英国のチャールズ皇太子殿下が、キリスト教/アテネ大主教イエロニモス2世座下を訪問(2018年5月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 2018年5月10日、ギリシャ共和国滞在中の英国【イギリス】のウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)は、キリスト教/東方正教会/ギリシャ正教会首座/アテネ・全ギリシャ大主教イエロニモス2世座下(His Beatitude Hieronymos II, Archbishop of Athens and All Greece and Primate of the Autocephalous Orthodox Church of Greece)を訪問しました。
 大主教庁の中へはテスピエス主教シメオン座下(His Grace Bishop Simeon of Thespies)が案内した模様。

 

冒頭部分/
The Royal Family Channel:
Prince Charles and Camilla visit Athens on three-day Greece tour – YouTube

 

 (ギリシャ語:ギリシャ正教会公式サイト)H ΕΚΚΛΗΣΙΑ ΤΗΣ ΕΛΛΑΔΟΣ : Ιερά Σύνοδος Εκκλησίας Ελλάδος – Ιεραρχία

 (ギリシャ語)Η συνάντηση του πρίγκιπα Καρόλου με τον Ιερώνυμο -Θερμά λόγια για την «Αποστολή» και δώρα [εικόνες] | iefimerida.gr

 (英語:ルーマニア正教会通信)Prince Charles meets with Archbishop of Athens, speaks about Romania's monasteries – Basilica.ro
 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)Prințul Charles a vorbit despre mănăstirile din România la întâlnirea cu Arhiepiscopul Ieronim al Atenei – Basilica.ro

 

Clarence Houseさんのツイート: "The Prince of Wales is meeting with His Beatitude Archbishop Ieronymos II of Athens and All Greece this morning on the second day of #RoyalVisitGreece.… https://t.co/FMMFYB4OZi"

 

Συνάντηση Αρχιεπισκόπου με τον Πρίγκιπα… – Ιερά Σύνοδος της Εκκλησίας της Ελλάδος – Ecclesia.gr | Facebook

 

 チャールズ皇太子殿下は、(旧)ギリシャ王室の男系男子です。

 

セルビアの旧ユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下が、キリスト教/セルビア正教会の聖シノドのメンバーと晩餐会(2018年5月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 2018年5月3日、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラヴィア王室当主/ユーゴスラヴィア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)は、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の聖シノドのメンバーを晩餐会に招きました。

 キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)や、同教会に属するマケドニア旧ユーゴスラビア共和国の正教オフリド大主教庁のオフリド大主教ヨヴァン6世座下(His Beatitude Archbishop Jovan VI of Ohrid)らが参列したようです。

 

 (英語::セルビア王室公式サイト)CROWN PRINCE ALEXANDER HOSTED PATRIARCH AND HOLY SYNOD AT THE TRADITIONAL DINNER IN WHITE PALACE | The Royal Family of Serbia

 (マケドニア語:正教オフリド大主教庁公式サイト)Православна Охридска Архиепископија » Вести

 

Његово Краљевско Височанство… – Александар Карађорђевић | Facebook

 

ロシア皇帝ニコライ2世らがエカテリンブルクに移されて100年、行進がおこなわれる。キリスト教/ロシア正教会/エカテリンブルク府主教キリル座下が礼拝(2018年4月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 1918年4月30日、ソビエト・ロシア共和国(当時の名)によって、ロシア皇帝ニコライ2世陛下(Nicholas II : His Imperial Majesty The Emperor and Autocrat of All the Russias : ニコライ・アレクサンドロヴィチ・ロマノフNicholas Alexandrovich Romanov)、ロシア皇妃アレクサンドラ・フョードロヴナ陛下(Alexandra Feodorovna : Her Imperial Majesty The Empress of All the Russias : ヘッセン大公女アリックス : Princess Alix of Hesse and by Rhine : アレクサンドラ・フョードロヴナ・ロマノヴァAlexandra Feodorovna Romanova)、ロシア大公女マリヤ・ニコラエヴナ殿下(Her Imperial Highness Grand Duchess Maria Nikolaevna of Russia : マリヤ・ニコラエヴナ・ロマノヴァMaria Nikolaevna Romanova)の三人が、トボリスクからエカテリンブルクに移されました。

 2018年4月30日、その100周年の行進がおこなわれました。
 一家はいずれもキリスト教/東方正教会/ロシア正教会及び在外ロシア正教会から列聖されています。

 キリスト教/東方正教会/ロシア正教会のエカテリンブルク・ヴェルホトゥリエ府主教キリル座下(His Eminence Metropolitan Kirill of Yekaterinburg and Verkhoturye)が礼拝を執り行いました。

 

tvsoyuz:
Память о прибытии в Екатеринбург святых Царственных страстотерпцев почтили крестным шествием и архие – YouTube

 

 (英語)Procession Marks 100th Anniversary of Nicholas II’s Arrival in Ekaterinburg | Royal Russia News
 (英語)1,500+ process in Ekaterinburg for 100th anniversary of arrival of Royal Martyrs / OrthoChristian.Com

 (ロシア語:エカテリンブルク教区公式サイト)Свыше полутора тысяч человек прошествовали малым крестным ходом в день 100-летия прибытия государя в Екатеринбург
 (ロシア語:エカテリンブルク教区公式サイト)«Сегодняшний день – день особого нашего внутреннего покаяния»: молитвенное шествие прошло по Екатеринбургскому Пути Скорби
 (ロシア語:エカテリンブルク教区公式サイト)В день столетия прибытия Царской семьи в Екатеринбург в Храме-на-Крови совершена архиерейская Божественная литургия
 (ロシア語:エカテリンブルク教区公式サイト)Митрополит Кирилл: «Там, где Голгофа, там и Воскресение»

 

Vanity Fair(英語)記事:“There’s Nothing Wrong with Falling from Grace”(2018年)君主政復活・王室支持の話と、エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下とニコライ・トルストイ伯爵子の話題など

 (英語)“There’s Nothing Wrong with Falling from Grace”: The Global Network of Monarchists Helping Deposed Kings and Queens | Vanity Fair
 (英語:上記からニコライ・トルストイ伯爵子に関する部分の一部を抜き出したもの)Count Nikolai Tolstoy on Russian Monarchy and the Romanovs | Royal Russia News

 

 冒頭は、ルーマニア王女マルガレータ殿下(当時)から連絡を受けた人物の話、君主政復活・王室支持の話と、エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下(His Imperial Highness Prince Ermias Sahle-Selassie)とニコライ・トルストイ伯爵子(Count Nikolai Tolstoy)の話題などが中心となっています。

 

 エルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下は故エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下の孫ですが、一般的にエチオピア帝室の当主とされていません。
 しかし、この記事のように、帝室の代表者として活動しているとみる立場もあるようです。

 

 ニコライ・トルストイ伯爵子の話の一部には、“Pretender【プリテンダー】”という用語に関するものがあります。
 いうまでもなくこの言葉は中立的ではないものですが、Wikipedia英語版のせいか、この言葉が使用されるケースが多い気します(上記の記事すらそうなのですが)。
 そのもっともアホらしい例は、リトアニアの王位継承者を称して活動を始めたウラッハ公子イニゴ閣下(His Serene Highness Prince Inigo of Urach)のものらしきサイト(すぐに更新止まりましたけれど)に、イニゴ閣下をリトアニア王位の“legitimate pretender”とする表記があったことです。もちろんこれは、イニゴ閣下を正当な王位継承者と表現したかったのでしょうが、pretenderに「不当」である意味がありlegitimateに「正当」である意味があることを考慮すれば、ギャグのような言葉の並びです。
 中立的というかなんと表現すればいいのかわかりませんが、“Claimant【クレイマント】”という用語がありますが、一般的の人にはなじみがなく、また、正直これが本当に中立な用語なのか首をかしげるときもあります。日本語で“王位請求者”と(訳して)書いている例がありますが……コメントは避けます
 伯爵子は“Heir【エア】”を使っているようですが、当方でも「(王位)継承者」などこの用語を意識して書いています。この用語が実は一番便利です。曖昧さを許容するという意味でも。pretenderはそもそも本人が称していないのにこう書くのは名誉棄損みたいなものですし、claimantも本人が称していない場合はどうなのか、よくわからない部分があります。

 

シベリアのトボリスクに、ロシア皇帝ニコライ2世陛下一家の博物館がオープンした模様(2018年4月)

 ロシア連邦シベリアのトボリスクに、ロシア革命で処刑されたロシア皇帝ニコライ2世陛下(Nicholas II : His Imperial Majesty The Emperor and Autocrat of All the Russias : ニコライ・アレクサンドロヴィチ・ロマノフNicholas Alexandrovich Romanov)一家の博物館がオープンしたようです。

 

Россия 24:
Отправной точкой "Императорского маршрута" станет музей семьи Николая II в Тобольске – Россия 24 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Y-z-g_l0a14

 

 (英語)Museum of the Family of Emperor Nicholas II Opens in Tobolsk | Royal Russia News

 

※キリスト教/東方正教会/ロシア正教会および在外ロシア正教会により、一家は全員が列聖されています。
在外ロシア正教会は「致命者(Martyrs)」、ロシア正教会は「受難を耐える者(Passion-Bearers)」としています。