2018年10月27日「ANJINサミット」(横須賀)で、徳川宗家第18代当主の 徳川恒孝 氏、松平定知 氏らがトークショーとのこと(2018年9月)

 神奈川県横須賀市・大分県臼杵市・静岡県伊東市・長崎県平戸市の4市が、「三浦按針の功績顕彰や各市の魅力発信、大河ドラマ化に向けた署名活動」を展開しているそうなのですが、

 

オンライン署名もできるそうです:
 按針と家康を大河ドラマに!署名活動をスタートしました!|横須賀市

 

 2018年10月27日、4市の連絡協議会による「ANJINサミット」が横須賀でおこなわれ、「その時歴史が動いた」と題してトークショーをおこなうそうです。

 按針活躍「その時歴史が動いた」 ANJINサミットで識者登壇 | 横須賀 | タウンニュース

 徳川宗家第18代当主徳川恒孝氏(とくがわ つねなり)、
 松平定知氏(まつだいら さだとも)、
 浄土真宗本願寺派(西本願寺)涛江山 浄土寺 の逸見道郎住職(いつみ みちお)、
 のお三方の登壇予定とのこと。

※松平定知氏は久松松平氏分家の子孫だそうですが、細かい系譜は知りません。
※浄土寺というのは全国にたくさんありますが、ここの浄土寺は三浦按針の菩提寺だそうです。

 

リンク先は Googleドライブ で、広報誌面のPDFファイルのようです。お三方の小さな写真も掲載されています:
青い目の侍 三浦按針さんのツイート: "按針ゆかりの4市による「ANJINサミット」は、今年は10月27日(土)横須賀市開催です。広報よこすか9月号1面に載っています。入場無料で事前申込をすればどなたも参加できます。お申込みは9月11日~10月10日までに横須賀市コールセンターに電話かFAXで。https://t.co/L1RtIM6v02 #ANJINサミット"

 

関連:
 三浦按針の業績を紹介「第5回 ANJINサミット」(横須賀)に、徳川宗家第18代当主 徳川恒孝 氏、松平定知 氏らが登壇(2018年10月)

 

「江戸まちたいとう芸楽祭」実行委員会が八ヶ国の駐日大使らを屋形船に招いてPRしたそうですが、徳川宗家継嗣の 徳川家広 氏が同行したとのこと(2018年9月)

 2018年9月3日、東京都台東区で開催中の「江戸まちたいとう芸楽祭」実行委員会が、八ヶ国(アルゼンチン共和国、オーストラリア連邦、オーストリア共和国、ドイツ連邦共和国、エルサルバドル共和国、スリランカ民主社会主義共和国、タイ王国、マレーシア)の駐日大使らを屋形船に招いて舟遊び企画を体験してもらったそうですが、徳川宗家継嗣の徳川家広氏(とくがわ いえひろ)が同行したとのことです。

 

 江戸まち たいとう芸楽祭PRイベントとして、「隅田川 大江戸浮舞台」を実施しました 台東区ホームページ

総勢8ヶ国14名の駐日大使ほか、徳川家広氏が、屋形船で江戸の情緒あふれる粋な舟遊びを体験!

各国の駐日大使のほか、徳川宗家十八代当主ご長男・徳川家広氏をお招きし、PRイベントを実施しました。

↑ の記事へのリンク:
江戸まち たいとう芸楽祭さんのツイート: "【おしらせ】 昨日9月3日には、芸楽祭PRイベントとして、「隅田川 大江戸浮舞台」を実施。 総勢8ヶ国14名の駐日大使ほか、徳川家広氏に、屋形船で江戸の情緒あふれる粋な舟遊びを体験していただきました! https://t.co/1usYxS58KU"

 

 東京新聞:8カ国大使ら 屋形船楽しむ 「芸楽祭」の企画 先行体験:東京(TOKYO Web)

 徳川宗家十八代当主の長男徳川家広さんや、服部征夫区長も同行してあいさつした。

 

「江戸まちたいとう芸楽祭」公式サイト:
 江戸まち たいとう芸楽祭

 

 なお、各大使が公式サイトやソーシャルメディアでなにかこの体験を発信してくれているか確認しましたが、残念ながらそのようなものは一件も見当たりませんでした。
 台風や地震の話が多かったこともありますが……。

 PRになったかどうかは、台東区の方々に判断していただきましょう。

 

冷泉家第23代当主 冷泉為臣(1944年戦死) が翻刻を手掛けていた「俊頼髄脳」の「定家本」(藤原定家らが書写)が出版される模様(2018年9月)

 藤原定家写本の歌学書翻刻出版へ 冷泉家時雨亭文庫が発表 : 京都新聞

 

 「俊頼髄脳」というのは、歌人であった源俊頼みなもと の としより)が、鳥羽天皇(当時上皇)の皇后だった高陽院藤原泰子に献上した作歌のための文書のようです。
 「俊頼口伝」「俊秘抄」という別名もある模様。

 藤原泰子は、関白藤原忠実の娘。

 この「俊頼髄脳」の最古の写本が、有名な藤原定家らによるものらしいのですが(「定家本」と記事にありますが、それは別の有名なものと混同するのでは……)、それの翻刻(出版できるように原稿を準備したということだと思います)を手掛けていたのが、1944年に中国で戦死した冷泉家第23代当主の冷泉為臣(れいぜい ためおみ)で、戦死のため「定家本」もどこにいったかわからなくなっていたようです(2005年発見……)。
 冷泉家は藤原定家の子孫の系統です。

 また、江戸時代の冷泉家第14代当主冷泉為久が「為久本」と呼ばれるものを出しているようです(写本??)。

 今回、冷泉為臣が生前に完成近くまで進めていたものを、学者らがチェックして仕上げたということになりそうです。

 冷泉為臣は父の冷泉家第22代当主冷泉為系伯爵に先立って亡くなっており、また父も隠居していたという情報もないので、「当主」であった時期はないのかと思います(数え方の問題)。
 ただ、上記の記事によれば、同家の典籍公開のために時雨亭文庫の一巻目の刊行を主導したのが為臣のようです。

 

追記:
 リンクをひとつ追加しておきます。

 「俊頼髄脳」の翻刻本出版 冷泉家23代当主・為臣氏の遺稿が76年ぶりに日の目(1/2ページ) – 産経WEST

 

来月【2018年9月】故・秩父宮妃(勢津子)殿下記念事業。会津松平家第14代当主 松平保久 氏らが特別協力。9月28日映写会では妃殿下の甥 松平恒忠 氏が講話(2018年8月)

 来月【2018年9月1日】から、故・(秩父宮妃)雍仁親王妃勢津子殿下(せつこSetsuko : Her Imperial Highness The Princess Chichibu)の生誕百十周年、成婚九十周年の記念事業が会津若松市で始まるようです。

 

 9月から秩父宮妃勢津子さま記念事業 | 県内ニュース | 福島民報

 

 妃殿下の父は、宮内大臣や参議院議長を務めた松平恒雄氏(まつだいら つねお)で、祖父は会津藩藩主の松平容保まつだいら かたもり)です。

 特別写真展や、インタビューなどを放映する特別映写会が予定され、会津松平家第14代当主松平保久氏(まつだいら もりひさ)、妃殿下の甥の松平恒忠氏らが特別協力。

 写真展は9月26日まで。

 映写会は9月28日、恒忠氏の講話があるようです。

 詳細は上記記事及び、記載の申し込み先・問い合わせ先などへ。

 

会津松平家第14代当主 松平保久 氏がシンポジウムで講演、歴代藩主墓前祭には長男の 松平親保 氏も(2018年5月)

 当主ら3人鼎談 若松で戊辰戦争150周年記念講演・シンポ | 県内ニュース | 福島民報
 会津藩歴代藩主しのぶ 松平家墓所拝殿で「お花まつり」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

 

 2018年5月4日、会津松平家第14代当主松平保久まつだいら もりひさ)氏は、会津若松市文化センターでおこなわれた会津松平家奉賛会の戊辰戦争150周年記念講演・シンポジウム「それからの会津」にて、講演をおこなったようです。

 また、同日に、会津藩主松平家墓所【院内御廟】拝殿にて、会津藩歴代藩主の霊を慰める墓前祭「お花まつり」がおこなわれ、保久氏の長男松平親保まつだいら ちかもり)氏も参列したとのことです。