記事・動画(英語):abc news による、将来的にイタリア王室(直系)当主になるカリニャーノ女公/サヴォイア公女ヴィットーリア殿下に関する記事(2021年6月)

 アメリカの abc news が、将来的にイタリア王室(直系)当主になるサヴォイア公女ヴィットーリア殿下(カリニャーノ女公 : イヴレーア女侯爵 : Her Royal Highness Princess Vittoria of Savoy, Princess of Carignano, Marquise of Ivrea)に関する記事・動画を掲載しています。

 ヴィットーリア殿下の父エマヌエーレ・フィリベルト殿下のコメントや、対立するアオスタ系統のアイモーネ殿下のコメントも含みます。

 記事の最後は「イタリアに王政復古が起こるとは思えないが」という文章に対し、エマヌエーレ・フィリベルト殿下の “Never say never.” という言葉を添えて終わっています。

 

 (英語)Young princess fights for her claim to the (abolished) throne of Italy – ABC News

 

関連:
 イタリア王室(直系)が継承法を絶対長幼制へ改定へ。サヴォイア公女ヴィットーリア殿下が将来的にイタリア王室当主に(2020年1月)

イタリア王室(直系)継嗣ヴェネツィア公エマヌエーレ・フィリベルト殿下が、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下への弔意を表明(2021年4月)

 イタリア王室継嗣のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont)は、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下(His Royal Highness The Prince Philip, Duke of Edinburgh)への弔意を表明しました。

 

Emanuele FilibertoさんはTwitterを使っています 「A tutti noi mancherà un Gentiluomo straordinario, esempio per molte generazioni. Un commosso ed affettuoso addio al Duca di Edimburgo. #principeFilippo #DukeofEdinburgh https://t.co/pbxYX5j5mz」 / Twitter

イタリア王室(直系)当主/サヴォイア公・ナポリ公ヴィットーリオ・エマヌエーレ殿下が、イタリア統一160周年のメッセージ(2021年3月)

 1861年3月17日に、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世がイタリア王であると宣言されてから160周年ということで、イタリア王室当主のサヴォイア公・ナポリ公ヴィットーリオ・エマヌエーレ殿下(His Royal Highness Prince Vittorio Emanuele of Savoy, Duke of Savoy, Prince of Naples)がメッセージを出しています。

 

 (英語)MESSAGE FROM H.R.H. PRINCE VITTORIO EMANUELE OF SAVOY, DUKE OF SAVOY, PRINCE OF NAPLES, ON THE OCCASION OF THE 160TH ANNIVERSARY OF THE PROCLAMATION OF THE KINGDOM OF ITALY – Ordini Dinastici della Real Casa di Savoia
 (イタリア語)MESSAGGIO DI S.A.R. IL PRINCIPE VITTORIO EMANUELE DI SAVOIA, DUCA DI SAVOIA, PRINCIPE DI NAPOLI, IN OCCASIONE DEL 160° ANNIVERSARIO DELLA PROCLAMAZIONE DEL REGNO D’ITALIA – Ordini Dinastici della Real Casa di Savoia

 

 

Ordini DinasticiはInstagramを利用しています:「[RICORRENZE] 17 marzo 1861 – Proclamazione Regno d’Italia Il 17 Marzo 1861, con la Legge n° 4761 (poi trasformata in Legge 21 Aprile 1861,…」

 

 また、息子で継嗣のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont)も、 Twitter で少しだけコメントしています。

Emanuele FilibertoさんはTwitterを使っています 「Il processo che #160anni fa ha portato all’unificazione d’Italia porta la firma di tante donne e uomini. Tutti #Italiani, tutti coraggiosi e tutti con un sogno. Una #lezione che ci insegna, ancora #oggi, che quando un popolo si unisce può piegare la storia. #italia #unitaitalia」 / Twitter

モナコ公アルベール2世殿下がセルビアを公式訪問、セルビア大統領ブチッチ閣下と会見(2020年10月)初日晩餐会にサヴォイア公女マリア・ピア殿下と子息のユーゴスラビア王子二人が臨席したとのことですが……

 2020年10月7日~10月8日にかけて、モナコ公アルベール2世殿下(His Serene Highness Prince Albert II, Sovereign Prince of Monaco)は、セルビア共和国を公式訪問しました。
 セルビア共和国大統領アレクサンダル・ブチッチ閣下(ヴチッチ大統領 : His Excellency Mr Aleksandar Vučić)と会見、(おそらく)同共和国最高位の勲章を受けました。
 大統領側は、セルビア大統領府の公式サイトによりますと、セルビアの欧州への統合に関して、モナコ公国のみならずモナコ公の助力を要請した模様。

 モナコ公室の公式サイトによると、初日の晩餐会に、(旧)イタリア王室のサヴォイア公女マリア・ピア殿下および子息のユーゴスラビア王子ミハイロ殿下とセルゲイ殿下が臨席したようです。
 なお、王子二人のうちセルゲイ殿下については、法律上の父親はマリア・ピア殿下の最初の結婚の相手のユーゴスラビア王子アレクサンダル殿下(当主ではない傍系の人物)ですが、本当の父親は(後に母マリア・ピア殿下が再婚した)ブルボン=パルマ公子ミシェル殿下だというのが公然の秘密というか、秘密ですらない状況です。
 アルベール2世とこの一家は仲が良いので連れてきたのではないかと思いますが……なんというか、すごいですね……。
 マリア・ピア殿下の子供たちはキリスト教/東方正教会の信徒ではなく、カトリックの信徒です。母方を通じて近い親族のイタリア王室(直系)継嗣のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下と行動を共にすることもよくあります(ともに来日したこともあります)。エマヌエーレ・フィリベルト殿下は、セルビア正教会と対立する“モンテネグロ正教会”の支持者のような立場(本人は支持とはいってませんが)です。
 今回、アルベール2世らとセルビア正教会の聖職者らとの会合が報じられていないこと、現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下の臨席が無かったことなど、なにやら不穏(というか空気を読まずに適当に連れてきてドタキャンが発生しているのではないかというか)なものを感じますが、全部気のせいかもしれません。

 

 (フランス語:モナコ公室 公式サイト)Palais Princier de Monaco | Visite officielle de S.A.S. le Prince Albert II en République de Serbie

accompagné de Sa délégation, de la Princesse Maria Pia de Savoie et ses deux fils le Prince Serge de Yougoslavie et le Prince Michel de Yougoslavie.

 (英語:モナコ公室 公式サイト)Prince's Palace of Monaco | Official visit of H.S.H. Prince Albert II to the Republic of Serbia

accompanied by His delegation, Princess Maria Pia of Savoy and her two sons Prince Serge of Yugoslavia and Prince Michel of Yugoslavia.

 

 (英語:セルビア大統領府 公式サイト)Prince Albert II of Monaco on official visit to the Republic of Serbia | The President of the Republic of Serbia

adding that he asked for additional support from Monaco in Serbia’s European integration, but also the support of the Prince’s family.

 

Svečani doček u čast kneza Alberta II od… – Aleksandar Vučić | Facebook

 

Aleksandar Vučić(@buducnostsrbijeav) • Instagram写真と動画

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"Danas imamo izuzetno zadovoljstvo i posebnu čast da budemo domaćini knezu Albertu II od Monaka prilikom njegove prve zvanične posete Beogradu. Uzajamna opredeljenost za osnaživanje naših odnosa i dalji razvoj saradnje u svim oblastima je velika. Republika Srbija i Kneževina Monako su dve stare evropske države koje mogu biti ponosne na svoju istoriju, tradiciju, slobodarski duh i težnju da očuvaju svoj identitet i posebnost. Hvala Vam što ste prihvatili poziv da posetite Srbiju, učinivši istorijski korak u odnosima dve države. Uveren sam da će razgovori koje smo vodili biti snažan impuls unapređenju saradnje naše dve zemlje." – Predsednik Republike Srbije Aleksandar Vučić nakon sastanka sa knezom Albertom II od Monaka.

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Aleksandar Vučić(@buducnostsrbijeav) • Instagram写真と動画

 

 (英語)Prince Albert makes first official visit to Serbia – Royal Central
 (英語)What we know about HSH Prince Albert II of Monaco’s official visit to Serbia

 

イタリア王室(アオスタ系統)継嗣/プッリャ公爵【称:アオスタ公爵】アイモーネ公子殿下【ロシア在住】の記事(2020年1月)「イタリアが王政復古するとは思わない」

 イタリア王室(アオスタ系統)の継嗣/プッリャ公爵アイモーネ公子殿下(His Royal Highness Prince Aimone of Savoy-Aosta, Duke of Apulia : His Royal Highness The Duke of Aosta)の記事が出ています。

※本人たちは自分たちが正統と主張しているので、すでに父の称号であるアオスタ公爵を使用しています(ときどき忘れてるんじゃないかと思う時がありますが)。

 なお、殿下は、仕事でモスクワに在住しています。ロシアに住み、イタリア王位に興味はないとする記事が出たこともあります。

 イタリア王室(直系)が継承法を絶対長幼制へ改定したことを受けて、アオスタ系統や支持者は反論を発表しましたが、それはそれとして、アイモーネ殿下のコメントを載せた記事が出ました。

 内容というか根本的な立場がはっきりしないのですが、

  • もうどちらが正統かの論争には参加しない
  • イタリアで王政復古があるとは思わない(アオスタ系の支持者団体はガックリきそうですが……
  • イタリア共和国へ忠誠を誓うことを避ける理由はない
  • 二系統(直系とアオスタ系統)はそれぞれの道を進むだけ

 といったところが今回の主な主張だと思うのですが、一方で子供たちが先祖の伝統を受け継ぐことは望んでいるように受け取れます(先祖の伝統を受け継ごうとする限り、正統論争は避けられないのでは……)。

※末尾に追加しておきますが、イタリア王室(直系)継嗣のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont)がこの記事についてコメントしています。

 

 (イタリア語)Aimone di Savoia-Aosta: «Per ora non alimento la polemica». Intanto è guerra di carte tra i Savoia – Corriere.it

 

Corriere della SeraさんはTwitterを使っています: 「Aimone d’Aosta: «Per ora non alimento la polemica». Intanto è guerra di carte tra i Savoia https://t.co/63dUePuzCJ」 / Twitter

 

Aimone di Savoia — Juan Carlos il suo… – Corriere della Sera | Facebook

 

エマヌエーレ・フィリベルト殿下のコメント:
「アイモーネはいいやつだが、この部分はいただけない:『王政復古は起きないだろうし、イタリア共和国へ忠誠を誓うことを避ける理由はない』。彼は彼の選択をした、しかし私はいつでも腕を広げてすべての君主政イベント(この日曜日でローマでおこなうものを含む)で彼を歓迎するつもりだ」

Aimone è una persona per bene, ma mi… – Emanuele Filiberto | Facebook

 

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