロシア正教会からは特に発表はありませんが、サンクトペテルブルクだとすると、改宗の時にも登場したサンクトペテルブルク・ラドガ府主教ヴァルソノフィー座下(His Eminence Metropolitan Varsonofy of St. Petersburg and Ladoga)の司式でしょうか。

婚約(2021年2月):フレデリック・ウェルズリー卿(ウェリントン公爵次男)とキャサリン・ランバート嬢(チャールズ2世子孫)が婚約

 2021年2月25日、フレデリック・ウェルズリー卿(Lord Frederick Wellesley)とキャサリン・ランバート嬢(Katherine Lambert)の婚約が発表されています。

 フレデリック・ウェルズリー卿は、第9代ウェリントン公爵チャールズ・ウェルズリー閣下の次男。
 キャサリン・ランバート嬢はチャールズ2世の子孫ということです。

 なお、二人とも軍関係に勤務のようで Telegraph Announcements では Capt (Captain)と表記されています。
 大尉でいいのかどうか、専門でないのでいまいちわかりませんが。

 

 (英語)Capt F.C. Wellesley and Capt K.E. Lambert – Engagements Announcements – Telegraph Announcements

 (英語)Royal Musings: Lord Frederick Wellesley to marry

婚約(2021年1月):オマーンの皇太子となったと報道されたジーヤザン・ビン・ハイサム・アル・サイード殿下が、従妹のメイヤン・ビント・シハーブ・アル・サイード殿下と婚約

 オマーン国の皇太子となったと報道されたスルタン【国王】ハイサム陛下の長男/文化・スポーツ・青年大臣 “サイイド”・ジーヤザン・ビン・ハイサム・アル・サイード殿下(His Highness Sayyid Theyazin【Dhi Yazan】 bin Haitham Al Said)が、従妹の“サイイダ”・メイヤン・ビント・シハーブ・アル・サイード殿下(Her Highness Sayyida Meyyan bint Shihab Al Said)と婚約したそうです。

 メイヤン殿下の父は国防担当副首相“サイイド”・シハーブ・ビン・ターリク・アル・サイード殿下(His Highness Sayyid Shihab Bin Tariq Al Said)で、いくつかの情報によればスルタンと同母の兄弟だそうです。
 これによりジーヤザン殿下とメイヤン殿下は父方が完全な いとこ同士 ということになりますが、一方母方からも いとこ同士 になるようです。またその母方の家系もサイード王朝の創始者アフマド・ビン・サイード・アル・ブーサイーディーに連なるということで、なかなか強い同族婚ということになるでしょう。

 

 (記事の掲載が終了していますorサイトの運営が終了しています)Oman’s Crown Prince, Theyazin Bin Haitham is engaged – Arabian Royal Agency
掲載時URL:http://arabianroyalagency.com/omans-crown-prince-theyazin-bin-haitham-is-engaged/

أريبيان رويال إيچينسيي.A.R.AはInstagramを利用しています:「خِطْبَة صاحب السمو السيد دي يزن بن هيثم آل سعيد، ولي عهد سلطنة عُمان و صاحبة السمو السيدة ميان بنت شهاب آل سعيد. خالص تهانينا بهذة…」

婚約(2020年12月):メクレンブルク公世子アレクサンダー殿下とハンデ・マシット嬢

 2020年12月20日、メクレンブルク公世子アレクサンダー殿下(Duke Alexander of Mecklenburg : His Highness The Hereditary Prince)とハンデ・マシット嬢(Hande Macit)が婚約したようです。

 アレクサンダー殿下は、メクレンブルク=シュトレーリッツ系統の当主ボルヴィン殿下の長男で継嗣です。
 ハンデ・マシット嬢は、トルコ出身で、オランダの市民権を取得しているようです。

 新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の影響もあり、各々の両親への報告はビデオ通話でおこなわれたようです。

 

 (英語:メクレンブルク=シュトレーリッツ家 公式サイト)Engagement of The Hereditary Prince and Miss Hande Macit – House of Mecklenburg-Strelitz

Haus Mecklenburg-StrelitzさんはTwitterを使っています 「The engagement of Hereditary Prince Alexander, elder son of the Duke and Duchess of Mecklenburg, and Miss Hande Macit has been announced. https://t.co/KsQ84rkRph」 / Twitter

 

 ボルヴィン殿下やアレクサンダー殿下は、メクレンブルク=シュトレーリッツ大公室の貴賤結婚の子孫で、現在この系統が権利を回復して大公室を形成していると見られています。が、以前も書きましたが異論があります。

関連:
 (この記事の下のほう)訃報(2018年7月23日):メクレンブルク公子カール・グレゴール殿下、薨去(1933~2018)

 

続報:
 結婚・民事婚(2022年6月17日):メクレンブルク公世子アレクサンダー殿下とハンデ・マシット嬢