訃報(2018年8月21日):英国の一代貴族(クロスベンチ)/マッカイ・オブ・ドルマドゥーン男爵ドナルド・マッカイ閣下、卒去(1946~2018)

 2018年8月21日、英国の一代貴族(クロスベンチ)のマッカイ・オブ・ドルマドゥーン男爵ドナルド・マッカイ閣下(Donald Mackay, Baron Mackay of Drumadoon : The Right Honourable The Lord Mackay of Drumadoon, PC, QC : マッカイ・オブ・ドルマドゥーン卿)が卒去した模様。
 1946年1月30日生まれの72歳。

 1995年に一代貴族のマッカイ・オブ・ドルマドゥーン男爵に叙爵。

 スコットランド法務総裁や、最高裁判所判事などを歴任した模様。

 

 (英語)Obituary: Donald Sage Mackay, Former Lord Advocate and judge of the Supreme Courts | HeraldScotland

 (英語)Peerage News: Baron Mackay of Drumadoon, PC, QC 1946-2018

 

訃報(2018年8月12日):英国のコールリッジ男爵夫人パメラ・コールリッジ閣下が卒去(?~2018)

 2018年8月12日、英国のコールリッジ男爵夫人パメラ・コールリッジ閣下(Pamela Coleridge : The Baroness Coleridge : Lady Coleridge)が卒去した模様です。
 1977年に、第5代コールリッジ男爵ウィリアム・コールリッジ閣下の二度目の結婚の相手となったようです。

 

 (英語)Peerage News: Baroness Coleridge (died 2018)

※上記記事に生年の情報がありませんが、手元の Debrett にも記載されていないので、わかりません。

 

 コールリッジ男爵家は、詩人のサミュエル・テイラー・コールリッジと同族です。

 

関連:
 結婚(2020年9月15日):英国の第5代コールリッジ男爵ウィリアム・コールリッジ閣下(83歳:すでに2回結婚)と元エクスマス子爵夫人ローズマリー(78歳:すでに2回結婚)が結婚した模様

 

68歳(2018年8月15日):英国王室のプリンセス・ロイヤル(アン王女)殿下が68歳に

 2018年8月15日、英国王室のプリンセス・ロイヤル殿下(Her Royal Highness The Princess Royal : アン王女 : Princess Anne)は68歳を迎えました。

 

The Royal Family Channel:
Princess Anne turns 68: A look back at her busy year! – YouTube

 

30歳(2018年8月8日):英国王室のベアトリス王女殿下が30歳に

 2018年8月8日、英国王室のヨーク公爵家ベアトリス王女殿下(Her Royal Highness Princess Beatrice of York)が30歳を迎えました。

 ヨーク公爵アンドルー王子殿下(Prince Andrew : His Royal Highness The Duke of York)の長女で、英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)の孫。
 現在の英国王位継承順位は第8位となっています。

 

The Royal Family Channel:
Princess Beatrice's 30th birthday: A look at her most memorable moments – YouTube

 

 (英語)Happy Birthday Beatrice: 30 facts about Princess Beatrice of York – Royal Central

 

英国女王エリザベス2世陛下が、結婚に伴いハリー王子【ウェールズ公家ヘンリー王子殿下】に叙爵。サセックス公爵、ダンバートン伯爵、キルキール男爵(2018年5月)

 結婚に伴い、英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)は、英国王室のハリー王子(Prince Harry : ウェールズ公家ヘンリー王子殿下 : His Royal Highness Prince Henry of Wales)を、サセックス公爵(Duke of Sussex)、ダンバートン伯爵(Earl of Dumbarton)、キルキール男爵(Baron Kilkeel)、に叙爵しました。

 サセックス公爵についてはかなり前から取り沙汰されていたものです。

 

 (英語:英国王室公式サイト)Prince Harry and Ms. Meghan Markle: Announcement of Titles | The Royal Family

The Royal Familyさんのツイート: "Prince Harry and Ms. Meghan Markle: Titles Announcement #RoyalWedding https://t.co/wyl0J7eW0g"

 

 これに伴い、ハリー王子はサセックス公爵殿下(His Royal Highness The Duke of Sussex)、メーガン・マークルは(もちろん本日の婚姻成立後に)サセックス公爵夫人殿下(Her Royal Highness The Duchess of Sussex)と表記されることになります。
 しかし、メディアなどで一般的にどう表記されるかは(“プリンス・ハリー”表記の知名度やメーガン・マークル本人の知名度などあり)わかりません。

 将来的に二人の間に子供が生まれた場合、その子供たちは、現段階では1917年の勅令が定めている王子・王女の称号を帯びる範囲に含まれていません(チャールズ皇太子殿下が即位すれば含まれますが)。
 その場合、事前にエリザベス2世陛下より二人の子供を王子・王女とする勅令が出れば、サセックス公爵家(名前)王子or王女殿下(His/Her Royal Highness Prince/ss NAME of Sussex)となりますが、もし勅令が出ない場合、長男はハリー王子の二つ目の高さの爵位であるダンバートン伯爵を儀礼称号として用い、長男以外の子供は、男子は卿【ロード:Lord】、女子は令嬢【レディー:Lady】を用いることになります。