スペイン王妃レティシア陛下が、英国王室のチャールズ皇太子殿下とともに、画家ホアキン・ソローリャ(1863~1923)のナショナル・ギャラリー(ロンドン)での展示会開始に臨席(2019年3月)

 スペイン王妃レティシア陛下(Queen Letizia : Her Majesty The Queen of Spain)は、英国王室【イギリス王室】のウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)とともに、ロンドンにあるナショナル・ギャラリー【国立美術館】での画家ホアキン・ソローリャ・イ・バスティダJoaquín Sorolla y Bastidaホアキン・ソロージャ)の展示会開始に臨席したようです。

 英国でのホアキン・ソローリャの大規模な展示会は初めてだということです。

 

casarealtv(スペイン王室公式チャンネル):
Doña Letizia inaugura junto al Príncipe de Gales la exposición del pintor español Joaquín Sorolla – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mm8a-tJYUYo

 

 (スペイン語:スペイン王室公式サイト)Inicio – Actividades y Agenda – Inauguración de la Exposición “Sorolla: Spanish Master of Light”

 

Casa de S.M. el Reyさんのツイート: "La Reina, en Londres para inaugurar la primera gran exposición en el Reino Unido del pintor español, Joaquín Sorolla. https://t.co/nPz0g8nsas… https://t.co/eWUgalaZOY"

 

Casa de S.M. el Reyさんのツイート: "La Reina inaugura, junto al Príncipe de Gales, la exposición “Sorolla: Spanish Master of Light” en la National Gallery de Londres. https://t.co/sIVrdLTqG9… https://t.co/obflKbrE5B"

 

Casa de S.M. el Reyさんのツイート: "Fin de la inauguración de la Exposición “Sorolla: Spanish Master of Light” https://t.co/nPz0g8nsas… "

 

Clarence Houseさんのツイート: "Tonight The Prince of Wales and Queen Letizia of Spain toured @NationalGallery’s new exibition: ‘#Sorolla: Spanish Master of Light.’ It is the first major Sorolla exhibition in the UK for over a century and includes portraits and scenes of Spanish life.… https://t.co/KbyMl6hMTm"

 

National Galleryさんのツイート: "We are delighted to welcome The Prince of Wales, Patron of the National Gallery, and Her Majesty Queen Letizia of Spain to the opening of #Sorolla: Spanish Master of Light.… https://t.co/qi3WXqwqpR"

 

皇太子(徳仁親王)殿下即位後の秋篠宮(文仁親王)殿下の(日本語の)呼称は「秋篠宮皇嗣殿下(あきしののみやこうしでんか)」となる模様(2019年3月)一般報道では「秋篠宮さま」「皇嗣さま」「秋篠宮皇嗣さま」のどれになるのか。あと英語はどうするんです??

 2019年3月11日、宮内庁は皇太子(徳仁親王)殿下即位後の秋篠宮殿下(文仁親王 : ふみひと : Prince Fumihito : His Imperial Highness The Prince Akishino)の呼称は「秋篠宮皇嗣殿下(あきしののみや こうし でんか)」となると発表したようです。

 

 正式呼称は「秋篠宮皇嗣殿下」=宮内庁:時事ドットコム

皇位継承順位1位の皇嗣であると同時に、秋篠宮家の当主でもあることを明確にするため

ご夫妻での呼称は「秋篠宮皇嗣同妃両殿下」、紀子さま単独の場合は「秋篠宮皇嗣妃殿下」とし、場合によっては「秋篠宮殿下」や「皇嗣殿下」なども使う

お子さま3人の呼び方も変わらない

 

 秋篠宮さまの新呼称「秋篠宮皇嗣殿下」に | NHKニュース

 

 とりあえず秋篠宮家が消滅したりしないことなどはわかって、それはそれでよいのですが、報道関係者は「秋篠宮さま」のままか「皇嗣さま」にするか「秋篠宮皇嗣さま」にするか考えねばならず、これだから宮内庁はとあきれているのではないでしょうか。
 「秋篠宮さま」にすれば「皇嗣になったということをないがしろにしている!」といわれ、「皇嗣さま」にすれば「誰?」といわれ、「秋篠宮皇嗣さま」にすれば「長い!」といわれるでしょう。報道というものもつらいものです
 結果いつも通りの横並びで同じ呼称になるかどうかも注目といえば注目ですが、こんなことを注目しないといけないのも、なんだかなあという気がします。

 

 そして英語ではどうなるのか。
 そもそも皇室成員の英語での表記は、日本語と厳密に一対一になるように考えられているとも思えない状態なのですが、英語では「皇嗣」は、通常「皇太子」を示す「クラウン・プリンス(Crown Prince)」になると発表されています。

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皇嗣殿下 Koshi Denka, His Imperial Highness the Crown Prince

 今回の決定を受けて、これが英語にも反映されるとすると、「His Imperial Highness the Crown Prince, Prince Akishino」などと追記することになるかもしれませんが、追記するかどうかはわかりません。
 しかし追記しない場合、例えば眞子内親王殿下の英語表記は「Her Imperial Highness Princess Mako of Akishino」なので、「Akishino ? What’s ?」という疑問に説明をせねばならなくなるでしょう。

 老婆心ながら、秋篠宮家が存続するのはそれはそれとして、名称としては使わないほうがすっきりして世界中がわかりやすくなったと思います。

 しかし、秋篠宮家存続を前面に出すことになんらかの意味合いがあるとすれば(推測できるその理由については述べませんが)、この決定もしょうがないのかもしれません。

 

天皇(明仁)陛下退位後の英語表記の称号が決まっていた模様:上皇【エンペラー・エメリトゥス(Emperor Emeritus)】、上皇后【エンプレス・エメリタ(Empress Emerita)】、皇嗣【クラウン・プリンス(Crown Prince)】(2019年2月)

 昨年秋頃からこの分野のほとんど情報をチェックしていなかったせいか見逃していましたが、天皇陛下(明仁あきひと : Emperor Akihito : His Majesty【His Imperial Majesty】 The Emperor)退位後の英語表記の称号が決まっていたようです。

 

 ご称号とお代替わりの基本用語(日本語・英語) – 公表事項 – 宮内庁
※リンクされているPDFファイルより

上皇陛下 Joko Heika, His Majesty the Emperor Emeritus
上皇后陛下 Jokogo Heika, Her Majesty the Empress Emerita
皇嗣殿下 Koshi Denka, His Imperial Highness the Crown Prince
皇嗣妃殿下 Koshihi Denka, Her Imperial Highness the Crown Princess

 

 つまり、
 上皇 = Emperor Emeritus(エンペラー・エメリトゥス)
 上皇后 = Empress Emerita(エンプレス・エメリタ)
 皇嗣 = Crown Prince(クラウン・プリンス)
 皇嗣妃 = Crown Princess(クラウン・プリンセス)
 ということになるようです。

 上皇をエンペラー・エメリトゥスにしたのは、ローマ・カトリック教会のベネディクト16世聖下(His Holiness Pope Emeritus Benedict XVI)が、辞任後の称号を Pope Emeritus (ポープ・エメリトゥス)にしたのを思い出させます。もっとも、カトリックでは、前職者の称号をエメリトゥス付きのものにするのは普通のことで、他教会にも例はあります。

 上皇后をエンプレス・エメリタにしたのは、うーん、これはどうなんでしょう。この Emerita というのは、要するに Emeritus の女性形なのですが、英語圏でもこの単語を見たことがある人はいるのだろうかというくらい見なさそうな単語のような気がします。つまり Empress Emerita と書いてあると、エメリタという名前の女帝か皇妃に見えるのではないかと。もっとも、現在地上に Empress を称する人間はそんなにはいませんので、そこまで気にすることはありませんが……。

 なお、上皇・上皇后ともに、固い場では上記の単語が用いられるでしょうが、あまりしっかり書かない報道などでは、「former Emperor(前天皇)」「former Empress(前皇后)」とあっさり書かれることも多々あるでしょう。

 そして秋篠宮・同妃両殿下が称号とすることになる皇嗣・皇嗣妃ですが、英語表記では皇太子・皇太子妃と同じく Crown Prince / Crown Princess になるようです(ほかになかったとも思いますが)。
 称号についてはともかく、これに関連して思うのは、秋篠宮家はどうなるのかということです。自然消滅、ということになるんでしょうか。
 眞子内親王殿下(まこ : Her Imperial Highness Princess Mako of Akishino)、佳子内親王殿下(かこ : Her Imperial Highness Princess Kako of Akishino)、悠仁親王殿下(ひさひと : His Imperial Highness Prince Hisahito of Akishino)は、日本語表記では別に秋篠宮を必要としませんが、英語の称号付き表記では Princess Mako of Akishino のようになっていますので、これが削られるかもしれません。

 

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デンマーク皇太子フレデリク殿下夫妻が、英国王室のチャールズ皇太子殿下の70歳誕生日式典などに臨席の予定(2018年11月)

 デンマーク皇太子フレデリク殿下(モンペザ伯爵 : Frederik : His Royal Highness The Crown Prince of Denmark, Count of Monpezat)とデンマーク皇太子妃メアリー殿下(モンペザ伯爵夫人 : Mary : Her Royal Highness The Crown Princess of Denmark, Countess of Monpezat)は、2018年11月14日の英国王室【イギリス王室】のウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)の70歳誕生日式典などに臨席予定とのこと。

 

 (デンマーク語:デンマーク王室公式サイト)Kronprinsparret deltager i reception og middag i anledning af HRH The Prince of Wales' 70-års fødselsdag | Kongehuset

 

英国王室/チャールズ皇太子殿下夫妻の、ガーナ共和国訪問始まる(2018年11月)

 2018年11月2日、英国王室【イギリス王室】のウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)とコーンウォール公爵夫人カミラ妃殿下(Camilla : Her Royal Highness The Duchess of Cornwall)によるガーナ共和国訪問が始まりました。

 

GhanaWeb TV:
Prince Charles and Duchess of Cornwall arrive in Ghana – YouTube