英国王室のケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃殿下がまもなく出産か(2018年4月)

速報レベル:

 英国王室のケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃殿下(Catherine : Her Royal Highness The Duchess of Cambridge)が、産気づいて、英国/ロンドンのセント・メアリー病院(セント・メアリーズ病院 : St Mary’s Hospital)の産科「The Lindo Wing」へ運ばれたとの情報が出ています。

 

公式ツイート:
Kensington Palaceさんのツイート: "Her Royal Highness The Duchess of Cambridge was admitted to St. Mary’s Hospital, Paddington, London earlier this morning in the early stages of labour. The Duchess travelled by car from Kensington Palace to the Lindo Wing at St. Mary’s Hospital with The Duke of Cambridge."

 

スカイニュースライブ映像ツイート:
Sky Newsさんのツイート: "Watch live from the Lindo Wing: The Duchess of Cambridge is in labour #RoyalBaby https://t.co/Rld8yRMVjk"

 

こちらもライブ映像/
The Royal Family Channel:
LIVE: The Duchess of Cambridge has gone into labour – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CHbhYPL6iwY

 

関連:
 英国のセント・メアリー病院周辺に4月9日~4月30日の期間で駐車規制が出ている模様。ウィリアム王子殿下とキャサリン妃殿下の第三子出産に備える措置か?(2018年4月)

続報:
 誕生(2018年4月23日):ケンブリッジ公爵ウィリアム王子殿下とキャサリン妃殿下の第三子・次男となる王子

 

英国のウェールズ公チャールズ皇太子殿下を次の英連邦元首とすると英連邦行政府長会議【英連邦首脳会議:CHOGM 】で53ヶ国が合意した模様(2018年4月)

 英連邦行政府長会議(CHOGM : 英連邦首脳会議)の声明が発表されました。
 現在の元首である英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)の次の元首を、ウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)とする条文が含まれています。

 

 (英語:公式サイト)Commonwealth Heads of Government Meeting 2018 – Leaders' Statement | The Commonwealth

We recognise the role of The Queen in championing the Commonwealth and its peoples. The next Head of the Commonwealth shall​ be His Royal Highness Prince Charles, The Prince of Wales.

 (英語)Prince Charles to be next Commonwealth head – BBC News

 (英語)BREAKING: Prince Charles will become the next Head of the Commonwealth – Royal Central

 

 英連邦の元首は世襲ではないため、エリザベス2世陛下の次の元首をチャールズ皇太子殿下とするルールはありませんでしたが、この度、後継となることが決まりました。

スワジランド王ムスワティ3世陛下が、同国国名を「エスワティニ」(エスワティニ王国?)に変更したと宣言(2018年4月)

 2018年4月19日、スワジランド王ムスワティ3世陛下(His Majesty King Mswati III of Swaziland)は、同国の国名「スワジランド(Swaziland)」から「エスワティニ(eSwatini)」に変更したと宣言したようです。
 英国のBBC報道では、 the Kingdom of eSwatini と書いてあるので、「エスワティニ王国」との表記にしておきます(いろいろ疑問もないわけではありませんが)。

 

 (記事の掲載が終了しています)「スワジランド」から「エスワティニ」に国名変更 国王が宣言 | NHKニュース
掲載時URL:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180421/k10011412341000.html

ムスワティ3世は19日、イギリスからの独立50周年、さらには自身の誕生日を祝う記念式典で演説し、国名を「エスワティニ」に変更したと宣言しました。

「エスワティニ」は地元の言葉で「スワジ人の土地」という意味で、ムスワティ3世は集まった大勢の市民に対し、「アフリカの国々は、独立を勝ち取った際に、植民地化される前の国名に変更してきた。われわれも本来の国名に戻さなければならない」と述べました。

スワジランドを管轄する在南アフリカの日本大使館によりますと、今後、日本政府としてもスワジランドの国名変更を承認するための検討を始めるということです

 

 (英語)Swaziland king renames country 'the Kingdom of eSwatini' – BBC News

 

訃報(2018年4月17日):“サー”・ピーター・アンソン準男爵海軍少将、卒去(1924~2018)

 2018年4月17日、英国の連合王国準男爵、“サー”・ピーター・アンソン準男爵海軍少将(第7代準男爵 : Rear Admiral Sir Peter Anson, CB, DL, 7th Baronet)が卒去したようです。
 1924年7月31日生まれの93歳。
 爵位保有者も出しているアンソン家の一員です。

 卒去に伴い、長男のフィリップ・アンソン氏(Philip Anson)が第8代準男爵となっていると思われます。

 

 (英語)Sir Peter Anson dies aged 93 | News | Farnham Herald
 (英語)ANSON – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

アメリカの外交問題評議会(CFR)のブログに「ナイジェリアでは伝統的君主たちが実権を握っている」というようなタイトルの記事が掲載。主に「カノ首長ムハンマドゥ・サヌシ2世は影響力があるんですよ」という話で、外交官に殿下や他の伝統的君主らとの接触を勧める締め(2018年4月)

 アメリカ合衆国の外交問題評議会【CFR】のブログに、「ナイジェリアでは伝統的君主たちが実権を握っている」というようなタイトルの記事が掲載されています。

 

 (英語)Traditional Rulers Hold Real Power in Nigeria

 

 内容は、ナイジェリア中央銀行の元総裁でナイジェリア連邦共和国北部(シャリーア適用のイスラム教圏)第二の権威/カノ首長“アルハッジ”・ムハンマドゥ・サヌシ2世殿下(His Royal Highness Alhaji Muhammad Sanusi II, The Emir of Kano : サヌシ・ラミド・サヌシSanusi Lamido Sanusi)の影響力について語り、外交官らに殿下や他の伝統的君主らとの接触を勧めるものです。

 しかし、率直な話、殿下の影響力については、ナイジェリアの一般のニュースでも見ていればだいたいわかる内容です。

 

 ナイジェリア連邦共和国の伝統的君主(Traditional Rulers)については、英国のBBCの推計で2000人という数が以前に出ています。
 そして、州政府により認定されるものであるため、増減が生じます。
 けしからぬ話としては、州政府にワイロを送り、なんの背景もないのに君主になろうとする輩まで出ています(というかすでになってしまったという話が……)。
 君主にもランキングがあり、(おそらく)最上位が 1st Class (Ruler) などと記事には出るのですが、このランクになってもかなりの人数が存在し、ピンからキリというのが正直なところです。