2019年3月20日、1947年に皇籍離脱した東久邇信彦氏(ひがしくに のぶひこ : Nobuhiko Higashikuni : 旧・東久邇宮家の信彦王殿下 : His Imperial Highness Prince Nobuhiko Higashikuni)が薨去したとの報道が出ています。
1945年3月10日生まれの74歳。
関連:
(やや古い情報です)旧宮家、1947年に皇籍離脱した旧皇族(元皇族)とその男系子孫
2019年3月20日、1947年に皇籍離脱した東久邇信彦氏(ひがしくに のぶひこ : Nobuhiko Higashikuni : 旧・東久邇宮家の信彦王殿下 : His Imperial Highness Prince Nobuhiko Higashikuni)が薨去したとの報道が出ています。
1945年3月10日生まれの74歳。
関連:
(やや古い情報です)旧宮家、1947年に皇籍離脱した旧皇族(元皇族)とその男系子孫
2019年3月14日、ブルガリア王子シメオン=ハッサン殿下(His Royal Highness Prince Simeon-Hasan【Simeon-Hassan】)が、12歳を迎えたようです。
(ブルガリア語:ブルガリア王室公式サイト)14 март – Рожден ден на Н.Ц.В. Княз Симеон-Хасан « Н.В. Цар Симеон II
Днес рожден ден празнува Н.Ц.В. Княз… – Н.В. Цар Симеон ІІ | Facebook
以前にも話題にしましたが、旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ氏 : Simeon Saxe-Coburg-Gotha)の女系の孫ながら、ブルガリア王室公式サイトで「His Royal Highness」及び「Prince」として言及されているため、ブルガリア王子と表記しています。
2019年3月18日、デンマーク女王マルグレーテ2世陛下(Margrethe II of Denmark : Her Majesty The Queen)と長男のデンマーク皇太子フレデリク殿下(モンペザ伯爵 : Frederik : His Royal Highness The Crown Prince of Denmark, Count of Monpezat)のアルゼンチン共和国訪問が始まりました。
アルゼンチン共和国外務宗務大臣ホルヘ・マルセロ・フォリー閣下(Jorge Marcelo Faurie)と共にホセ・デ・サン・マルティン記念像へ向かい同地で献花、その後に大統領マウリシオ・マクリ閣下(His Excellency Mauricio Macri)夫妻との会見や議会訪問などがあったようです。
Det danske kongehus(デンマーク王室公式チャンネル):
Modtagelse i Argentina – YouTube
Det danske kongehus(デンマーク王室公式チャンネル):
Netværksreception i Yacht Club Argentino – YouTube
Casa Rosada – VISITA OFICIAL DE LA REINA DE DINAMARCA A…
(デンマーク語:デンマーク王室公式サイト)Statsbesøg i Argentina – dag 1 | Kongehuset
(スペイン語:スペイン大統領府【カサ・ロサダ】公式サイト)El presidente Macri recibió en la Casa Rosada a la reina Margarita II de Dinamarca
(スペイン語:スペイン外務宗務省公式サイト)Reina de Dinamarca: Ofrenda floral en Plaza San Martín | Ministerio de Relaciones Exteriores y Culto
ジョージア王室【グルジア王室】グルジンスキー系統のジョージア王女アナ殿下(Her Royal Highness Princes Anna of Georgia : アナ・バグラチオニ=グルジンスキー公女 : Princess Anna Bagrationi-Gruzinsky)と父で王室当主のジョージア皇太子ヌグザル殿下(His Royal Highness Crown Prince Nugzar of Georgia : ヌグザル・バグラチオン=グルジンスキー公子 : Prince Nugzar Bagration-Gruzinsky : ヌグザル・バグラチオニ=グルジンスキー公子 : Prince Nugzar Bagrationi-Gruzinski : Batonishvili : Tsarevich)は、アナ殿下の元夫で、対立しているムフラニ系ジョージア王室当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下(ムフラニ公 : His Royal Highness The Crown Prince Davit of Georgia, Royal Prince of Kartli (Batonishvili), Prince of Mukhrani and Mukhran Batoni : ダヴィト・バグラチオニ=ムフラネリ公子 : Prince Davit Bagrationi-Mukhraneli : ダヴィト・バグラチオン=ムフランスキー公子 : Prince Davit Bagration-Moukhransky)を提訴した模様です。
(英語)Georgian ‘royal divorcees’ face-off in court over right to the throne
二人は王朝の統合のために結婚し、一子・ジョージア王子ギオルギ殿下(His Royal Highness Prince Giorgi of Georgia : ギオルギ・バグラチオン・バグラチオニ・ムフラン・バトニシュヴィリ王子 : Prince Giorgi Bagration Bagrationi Mukhran Batonishvili : ギオルギ・バグラチオニ=ムフラネリ公子 : Prince Giorgi Bagrationi-Mukhraneli : ギオルギ・バグラチオン=ムフランスキー公子 : Prince Giorgi Bagration-Moukhransky)を儲けていますが、その後離婚しています。
また、アナ殿下はその前の結婚により二女を儲けているとされます(追記:ヌグザル殿下系のサイトでは二女子とも王女となっています)。
ヌグザル殿下は現在、当主は後継者を指名できるとしています。ムフラニ側が立場を譲らないならば、アナ殿下の後は、殿下の二人の娘のどちらか(なにせすでに王女にしているので)を後継者と指名するだろうことを示唆しています。
今回の提訴は、長年の対立の末ではありますが、「ヌグザル殿下側の許可なしにダヴィト殿下が王室の代表者であるようなことをいっているのをやめるよう要求する」もののようです。
記事で取り上げられている件のひとつは(前々から話の出ている)、ダヴィト殿下が英国女王エリザベス2世陛下に授与(グロスター公爵リチャード王子殿下夫妻が代理で受け取ったもの)したジョージア鷲騎士団のグランド・カラーが、約3000ポンド(=約44万円)の寄付をすれば誰にでも手に入る疑惑です。
なお、記事とは関係なく、また日本の鳩山由紀夫(元)総理など政治家が同騎士団の叙任を受けているという話もあります(階級や、買ったのか無料で貰ったのかなどまったくわかりません)。
さらに、ダヴィト殿下側弁護士が、「ジョージア正教会【グルジア正教会】がおこなったDNA検査」によって、ヌグザル殿下らはバグラチオン王朝の一員でない(男系でない)ことが証明されたという主張をしているようですが、これに対し、検査機関がこれを否定(そもそもその検査機関は教会と関係ないとのコメント)。
DNAによる否定をしてくるというのは、王室関連では一番のタブーですが、提訴直後でこの状況では、どこまで泥沼化するのかわかったものではありません。
はたして、キリスト教/東方正教会/ジョージア正教会【グルジア正教会】の首座/全ジョージアのカトリコス=総主教イリア2世聖下(イリヤ2世 : His Holiness Catholicos-Patriarch Ilia II of All Georgia)が夢見る王政復古はこれで潰えてしまうのか。聖下の健康状態を含めて予断を許さない状況となってきました。
追記:
上記以外にも、ダヴィト殿下によるアナ殿下への暴力疑惑(DV疑惑)など、ダヴィト殿下の個人的な信頼感の失墜は避けられない状況です(追記:ダヴィト殿下はジョージアを出国したようです)。
ムフラニ系男系男子による王政復古は、不可能となった感があり、ギオルギ殿下の成人を待たずして、もはや大部分の人々の熱は冷めてしまっています。
しかしグルジンスキー系の主張通りに、いきなりの女子→女系可能(アナ殿下の長女イリナ・バグラチオニ=グルジンスキー嬢)による継承はバグラチオン王朝の復古とも受け止めにくいという前提もあります。
東方正教会自体が、コンスタンティノープルのいい加減な行動により教会分裂に突入しており、王政復古を支援するどころではなくなっています。ジョージア正教会もイリア2世聖下を最後に王政復古に積極的な首座を迎えることはないでしょう。
以上のことから、ジョージア王政復古の可能性は潰えたのではないかと判断していいでしょう。
とはいえ、王政復古がなかろうと、王室は一定の権威を持つものであり、その王室当主としての役割は将来的に誰が担うことになるのか。
ダヴィト殿下がジョージア国内に戻らないとするならば、グルジンスキー系統が正統な王室とされていくでしょう。ヌグザル殿下、アナ殿下の次は、アナ殿下の一回目の結婚の第一子・長女のイリナ・バグラチオニ=グルジンスキー嬢、第二子・次女のマリアム・バグラチオニ=グルジンスキー嬢、二回目の結婚で長男のギオルギ殿下の誰かということになりますが、イリナ嬢もまだ未成年であり、本人がどの程度興味を持っているかということすらわかりません。
※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。
2019年3月17日、キリスト教/東方正教会/コンスタンティノープル/ベルギー府主教アシナゴラス座下(His Eminence Metropolitan Athenagoras of Belgium, Exarch of the Netherlands and Luxembourg : オランダとルクセンブルクにおける首座代理)の大斎・正教勝利の主日の礼拝に、ベルギー王フィリップ陛下(Philippe of Belgium : Philippe de Belgique : Filip van België : Philipp von Belgien : His Majesty The King of the Belgians)が臨席したようです。
なお、ベルギー大主教区の50周年でもあるようです。
(フランス語:ベルギー王室公式サイト)Dimanche de l’Orthodoxie | La Monarchie belge
(オランダ語:ベルギー王室公式サイト)Zondag van de Orthodoxie | De Belgische Monarchie
(フランス語:ベルギー大主教区公式サイト)Dimanche de l’Orthodoxie à Bruxelles en présence du Roi de Belgique – Archevêché Orthodoxe de Belgique
(英語)King Philippe of Belgium participated in the Sunday of Orthodoxy in Brussels ⋆ Orthodoxie.com
(フランス語)Le roi Philippe de Belgique a participé au Dimanche de l'orthodoxie à Bruxelles ⋆ Orthodoxie.com
Participation à la célébration Pontificale « Dimanche de l’Orthodoxie » en la Cathédrale des Saints Archanges à Bruxelles. @orthobel célèbre en 2019 le 50ème anniversaire de la création de l’Archevêché Orthodoxe de Belgique.#BelgianRoyalPalace #MonarchieBe pic.twitter.com/1TmR3Ogh1q
— Belgian Royal Palace (@MonarchieBe) March 17, 2019
Dimanche de l’Orthodoxie à Bruxelles en présence du Roi de Belgique – Ο Βασιλεύς του Βελγίου Φίλιππος στον Μητροπολιτικό Ναό των Βρυξελλών – https://t.co/oFWZVKYuxV pic.twitter.com/BJEezJIXrQ
— ORTHODOXIE BENELUX (@orthobel) March 17, 2019
Le roi Philippe de Belgique a participé au Dimanche de l’orthodoxie à Bruxelles https://t.co/P4rtkjmiWG pic.twitter.com/WMe8ZVbJOV
— Orthodoxie.com (@Orthodoxie_com) March 18, 2019
Participation à la célébration… – Belgische Monarchie Monarchie belge Belgian Monarchy | Facebook
Orthodoxie – Hier, dimanche 17 mars, le roi Philippe de… | Facebook