ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下夫妻が、公共ラジオ局「ラジオ・ルーマニア」を訪問(2018年2月)

 ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)と夫のルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)は、公共ラジオ局「ラジオ・ルーマニア」を訪問したようです。

 1928年11月設立で、この時期は、昨年崩御したマルガレータ陛下の父/ルーマニア王ミハイ1世陛下の最初の統治期間内です。
 また今年の11月には(たぶん90周年ということで)ペレシュ城で催しが予定されている模様。

 

 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Vizită regală la Radio România | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

Majestatea Sa Margareta a vizitat Radio România – YouTube

 

ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下夫妻がルーマニア国立銀行(中央銀行)を訪問、総裁のムグル・イサレスク元首相が対応(2018年1月)

 ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)と夫のルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)は、ルーマニアの中央銀行であるルーマニア国立銀行を訪問したようです。

 同行総裁のムグル・イサレスク元首相(Mugur Isărescu)が応対した模様。

 

 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Vizită regală la Banca Națională a României | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

Vizita Majestății Sale Margareta la Banca Națională a României – YouTube

 

やや遅れた情報ですが、”元ルーマニア王子”ニコラエ・メドフォース=ミルズ氏が、妻とともにルーマニアへ移住することを考えているとのこと(2018年1月)

 ”元ルーマニア王子”のニコラエ・メドフォース=ミルズ氏(Nicolae Medforth-Millsニコラス・メドフォース=ミルズ氏 : Nicholas Medforth-Mills)は、アリナ夫人とともに、英国からルーマニアへ引っ越すことを考えているようです。春までにはイングランドでの問題(どういうものか不明)を解決し、ルーマニアのクルテア・デ・アルジェシュでの生活を始めたいとのこと。

 ルーマニア王政復古を目指すルーマニア王党派は、旧ルーマニア王ミハイ1世陛下崩御後もまだめげておらず、女系の孫ながらミハイ1世の孫世代での王位継承者としては、ニコラエ氏が唯一とみているようです(現在の王室法による継承順位では、(排除されている)ニコラエ氏の妹のエリサベタ・カリナ嬢が将来にルーマニア王位継承者となりますが、葬儀のとき聖堂で予備の椅子に座らせられていたので、誰も彼女を後継者だと本気で考えていないのでしょう)。

 ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)も、ニコラエ氏に極めて親密な態度をとっており、マルガレータ陛下の妹のルーマニア王女マリア殿下(Her Royal Highness Princess Maria of Romania)もまた、ニコラエ氏とうちとけているように見受けられます。

 

訃報(2018年1月9日):バイエルン王女シャルロッテ殿下、薨去(1931~2018)【クヴァット=ヴィクラート=イスニー公妃】【ジャコバイトのイングランド王女・フランス王女・スコットランド王女・アイルランド王女】

 2018年1月9日、クヴァット=ヴィクラート=イスニー公妃/バイエルン王女シャルロッテ殿下(Her Royal Highness Princess Charlotte of Bavaria, Princess of Quadt-Wykradt-Isny : シャーロッテ・フュルスティン・フォン・クヴァット・ツー・ヴィクラート・ウント・イスニーCharlotte Fürstin von Quadt zu Wykradt und Isnyシャーロッテ・プリンツェッシン・フォン・バイエルンCharlotte Prinzessin von Bayern)が薨去したようです。
 1931年5月30日生まれの86歳。

 現在のヴィッテルスバッハ家バイエルン王室当主/バイエルン公フランツ殿下の姉で、ジャコバイトは「イングランド王女・フランス王女・スコットランド王女・アイルランド王女」としていました。

 

訃報(2018年1月5日):パッペンハイム伯女ウルズラ殿下、薨去(1926~2018)パッペンハイム家地所所有者

 2018年1月5日、1960年の父パッペンハイム伯ルートヴィヒの薨去に伴ってパッペンハイム家の所領を継承していた、パッペンハイム伯女ウルズラ殿下(Her Illustrious Highness Countess Ursula of Pappenheim : ウルズラ・グレフィン・ツー・パッペンハイムUrsula Gräfin zu Pappenheim)が薨去したようです。
 1926年4月9日生まれの91歳。

 薨去に伴い、地所は娘のレッケ=フォルマーシュタイン伯爵女・パッペンハイム伯女・エグロフシュタイン伯爵子夫人イニガ(Countess Iniga of Recke-Volmerstein-Pappenheim : イニガ・グレフィン・フォン・デル・レッケ=フォルマーシュタイン=グレフィン・ツー・パッペンハイムIniga Gräfin von der Recke-Volmerstein-Gräfin zu Pappenheim)が継承するようです。

※パッペンハイム家当主およびパッペンハイム伯の地位は、1960年のルートヴィヒの薨去に伴って傍系の男子に継承されていることになりますが、地所というか所領というかは上記のように、ということです。

 

記事:
 (ドイツ語)Pappenheim: Eine Pappenheimer Ikone ist verstorben – Weißenburg – nordbayern.de
 (ドイツ語)Pappenheim trauert um Gräfin Ursula | Pappenheimer Skribent
 (ドイツ語)Pappenheim: Gräfin von Pappenheim gestorben
 (ドイツ語:死亡告知)Anzeige von Ursula Gräfin zu Pappenheim | miteinandertrauern.de – ursula-graefinzupappenheim#/trauerfall

 

※記事では、パッペンハイム家(パッペンハイマー)が消滅したかのような書き方ですが、傍系は宗派が違うせいか地元にいないせいか地所を持っていないためかスルーされていますね。また、傍系の男系男子も比較的若い世代が一人で未婚(1981年生まれのゲオルク殿下)のため、存続についてはやや危うい状況です。